わけわからん挑戦〜大悲劇&大無謀〜 24.7/27&28

この週末は我ながらホンマにわけわからん挑戦となりました。
土日とも関東で所用があったので、初日は前々から空振りし続けていた
某虫を探そうと意気込んで歩くも、超絶ド真夏日のおかげで
どうしようもない強制終幕をくらうという大悲劇に。
悔しいのでその日の夜は思い切ってメチャクチャ大移動をかまして
早朝からリベンジしたかったエリアを歩いてみるも
すごくよさそうな雰囲気だったのに本命は御不在、というしまらんオチで
両日とも別方向に体力使いきったというのに
なんともハンパ、という実にしまらん結論になったのでした(T"T)

<1>7/27 神奈川県某所

  
というわけで、最初にやってきた場所では、ふわりと止まったオニヤンマ(左)やら
道端のヤブミョウガ(右)やら見ながら歩き始めたんですが、これがまた
ホンマにどうにもならん大酷暑。汗が冗談抜きで吹き出しまくります。

  
かなりビックリしたのは、道端にひょこっとあったツルギキョウ。
けっこうな大株が複数ありましたけど、こんなとこにもあるもんなんですなぁ…

  
あとは、エライこと花盛りのオニドコロ(左)があったり、咲き始めの
アキカラマツ(右)があったりしましたが、この場所の一番の狙いだった樹液エリアは
なんだか乾いた感じでほとんどなにもおらず。まぁ木影ですらあまりにもくそ暑すぎたしなぁ、
と思いつつ次の目的地に向かったんですが、2km弱しか離れていなかったので
のんびり歩いて移動したら、途中がずっと住宅街でまったく日差しを遮るものがないもんで
予想の数十倍の大苦行に。いやここまでシンドイとは予想しなかったぞ((;T"T;))…

  
最後の方は本当にふらっふらになりながら目的の場所には着きはしたんですが
冗談抜きでアタマは痛いわめまいはするわで完全に熱射病状態で
しばらく路上にひっくり返って全然動けない状態に(^^;

1時間以上たってからフラフラと歩き始めはしたんですが、とてもとても
樹液が出ている場所を探すような気分にはなれず、しおれかけのホタルブクロ(左)や
ふわりと目の前にとまったジャコウアゲハ(右)を撮ったりしながら
なんとか大通りまで戻ってタクシーを捕まえてすごすご撤退したのでした。
ホンマ暑さでリアルに死にそうになったのは初ですぜ(T"T)
ちょっと悔しかったので、この日は所用終了後に我ながら笑ってしまうくらいの
壮大な大移動をかまして、深夜のカプセルホテルに転がり込むことに。
<1>7/28 富士山麓某所

  
そして早朝に計画通りちゃんと到着できたのは富士山5合目(笑
目星をつけたエリアを歩きはじめると、ハクサンシャクナゲ(左)やら、
マルバイチヤクソウ(右)なんかが次々と見つかります。

  
シャクジョウソウ(左)はまだ頭をもたげはじめたところでしたが、
昨年の実(右)もすぐそばに残っていたのがちょっと面白かったりとか。

  
んで、すぐに次々とご登場されたのは、お久しぶりのミヤマフタバラン。
そこここにイイ雰囲気に咲き並んでして、条件は良さそうだなぁとか嬉しくもなります。
(ちなみに個人的にタカネとミヤマの識別点をゴッチャにしていたようで、過去掲載分は
全面的見直しが必要そうだと発覚して焦っていたりとかするのはヒミツということで…)

  
色づきはじめたマイヅルソウの実(左)もありましたし、
これもちょうどいい感じの色づき具合のコケモモ(右)なんかも見つかります。

  
歩いていくと、真っ赤に色づいたメイゲツソウ(左)を発見。
2つだけ咲き残っているコケモモ(右)なんかにも逢えたりしました。

  
面白かったのは、地面で暖を取っているアキアカネ(左)がいたこと。
昨日ド酷暑でブッ倒れたんですが、ここは肌寒いレベルなんだから面白いよねぇ…
林の中にはサルオガセ系の地衣類(右)も次々と見つかります。

  
お久しぶりのハコネハナヒリノキ(左)もあったもんで、
花のドアップ(右)も撮ってみたり。緑+ピンクって面白い配色ですよね。

  
さらに進みながら、ミヤマフタバランのドアップ(左)やら、
マルバイチヤクソウ(右)

  
ふいにすぐ近くにホシガラスがご登場されてビックリという一幕も。
その後も結構見たんだけどすぐにゴチャゴチャの中に潜っちゃうんですよねぇ…

  
すっかり実になったベニバナイチヤクソウ(左)もありました。
ミヤマフタバラン(右)は本当にあちこちにあって有難みが少しずつ薄れたり(笑

  
ガレ場に差し掛かると、コイツもお久しぶりのイワオウギ(左)にも遭遇。
ミヤマオトコヨモギ(右)も実にいい雰囲気の株が見つかります。


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