とりあえず南国年末旅A〜雨天大迷走〜 25.1/1

あけましておめでとうございます!
本年も弊HPをご愛顧のほどどうぞよろしくお願いいたします(>.<)!
(いつもながら更新タイミングの話をしたら泣きますんで)
さて、この日は短絡的南国旅第2日目。
翌日には西表にわたる計画なので、石垣島挑戦最終日でもあります。
でも、新年一発目だというのになんとも怪しげな空模様。
本来は初日でサクッとメインターゲットの珍鳥2つを撃破しちゃって
この日はじっくりとジャングルの奥地で花探しを堪能するという予定だったのですが
その目論見もあっけなく敗れているし、なんともいえず中途半端…
それでも気合を入れて走り回ってみはしたのですが
走り回っただけあってなんとかかんとかの成果はあったりはしたものの
イロイロ実に中途半端で、新年初手から幸先わりぃなぁとぼやくことになったのでした(^^;

<1>石垣島各所

  
というわけで、夜明けの暗いうちからウロウロすると、遥か遠くに
アカガシラサギ(左)を発見。そっと近づくと、藪の裏側からアップ(右)も撮れましたが
かなりしつこくうろうろすれどもやはりナンヨウショウビンは見つからず。

  
昨日からほとんど位置の変わっていない不思議なアオサギ(左)を撮ってから
探索範囲を広げて海岸沿いを歩いてみると、クロサギ(右)が近くにご登場。

  
んで、しばらくすると、かなり遠くでしたが、ナンヨウショウビン(左)が登場されたんです!
でもあまりに遠いので、ちょっと場所を変えたらもう少し近くから撮れるんじゃ
と少し回り込むことにしたんですが、狙いの場所に着いたら目の前を飛んでいく青い影。
なんと私が歩きはじめてすぐに、なかなか手近なイイ場所に飛んできて、
残っていたバードウォッチャーを大喜びさせたあげく、そこから飛びたって
ちょうど私の目の前をかすめてどこかに消えたんです。
なんじゃそりゃ(T"T)
慌てて周辺を探し回りますが、当然ながら見つかりゃしないわけで、
あぜ道から正面姿で出てきたバン(右)に驚かされたくらい。

  
諦めて半べそかきながら移動しようとすると、メチャクチャ至近距離で
フリーズしているタシギ(左)に遭遇したりもしました。
セイタカソリハシシギ(右)はこの日も元気でしたが昨日よりはちょっと遠めで残念。

  
さて、もう1つのポイントに移動してきてうろうろすると、
遠くの梢にアカハラ(左)がご登場。足元にはイソヒヨドリ(右)がちょこちょこしています。

  
その後はなんも出会いがないナァと思いながらウロウロしていた時です。
ちょっと多くに怪しい群れがバサッと御到来。うわ!ミドリカラスモドキじゃんか!
ようやくの出逢いに感激したけど、すぐに真横にトラックが止まって散っちゃって…

  
慌てて探し回ると、遠くの電線上に何羽か登場されはしたんですが
落ち着かずに飛び回るのでアップでは全然撮れず。
ってかさっきの瞬間は10羽以上いたのにバラバラになっちゃったっぽいし。

  
カラムクドリ(左)も何度かご登場されました。
そうこうするうちにかなり近場にとまっている個体(右)を見つけましたが
曇天空抜けの逆光なので写真はザラッザラ。う〜ん。

  
でもしつこく探し回っていると、樹上で実を食べている個体を発見。
空抜けではありますが、ちょっとおとなしくしてくれてたのでここぞとばかり大激写♪

  
こんな感じのわかりやすいショットもいくつかは撮らせてくれました。♪
ちなみにこの時は完全にシロガシラの群れに混じってる感じだったのは面白い感じ。

  
そっと近づくとPowershot(左)でもアップが撮れたりしましたが
その後は再び樹の中に潜り込んでしまってどうにもこうにもならん感じ。
他の個体を探し回ってるとアカハラ(右)が再び近場に登場されましたが
その後はひたすらシロガシラばかりでどうにもならずさらに転戦することに…

  
んで、やってきたのは確かめたいことがあった渓流沿い。
歩きはじめるといきなり咲き始めのリュウキュウツチトリモチがあってビビったりします。

  
んで、気になっていたブツをあらためて確認。ずっとイシガキスミレと思ってた花です。
実は「石垣島にある=イシガキスミレ」ではないと知って改めての確認だったんですが、
やっぱりここらのは葉は小さいものの「葉が三角形で基部が切形」とはちょっと言いにくそう。
イリオモテスミレは「葉が心形」らしいので、イリオモテの範疇になるのだろうか…

  
小さい株をじっくり見て行きますが、ビミョーな株ばかりで結局よくわからず。
増水していた感もあったのであまり奥まで攻めなかったけど
花の時期にジックリ奥まで探して、これぞイシガキってやつを見つけたいもんで。

  
なぜかナンバンギセルの枯れ穂(左)もありました。こんな渓流沿いにもあるのね。
ナガバイナモリ(右)がまだ固い花芽だったのはちとばかり予想外。

  
そのまま山道を登って行ってみると、ふいに石の上に怪しい物体。
これ、ヤエヤマヒサカキですね。何気にお初だけどこんなとこにあるのか。

  
アリモリソウ(左)はポツポツと咲いていました。
ユウコクラン?(右)もありましたが、この時期ならではのラン類は見つけられず。

  
マルバルリミノキ(左)もパラパラとあったので、花のドアップ(右)も撮影。
そういやルリミノキ系もいつもこればかりで、他の種類はほとんど見れてないなぁ。

  
岩場に到着すると、えらく花盛りの面白い雰囲気の花が。
あ、これもヤエヤマヒサカキやん。さっきの株とは偉いイキオイが違うなあ。

  
せっかくあので花のドアップ(左)も撮っておいたり。ヒサカキな雰囲気じゃないよな。
あたりにはヤブレガサウラボシ(右)が一面にずらりと並んでいたりします。

  
でも、期待していたシマアケボノソウ(左)は花芽すらなし。もう咲いてると思ったのに…
すごすごと撤退していくと、真っ赤な実をつけたセンリョウ(右)がいくつも見つかりました。


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