とりあえず南国年末旅④～雨天大奔走～ 25.1/3
この日は短絡的南国旅の第４日目。
いつの間にやら長期のつもりの挑戦もあと2日ということでサドンデスですが、
この日は前日以上にきっぱりわかりやすい大雨予報。
ハードな登山はホンキで遭難のリスクがありそうな状況だったので
泣く泣く諦めることにして、割と安パイなコースから、ちょっと脇道に逸れての
少しだけムチャなコースを攻めてみるというプランにしたんですが
想定以上の悪天候＋実にめんどくさいオマケにポッキリ心折れまくって
かなり早めの撤退から、めちゃくちゃサプライズな出会いはいくつかありは
したものの、なんだか中途半端な動き方になってみたり(T"T)
それじゃァ悔しい、ということで夜は潮が引く時間帯を狙って大移動して
なんとか風下になるエリアで長時間歩きまわって
昼間の不完全燃焼を少しだけリカバリーする、という不思議な展開となったのでした(笑
| ＜１＞西表島各所 |
というわけで、まず最初にやって来たとこでは、水辺に落ちているオオハマボウの花(左)や
道端に咲いているテリハノギク(右)をちょこちょこと堪能♪
そこから、お約束な感じで河川を遡るコースに挑戦することにして、
オヒルギ(左)やらリュウキュウマツ(右)やらを見ながらのんびりと船に揺られてみたり。
そこからしばらく薄暗い山道を歩きますが、これがびっくりするくらいなにもない。
花芽をつけたナガバイナモリ(左)があったのと、滝の近くまでやってきて
オオシラタマホシクサの葉(右)があったくらいで…
でもそこらでウロウロすると、テリハノギク(左)はパラパラとご登場。
そのあたりのリュウキュウツワブキ(右)は花芽の株ばかりで、
やっぱり今年はかなり季節感が遅いんだなぁと思ってみたり。
可愛い穂をつけているヒナヨシ(左)なんかを見た後で、思い切って
ちょっとハードなコースに挑戦することにして汗だくで山を登っていくと
アリモリソウ(右)はいくつか可愛く咲いている株が見つかります。
ちょいとがっしりした感じのエビネ類(左)もありました。これはどの種類だろ？
とか思っていると、なんかえらく艶やかな葉(右)が出てきてビックリ！
これはもしや憧れのキバナシュスラン？などと興奮したのですが…
よく見ると花の終わった花穂があって、そこを見ると全然違う雰囲気。
葉の広さとかからしてカゴメランではなさそうなので、これがナンバンカゴメラン？
と想ったりもしましたが、あとで調べるとイマイチ雰囲気違うよなぁ。
さらに登っていくと、トクサラン(左)もいい感じに咲いている株があったので
花のアップ(右)もきっちり撮ってみたり。出会いは多いけど、見れると撮っちゃいますな。
さらに登っていくと、ツワブキ(左)が咲き並んでいる場所があったり、
花芽をつけたオキナワテイショウソウ(右)があったりもしましたが
そうこうするうちに時間的に怪しくなってきたので引き返すことに。
すると道中でトクサラン(左)やら、ナンバンカゴメラン？(右)やらを再度見れましたが、
なんか違和感あるなぁと思ったら、ヒップウェダーに大量のサキシマヤマビルがへばりついてて
その後は必死にヤマビルを取り除きながらの下山となって精神的にもヘロヘロ。
雨のおかげであちこちずぶ濡れだから分かりやすく寒いし、なんか修行みたいやな(+"+)
さすがにへばったので、宿の近くまで戻って気になるエリアを歩いてみると、
枝にぶら下がっているミカドアゲハ(右)がいて、ちょっとつついてみると
地面に降りてパカッと翅表も見せてくれたりしたのでした♪
ちょっと面白かったのは、そのエリアには野良パイナップルがあったこと。
まだ若い実を見ると、なんだか違和感がエグイですね(笑
さて、少し早めに宿に戻って宿の回りに植栽されているナリヤラン(左)を見たり
していると、おかみさんに超大珍品のカザリシダ(右)も見せていただいたり♪
せっかくなので周辺をウロウロしてみると、アメリカハマグルマ(左)があったり、
なんかよくわからん帰化植物？(右)があったりしました。
ハブカズラ(左)もありましたし、カッコウアザミ(右)なんかもありましたが、
それ以上の成果はなさそうだったので、ふと思いついて一番風の強そうな海岸に移動。
すると、一角だけでしたが、予想通りにカツオノエボシが
大量漂着しているエリアがあってちょいとばかり大興奮♪
じっくり探すと、カツオノエボシ(左)、カツオノカンムリ(右)ともいくつもありましたが
想定外だったのは、ものすごい強風に加えて雨が降ってきたので
カメラが支えてられない感じで、マジで全然撮影にならないんです。こりゃ厳しいなぁ、
と思ったあたりから、それをフラグにするようなビックサプライズがいきなり到来♪