一転して大敗退~戻り甲斐のない日~ 24.10/14

この日は実に分かりやすい大敗退な1日でした。
前日は関東だったので、そのまま残るという手もあったものの、
空振りしたヒメハマシギが気になったので戻る方をチョイスしたんですが
その前についでにいくつかうろうろしてみたんですが
これがかなりわかりやすい感じの計画倒れ(^^;
しかもちょっといろいろリサーチ不足だったという感じだったんで
なんともテンションガタ落ちのままで本命のシギチ探しに向かってみると
めちゃくちゃチャンスじゃん、というところからの
まさかのどんでん返しからの悲しすぎるストーリーになって
わざわざ戻ってきたのになぁと天を仰ぐ展開となったのでした(T"T)

<1>愛知県各所

  
というわけで、まず最初にやってきたのはお久しぶりの某山。
でも、向かう途中でふと違和感を感じて調べたら、前回狙いの花を探しに
来たのは9月上旬だったという衝撃の事実が…カン違いしてたけど遅すぎるやんけ(+"+)
焦りながらウロウロすると、シラヤマギク(左)やらニガクサ(右)やらを発見。

  
アケボノソウ類(左)もありました。このエリアもオオアケボノソウでいいかな?
あとは、ほぼほぼ終わりかけという感じのカワチブシ(右)もあったりとか。

  
んで、かなりじっくり探したら、ギリギリなんとか残ってました。
お久しぶりのエンシュウツリフネ(左)です。新種じゃなくて本場モンの方ね。
でも、時期的なものなのかかなり極小サイズで、
さらに探してももっと小さな花(右)が見つかっただけ。これは奇形花かな?

  
などと思っていると、むちゃくちゃわかりやすい奇形を発見。
花が3つ?4つ?くっついちゃってるんですねこれ。
どうやったらこんな奇形が発生するんでしょうか(^^;

  
さらに探索範囲を広げると、岩場にヤマジノギク(左)があったり、
アザミ類(右)が艶やかに咲き誇っていたりします。

  
実をつけたテンナンショウ類(左)も発見。ここのはなんて種類だろ。
さらに探すとエンシュウツリフネ(右)はもう1つありましたが、これもなんか奇形風だなぁ…

  
などと思いつつうろうろしていると、そういえば結局行ったことのなかった
カエル館が近いと気付いたので、ちょっとだけ立ち寄ってネバタゴガエルを
撮ってみたり。ここのは同定の問題が全くないからイイねぇ(笑

  
辺りを歩き回ると、実をつけ始めたエンシュウツリフネ(左)もあったんですが、
シカにかじられているっぽい株(右)が結構あったのが気になりました。
けっこうシカ害で減っちゃったりもしてるのかなぁ…

  
そこからさらに大移動して、大珍品トンボのいる池をメチャクチャ久しぶりに
来訪してみたんですが、なんか入りにくくなってるなぁと思いつつ、
ニホンイヌノヒゲ(左)やらホザキミミカキグサ(右)やら見つつ進んでいったら
奥の方に建物が建ってて、一番良い環境があったエリアは潰れていることが発覚。
「立入禁止」看板がズラリと並んでいたので撤退しましたが、
これはちょっといろいろ気持ちが凹みまくるヤツですな…

  
ということで少し早めにヒメハマシギの場所に行くと、この日もシギチの群れ(左)が
飛び交いまくっていて、しばらく見ていると、近くにハマシギの群れ(右)が降りたので
これはじっくり見れば見つかるはず!と意気込んだのに、すぐにもう一度群れごと飛び去って…

  
しばらくすると、ダイゼン(左)と数羽のハマシギ(右)は戻ってきてくれたんですが、
なんかやたらと数が減ってるんです。残りのヤツはどこ行ったんだ?

  
じっくり見ていくと、コオバシギ(左)もいましたが、めちゃくちゃピンぼけのワンショット
撮った直後に、ここにいた群れも再び飛んだので、前日と同じエリアに戻ったんだろうな
と思って行ってみると、シギチは全く皆無。え、どっちにもいないってどういうこと(@"@)!?
慌てて周辺をかなり広く歩き回ってみましたが、遥か遠くにヘラサギ類(右)がいるのを
見つけたくらいで、ハマシギの群れは完全に消えちまって、泣きそうになったり。

  
探索範囲を広げると、花をつけたアキニレを発見。そういえば秋に花が咲くから
アキニレなんでしたっけ、なにげに花をちゃんと撮ったのは初かもしれんナァ。

  
昨日も見つけたキンゴマはさらに花盛りの株(左)があったので、
花のドアップ(右)も撮ってみたりしたんですが、その後もかなりうろうろするも
ハマシギは見つからないので、思い切って上流の淡水域を探してみることに。

  
すると水田地帯にシギチが多数いたのでこれは獲った!と興奮してみましたが、
いたのはトウネン。そうきましたか、っていう裏切り方ですな(笑

  
トウネン(左)はかなり近くもちょろちょろしてはくれましたが、
本命を探さなきゃいけないので探索範囲を広げると、ダイサギ(右)を発見。

  
さらにしつこく探し回ると、離れた場所でタカブシギ(左)を発見。
さらに2羽のエリマキシギ(右)が並んで休憩中なのも見つかったりしました。

  
見ていると、エリマキシギはなんかユーモラスなポーズ(左)から、
2羽並んで凛々しいポーズ(右)も見せてくれましたが、その後もかなり粘れど
やはり本命は見つからず。まぁ淡水域で見つかる可能性は低いわナァ…

  
それでは、ということであらためて元のエリアを探し回りましたが、
ダイゼン(左)が佇んでいるくらいでそれ以外のシギチは本当に全く見つからず、
そうこうするうちに夕陽が悠然と沈んで行って(右)終幕となったのでした。トホホのホ。

というわけで、もののみごとな撃沈っぷりの展開となりました。
なんといっても、ハマシギの群れごとどっかに完全にロストは凹みましたねぇ(^^;
潮が上がった時には他に行く場所がなくなるからこの狭いエリアにいるんだと
思ってましたし、そうなればあとはひたすらじっくり見ていきさえすれば
今度こそGETできるぞとテンションが上がった直後の惨事でしたから…
てかヒメハマシギは今春も空振ってきましたが、実は今回と同じエリアも含めて
何度も手ひどくフラれてきた、あまりにも縁がなさすぎるヤツ。
来シーズンこそどっかでなんとか感激の出逢いといきたいもんですなぁ…
その前の空振りも、自分の季節感カン違いという大自爆から
まさかの生息地崩壊というテンション落ちまくる流れだったのですが
こういう手ひどいアンラッキーが続く時はどっかで神様がバランスとるための
ラッキーデーを準備してくれると期待しておくことにいたしましょうかねー
まぁいずれにせよあれこれまとめて来シーズンはリベンジしなきゃいかんですなぁ(^^;


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