出がけのオマケ~ピンポイント花狙い~ 24.9/28
この日はこれまたちょっと不思議な挑戦と相成りました。
博多で所用があったついでに、前から気になっていた某花を探しに
ピンポイント挑戦をかますというちょい謎のトライアル。
是非とも探したくなる事情が発生したもんでねぇ…
ということで半徹で大移動すると、割と首尾よく狙いの花はみれたものの
周辺をじっくり探索するほどの時間的余裕はなくバタバタな感じですぐ撤退…
でも道中が少しすいてて時間に余裕ができたので
もう一箇所立ち寄ってみるも、こちらは
まだ季節的に早かったのか面白そうなものはあまりなく
ちょいと尻切れトンボ風味の微妙なストーリーとなったのでした(^^;
<1>福岡県各所 |
というわけで、かなり寝不足でフラッフラになりながら移動していくと、民家近くになんか怪しげな
ベンケイソウ系の花(左)を発見。植栽だろうけどこれなにもんだっけ?
さらに山道を延々と進んでいくと、不意に道端に怪しい物体(右)を発見。
パラパラと咲いているのはおもしろげなママコナ類。
ちょっと鋸歯が見にくくて悩ましいですが、シコクママコナになるのかな?
さらに進んでいくと、ツリフネソウ(左)があちこちにあったり、
アキチョウジ(右)がごちゃっと咲いていたりします。
オタカラコウ(左)もポツポツと咲き残っていらっしゃいました。
ちょいと大柄なアザミ類(右)もあったけど、これはどの種類になるんだろ。
オオマルバノテンニンソウも結構パラパラとありました。
このエリアだとツクシミカエリソウって名前の方がイイのかな?
ちょっと面白げな林道を歩いてみると、ヤマシロギク(左)やら
モミジガサ(右)なんかも次々とご登場されたりました。
と、そこらであっけなく逢えたのはエンシュウツリフネ。
「新種候補植物図化速報版」によると、キュウシュウツリフネってやつですね♪
新種と聞いてからぜひとも見てみたかったんですよ~
ポツリポツリという感じではありましたが、林道を登っていくとキュウシュウツリフネは
次々とご登場。でも、よくよく見ると、新種候補植物図鑑の写真とは雰囲気違うような…
なかなかの大株(左)もパラパラとありました。ちょっと面白かったのは
ツリフネソウと咲き並んでいる場所(右)もあったこと。住み分けてるわけじゃないのか。
その後もキュウシュウツリフネは次々とご登場されるので
しばらくじっくり撮ってみたり。やっぱり可愛い風体ですよねぇ♪
なんかちょっと面白い雰囲気のヒヨドリバナ(左)もありました。
ヤマシロギク(右)なんかも結構パラパラと見つかります。
ちょっと面白かったのは、まだ花芽だったキュウシュウツリフネ(左)。
アップ(右)でみるとなんとも可愛らしい丸っこさですな。
場所によっては既に花が散っている株(左)もあったり、時期はけっこうばらつくみたいでした。
さらに探索範囲を広げるとヤマホトトギス(右)なんかも見つかります。
先ほどよりも細っ濃い感じのアザミ類(左)も発見。お名前知りたいねぇ…
あたりにはノブキ(右)なんかもいくつか見つかります。
さらにキュウシュウツリフネをじっくり撮ってみた後で、そろそろ
時間的にヤバくなっていることに気付いて大慌てで引き上げることに(^^;
引き上げていく途中でも、面白げなアザミ類(左)やら
キバナアキギリ(右)なんかも見つかったり、なかなか出会いが濃い感じでした。
んで、目的地あたりまで戻ってくると少し時間があまりそうだったので、
お久しぶりの池をのぞいてみましたが、ショウジョウトンボ(左)やらマイコアカネ(右)は
いたものの、飛来系アカネ類は今年はまだ未到着のようで…
あとはタテハモドキが賑やかに飛び交ってたので、翅表(左)、翅裏(右)とも
撮れたものの、それ以上の成果はなく、ちょいとハンパな〆となったのでした(^^;
というわけで、かなりピンポイント挑戦でしたが
なかなか面白い感じの成果+楽しいオマケ多数となりました。
思ったよりもかなり山奥だったのでアクセスに時間かかってしまって
周辺の挑戦が薄めになりましたが、本命大撃破だからあんま悔しくはないよね♪
なお、文中にも書きましたが、図鑑に出ているキュウシュウツリフネとは
かなり色合いや斑紋等の見てくれが違ってますし、
「側花弁の内側に薄い黄色い斑点がある」という特徴も
あるっちゃぁあるけど、って感じなのはすごく気になるところ。
といっても東海のエンシュウツリフネとも違う特徴なのは間違いないし
さらにここから面白い展開蛾ったりするのかなというのも気になるとこですな。
あ、『新種候補植物図鑑速報版』は、読んでるといろいろ混乱もしますが
よく知ってる種の中にたくさんの隠ぺい種があるというのは、なんだか
いろんな意味があって夢があってメチャクチャ面白いので
ぜひご一読をオススメしときますですよ(^^)♪