とりあえず南国年末旅A〜雨天大迷走〜 25.1/1
  
<2>石垣島各所 続き

  
ちょっと面白かったのは、そのまま駐車場近くまで戻ってくると、
色鮮やかなリュウキュウツチトリモチがいくつもあったこと。ここにあるとは知らなんだ。

  
生えたての株(左)から、いい感じに咲き並んでいるもの(右)までのんびり堪能できました。
しかし、こいつを見ると昨日みた株は全部ものすごく色褪せてたんだなぁ…

  
さて、さらにもう一箇所移動してきた場所では、足元になんか白い花びら(左)が
やたらあるな、と思ったらタイワンオガタマノキ(右)だったりとか。

  
お久しぶりのテツオサギソウは、以前見たあたりにあるのは葉(左)ばかりで
衰退してしまったのかな、と思ってたらようやく咲き残りの株(右)を発見。

  
花のアップ(左)も撮ってみましたが、以前見た時以上に終わりかけやね。
さて、そのまま山道を登っていくと、ヒカゲヘゴ(右)が次々ええ感じにご登場。

  
マルバルリミノキ(左)やらアリモリソウ(右)やらはこのあたりでも
ひょこっと咲いていらっしゃいました。というか他の花がなかなか見つかんないんよね。

  
でも歩いていくと、ちょっと終わりかけでしたが、花の残っている
カゴメランがいくつか登場されて慰めてくれたりしました。他のランは皆無だったけど。

  
その後しばらくえっちら登って、お久しぶりのオモロカンアオイにも逢えましたが
以前目をつけていた面白そうなエリアは、目印にしていた札がなくなってるみたいで
どこだったかさっぱりわからずじまいというちょっと悲しい顛末に…

  
すっかり実になっていましたが、イイ雰囲気に並んだカゴメラン(左)も発見。
オキナワテイショウソウ(右)は全部まだ花芽でした。やっぱ季節感遅い?

  
そうこうするうちに夕方近くになったので、ラストチャンスということで
再び通い慣れた川に行くと、遠くにタシギ(左)がいたり、こちらははるか遠くだったけど
リュウキュウヨシゴイ(右)が出てきたりもしますが、やっぱりナンヨウショウビンはご不在。

  
探索範囲を広げると、コサギ(左)に続いて、近距離にカワセミ(右)がご登場。
この距離でナンヨウショウビンが出てくれたらいいのになぁ、
などと思ったあたりから、怒涛の展開がはじまりました。
そのまま戻っていくと、ちょい予想外な場所で必死に撮影している鳥屋を発見。
もしや?と思ったら比較的近くにナンヨウショウビンがいたんですが
慌ててデジスコ向けたと同時に上流に飛んでしまって…
うわぁと思いつつその方と一緒に昨日のポイントに向かうもやっぱり見つからず、
まだ途中にいるのかな、と一人で下流側をぐるりと探し回ってから戻ったら
「さっき結構近い石の上に出てきました、もう飛んじゃいましたけど」
……うわぁ、これもうどうしようもなく縁のないヤツだ(T"T)

  
悔しいので粘りますが、足元にチョコチョコとウグイス(左)が出てきてくれたのと、
少し離れたあたりに咲いているノアサガオ(右)がいい雰囲気だったくらいで
暗くなるまで粘ってもナンヨウショウビンは再登場されず。涙、涙…

  
コンビニ弁当のヤケ食いをしてから夜の探索に切り替えたのですが、
この日は前日よりはかなり風もましになっていたので、期待しながら
水辺を歩きましたが、グッピー?(左)やらモクズガニ(右)やらがいたものの
カエルとかはこの日もびっくりするくらい何もおらず。
それでは、ということでワクワクしながら、一番期待していた海岸に向かったんですが
なんとそこの海岸はこの日もそこそこの風で波高くさっぱり歩けないんです。
今日は粘ってリーフエッジ近くまで歩いていくぞと意気込んでいたのに(T"T)

  
しょうがないので、昨日の場所とほど近い波の少ないエリアを歩くと
カエルウオ類(左)やらミナミベニツケモドキ(右)やらがパラパラとご登場。

  
イワオウギガニ(左)はこの日もどっしりとしていらっしゃいました。
面白げな海藻類(右)もかなりあるけど、この手もお名前の調べようがないなぁ。

  
うろうろすると、リュウキュウスガモがけっこうごちゃっと茂っている一角を発見したので、
ここらだといろいろ面白いもんいるかなじっくり見ていくことにしたり。

  
すると、頭だけちょこっと出しているウツボ類(左)を発見。やっぱお名前がよくわからぬ。
こちらもちょこっとのぞいてる感じのウデフリクモヒトデ(右)はあちこちにいました。

  
ちょっと気になったのは、浅い位置に出てきたベンケイガニ系のカニ。
アシナガベンケイガニとかかな?と思いましたが、ちょっと雰囲気が違う気もするような。

  
なんか面白げな魚(左)も発見。ハゼ類に見えるけど種類は全くわからぬ…
リュウキュウスガモ(右)はけっこうあちこちにありますが、
意外にアマモ場っぽい生きものはほとんど見つからず。てか生きものが全体に少ないぞ。

  
ちょっと面白かったのは、浅瀬に沈んでいたハコフグ類の死骸。
拾い上げてじっくり見ましたが、外骨格だからそのまま残っているのが面白い。
これはシンプルにミナミハコフグでいいのかな?
ってあたりで、いきなり強力LEDライトの充電が切れてしまったので、
スマホの灯りだけでドキドキしながら引き上げることになったりとか…
このライトは強力だけど電池残量がわからんからいきなり切れるんよね(^^;

  
陸地に戻るってくると、小型のオカヤドカリ類が大量にいて、歩くたびに回りで
ザザッと音が鳴るという面白い状態になったりもしましたが、
いろいろ苦悩の展開続きに疲れちまったのでこの日は少し早めの終幕としたのでした(笑

というわけで、年明け一発目の挑戦としてはビミョーながら楽しめた1日でした。
ミドリカラスモドキにはちゃんと逢えましたし、ナンヨウショウビンも再会はできたけど
どっちもちょい微妙&ナンヨウショウビンに至っては連続裏目(笑
山登りの方も、どうも微妙に成果が薄めだったし、天気はずっと悪いし、
期待していたリーフはこの日も結局歩けなかったし、
それでもまぁリュウキュウツチトリモチとかヤエヤマヒサカキとか
まずまず悪くない出逢いもありはしたものの、
年明け一発目としてはなかなか幸先良くない感じではありました。
まぁ長旅の場合は最初の方はツキが少ない方が、
あとにまとめてその分の幸運が来るからイイはずだ、と勝手に思い込みましょう…
さて、翌日は朝から西表島に移動しての挑戦日。ただし予報は大雨(笑
ここからどんな悲惨なストーリーが待っていることやらこうご期待ということで(^^;


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