都で鳥見を~ノンビリな探索~ 24.12/8

この日もなんだかハンパで不思議な挑戦となりました。
京都市内で知人のやっている個展を見に行くことになったんで
ついでにいつものエリアでカモ見物という安易なプラン。
予想外にイイ天気になったのでのんびり鳥見って感じかなとワクワクしながら
歩き回ってみたら、予想外にも事前情報を得ていた鳥たちは
どれもこれもご不在という悲しき展開もあって
成果としては期待していたほどの賑やかさはなかったのですが
人だらけの京の川沿いをのんびり歩きまわって
成果以上にええ感じの風情を楽しめたかなといった感じに。
とはいえ若干成果薄だったのは間違いないトコロだったので、
ついでに思い切って大方針転換で深夜にブッ込んだエリアでは
まさかのリスキーな展開に慌てふためくオチもついてまいりました(^^;

<1>京都府各所

  
というわけで、日差し強めの中歩きはじめると、
オカヨシガモ(左)やらコガモ(右)やらに次々と遭遇。

  
オオバン(左)もいましたが、なんかえらい細っこい個体ばかりだったような。
ヨシガモ(右)は若干中途ハンパな羽衣の個体が登場します。

  
んで、このあたりからじっくりとコガモを見ていったのですが、
♀(左)、♂(右)ともけっこういたけど期待していたアメコはさっぱり見つからず。

  
ハシビロガモ(左)もひょっこりと隠れていらっしゃいました。
ヨシガモ♀(右)もボーっと佇んでいる個体が見つかったりします。

  
ヨシガモはまずます綺麗な個体(左)から、若くてちょっと色の出てない個体(右)まで
たくさんいましたが、日差しが強いとこの手は撮りにくいねぇ(^^;

  
ちょっとおもしろかったのはこちらのヒドリガモ。雨覆が広範囲に真っ白で
最初はなんか大珍品かと思ったけど、一応ヒドリガモの範疇だよね?

  
しばらく見てると浅瀬に上がって(左)もくれました。
後々考えると、頭がえらく灰色っぽいからアメリカヒドリの可能性もあったのだろうか…
ヨシガモ♀が2羽並んでいるトコ(右)なんかも撮れました。
#後でよく見たら脇羽が真っ白でアメリカヒドリ♀ですね、お恥ずかしい(^^;

  
その後もじっくり見て行きますが、細っこいオオバン(左)やら
ヨシガモ(右)やらは見つかるものの、期待していたアメコはやっぱり見つけれず
しょうがないので場所を変えてみることに。

  
移動してきたのは、これまたよく通ったエリア。
歩いていくと、ユリカモメ(左)やらヒドリガモ(右)やらには逢えましたが、
期待していたおもしろげな雑種はこの日は御不在のようで…
ってか京都は相変わらず人気のようでこのあたりも人だらけでめんどい(^^;

  
しょうがないのでうろうろしていくと、カワアイサが結構次々登場されて
♂(左)、♀(右)ともあっけなく撮れたり。このエリアはなんか多いよね。

  
岸辺に立っている♂(左)も見つかりました。
さらに進んでいくと、コサギ(右)は何度かヒョコヒョコとご登場。

  
ちょいと面白かったのは、そういやお久しぶりのシャクチリソバ。
この時期にこんな場所に白い花?って最初はちょっと悩んじゃいましたよ。

  
なぜかのんびりとご移動中のクサガメ(左)もいらっしゃいました。
カワアイサ♀(右)も近くで佇んでらっしゃったりします。

  
イモムシをつつき回しているイソヒヨドリ(左)を狙っていると、
すごいイキオイで飛んで消えたと思ったら、同じ場所にモズ(右)が
登場したのは面白かったり。あんた自分より大きなもんでも狙うんでしたな。

  
シャクチリソバ(左)はその後もパラパラと見つかりました。
イモカタバミ(右)も結構鮮やかな株が見つかったりします。

  
ヒメツルソバ(左)もちょっと離れた場所にあったのでデジスコで撮ってみたり。
さらに進んでいくと、再びカワアイサ(右)の小群に遭遇したりもしました。

  
そのままカワアイサの♂(左)、♀(右)ともけっこうじっくりと狙えちゃったりも。
ここじゃお約束な感じではあるけどやっぱ嬉しいね。

  
ハクセキレイも成鳥(左)、幼鳥(右)ともに近くをウロウロしてくれたので
頑張って追いかけてドアップ撮影。やっぱ可愛いから狙いたくなるんすよね。

  
そろそろ時間が怪しくなってきたので引き上げていくと、結構近距離に
カワアイサ♂が佇んで羽繕いとかしてたのでそちらもバシバシと激写。

  
すごくいい位置に来たモズ(左)を撮ってると、ふいに上空をオオタカ(右)が
飛んだりしましたが、ここらでいい時間になったので展示会場に向かうことにしたり。

<2>但馬地方某所

  
んで、展示見て一緒にメシ食ってしたあとで思い付きで大移動してきたのは
但馬地方のちょっと標高の高いあたり。とりあえずコンビニの灯りを見てみると
ミドリハガタヨトウ(左)とホソバハガタヨトウ(右)が続けて見つかります。

  
ノコメトガリキリガ(左)がいたり、オオトビサシガメ(右)がいたりもしたので
この調子で山裾の面白そうな灯火を巡ろうとしたんですが、ちょっと前から降り始めた
雨が少しづつ強まってきたので、吹きさらしの看板には何もとまってなくて…


さらに標高をあげて本命のエリアに向かったんですが、なんと途中からわかりやすく
白銀の世界が広がってきてビックラ仰天。こんなん完全に想定外で
雪道対策を何もしてなかったたもんでスゴスゴと退散することになったのでした(T"T)

というわけで、ヒットは少なめでしたが楽しめた1日となりました。
結局狙いのカモはどちらも空振りだったわけですが
カワアイサやらヨシガモやら、別に珍品ではないけど会えると嬉しいものを
じっくり撮って遊べるってのは悪くないですよね。
文中にも書きましたが、京都の人混みっぷりはさらに加速してる感じで、
こんな川端でもデジスコ持って歩き回ると外人さんたちから奇異の目で見られがちだし
人が多過ぎて鳥が少なくなってる雰囲気もあるけど
まぁ更に寒くなってちょっと人が少なくなるくらいを狙ってリベンジかな(笑
最後の挑戦は、実は兵庫にもいるというユキムカエフユシャクを
探しに行くというプランだったんですが、まさかの雪に阻まれるのは完全想定外(笑
ちょうど降りたてって感じだったんですが、ここから先は
あのエリアには侵入できなさそうですし、雪の中じゃ飛ばないだろうし
また来シーズンまでお預けってことになりますね…
まぁしょうがないんで気長に挑戦をし続けることにいたしましょう(^^;


次へ⇒

topへ⇒