聖跡巡りのオマケ~想定外な遭遇~ 24.11/16
この日はまたぞろ不思議な感じの挑戦となりました。
ちょいとした事情で、地元のいわゆる「聖地」の謎解きをすることとなったので
朝にちょっと自然探索した後は、街中をウロウロしたのですが
朝からずっと天気が悪くて寒く、時折雨も降ってくる感じだったので
最初の挑戦はいくつかの嬉しい発見もありはしたけど
全体的にささやかな感じの成果になったんですが
完全に気持ちを切り替えての街中探索の途中で、カンペキに予想外の
超ド級のサプライズがひょっこりと来訪されて
めちゃくちゃ目を白黒させる、謎な展開となったのでした(^^)♪
<1>播磨地方某所 |
というわけで、今にも降りだしそうな空模様の中、いつもの池に向かうと
とりあえずオオバン(左)やらヒドリガモ(右)やらが見つかります。
池縁には1つだけヤマラッキョウ(左)が咲いていました。
そして今年は全滅状態だと思っていたイヌセンブリ(右)も辛うじて発見♪
池にはオナガガモ(左)がたくさん泳いでいました。
一度ジックリとヘンなカモいないか調べたら面白い気もするんですよね。
あたりをのんびり見てるとトガリアメンボ(右)がいたりしましたが
空模様が怪しすぎてトンボは全く飛ばず…
でもビックリの発見がありました。ふと気づくと予想外にもオニバス(左)の葉が
あるやんと思ったら、なんと花跡(右)もいくつかあったんです。
今まで気付いてなかったけど、この池にもあったのか。夏に再訪しようかな…
芝地を歩くと、ワモンノメイガ?(左)がご登場。他には虫が全く飛ばなかったけど。
なんかえらく小柄なアキノタムラソウ(右)も見つかったりします。
周辺をいろいろ見ていくと、咲き残りのフサフジウツギ(左)もありました。
シロバナサクラタデ(右)はほぼほぼ終わりかけな感じかな。
じっくり歩いていくと、今まで思っていた場所とはちょこっとだけ違う場所で
イヌセンブリを数株発見。これでしばらくは安泰なんかもな。
さらに探索範囲を広げると、真っ赤な実をつけたノイバラ(左)を発見。
ノグルミ(右)も溝wズラリとつけていたりします。
実をつけたトウカエデ(左)も発見。意外に葉の感じが独特なのね。
まだ実が割れ始めたところのツルウメモドキ(右)なんかもありました。
アサガオ系の帰化植物(左)もありました。アメリカアサガオでいいのかな?
あたりにはマルバルコウ(右)もまとめて咲いていたりしました。
周辺の畑地帯を歩いてい見ると、ビックリするぐらい大株のノゲイトウ(左)が多数あって、
センナリホウズキ(右)もごちゃっと咲き並んでいる場所がいくつもあります。
せっかくなのでセンナリホオズキの花(左)と実(右)もジックリ激写。
割とどこにでもある種類ではありますが、なんか好きなんですよね。
大豆(左)の並ぶ畑の脇には、イヌガラシ(右)がゴチャッと咲いていたりもしました。
このあたりのエリア、なんかイロイロ雑草系が面白い感じやな。
なんか不思議な花(左)も発見。アカバナユウゲショウの白花とかだろうか…
シロヨメナ(右)もパラパラと咲き残りが見つかります。
あたりにはモンシロチョウがあちこちで休憩中でしたが、そうこうするうちに
ちょっと雨が強めに降ってきたので、この日は野外挑戦は早めに諦めることにして
聖跡探索の遊びに方針転換することに。
というわけで、古い街並みをウロウロしていると、古い家屋の屋根にひょっこりと
まだ花の残るツメレンゲに遭遇してビックリ。こんなとこにもまだあるんやなぁ。
と思っていると、すっかり枯れ穂になってましたが、ツメレンゲが群生している屋根(左)も
ありました。クロツバメシジミがいたりとかはしないのかな、とか思いつつ
さらに歩いていくと、壁になんか怪しい物体(右)が…
え!?これシンジュキノカワガやんか!!なんでここに!?
慌てて周辺を探してみると、古い納屋に樹々が植えられているあたりに
シンジュキノカワガがいくつも飛んでいることを発見!!
その樹々を見ていくと、シンジュキノカワガが次々登場するじゃないですか!!
分かりやすい位置でポーズ取っている個体(左)を撮っていると、
すぐそばにこちらも怪しい影(右)。って、シタベニハゴロモやんか!!
こんなサプライズがまとめて来訪することあるんか(@"@)!?
さらに周辺を探すとシンジュキノカワガ(左)は追加で見つかったので
捕まえて裏側(右)も撮影。翅を開いてるとこまでは撮れなかったけど。
葉上にとまっているシンジュキノカワガ(左)を撮ってると、
再びシタベニハゴロモ(右)がご登場。本当に樹が数本植わってるだけの
なんてことないエリアなのに、ほんまスッゴイなぁ…
満足したので引き上げようとすると、駐車場脇のススキにもシンジュキノカワガが
ひっそりとまっていることを発見して激写し、サプライズまみれの日の終幕としたのでした♪
というわけで、なんとも不思議な流れな1日でした。
最初の場所では、イヌセンブリの健在を確認できたり、オニバスのサプライズが
あったりはしたんですが、天気が悪すぎてトンボ方面さっぱりという
寂しい展開になってしまったんですが
(今年もスナアカネいないかなと期待してたのに)
それでものんびり歩くと、まずまず楽しめるもんだなぁと思ってたのに
そこからまさかのシンジュキノカワガ三昧は完全に予想外で
そこからお久しぶりのシタベニハゴロモのセットは怒涛すぎました(笑
どちらも植樹がニワウルシだから不思議じゃないわけですが…
シンジュキノカワガは昨年・今年と大発生の話は聞きながら挑戦し損ねたままに
なってたんですが、まさかの地元でも発生していたのはビックリ。
しかし、文中にも書いたように、古い納屋裏の数本だけ樹が植えられている
ような場所だったのがなんとも面白い感じ。
越冬はしないことになってはいますが、来シーズンは幼虫探しに行こっと(^^)♪