特大迷走G〜大悲劇の幕引き〜 24/5/6
  
<4>八丈島各地 続き

  
さらに歩いていくと、なんか不思議な雰囲気のイネ系の花(左)があったり、
これも不思議な雰囲気の葉(右)があったり、面白い出会いは続きます。
時期を変えて再訪したらまた全然違う出会いがごっちゃリあるんだろうなぁと思いますが
このあたりで空模様が怪しくなってきたのでとりあえず下山することに。
まぁ見たい花は大体会えましたし、最後にもう一挑戦したい場所もありましたし…

  
降りていく途中でも、ハチジョウクサイチゴ(左)やら、えらいこと
頑丈な雰囲気のハチジョウテンナンショウ(右)やらには次々と遭遇。

  
ふと気になったのは、道端にラン系の葉(左)が意外なくらいたくさんあったこと。
場所的にはヒメジガバチソウあたりになるんかな?と思ったけど、それにしちゃ大柄かな

  
ちょっと雰囲気の分かりやすい株(左)もありましたが、結局いまいちよくわからず。
山麓まで降りると、そのあたりでも大満開のミズキ(右)なんかを発見。

  
んで、転戦してきた場所では、草地に点々とノアサガオ(左)がありました。
赤味の濃くなってい花(右)もありましたが、まだそんな古くなさそうだけどなぁ…

  
さて、ふたたび目星をつけていた環境を歩き回ってみますが、
ニラバラン(左)やらハチジョウアザミ(右)やらが次々と見つかるばかり。

  
探索範囲を広げると、コケリンドウ(左)がごちゃっと登場されたり、
オオタニワタリ(右)が大量にあったりしますが、やっぱり狙いの花は見つけれず…

  
かわりにといってはなんですが、キョンが飼育されている場所があったので
しばらくじっくり撮ってみたり。なかなか野生下だと撮れないですもんねぇ〜

  
しょうがないので、再びビジターセンターを訪れたついでに
昨日の水槽を再び撮影。タテヒダイボウミウシ(左)とコールマンウミウシ(右)から。

  
キイロイボウミウシ(左)は可愛らしく並んでいらっしゃいました。
面白い雰囲気のハゼ類(右)もいたけど、こちらは名前をメモし損ねて(^^;

  
サザナミヤッコ(左)やレンテンヤッコ(右)やら、悠然と泳ぐ系の魚も
きっちりと撮影。むちゃくちゃきれいだなぁ。海中潜りたい欲が一瞬湧きますね♪

  
シマハギ(左)もせっせと餌食べてる感じが可愛かったです。
質感がなかなかに独特な感じのジュズベリヒトデ(右)も展示されていたりとか。

  
可愛らしいヤドカリ類(左)やら、エビ類(右)やらも何種か展示を
されていましたが、このあたりも全然メモしてなかったので種類わからず(^^;

  
キスジカンテンウミウシ(左)やらブチススキベラ(右)やらも本当に魅惑的でした♪
ここで館の方にいろいろお伺いすると「ハチジョウネジバナは今年はまだ全然出てないナァ」
そう、実は最後のターゲットは楽勝と思っていたハチジョウネジバナだったんですが
まさかの展開にびっくり。図鑑的には4月から咲くって記述なのに(+"+)〜

  
悔しいので、それっぽい環境をひたすら探し回りますが、どこに行っても
コケリンドウ(左)とニラバラン(右)がゴチャッとあるばかり。むむむ…

  
しょうがないので探索場所を広げていくと、草地の中にムナグロの群れを発見。
1羽だけめちゃくちゃ鮮やかな夏羽がいましたが、なかなか近づけなくて…

  
さらに歩いていくと、お次はツバメチドリ(左)がご登場、とおもったら
エライこと至近距離(右)にも1羽出てきたじゃないですか!しかもド夏羽だし!

  
うろうろしていると、あたりにはツバメチドリがやたらいて、
Powershotのオートリでこんな距離感で撮れる個体もいてびっくり。
結局15羽くらい見たかしら、ちょうど渡りの最盛期だったんだろうか?

  
さて、まだ時間があったので少し場所を変えてみると、ヘゴ(左)があったり、
ヤンバルツルマオ(右)がゴチャッと咲いていたりしました。

  
ちょっと面白かったのは、オオカナダモ(左)がわさっと咲いていて、
よく見ると花上に小さなカマキリ幼虫(右)がいたこと。どうやって辿り着いたんだ?

  
さらに場所を変えると、セイヨウヒキヨモギ(左)の大群落を発見。
ウスベニニガナ(右)もごちゃっとまとまって咲いている場所があったりします。

  
なんか面白げな羽(左)が落ちてたりもしました。あんま自信ないけどシギ系?
チャバネセセリ(右)がひょっこりと吸蜜に登場されたりとかも。

  
GWなのに堂々と狂い咲きしているノコンギク?(左)もありました。
さらに草地をじっくり見ていくと、ヤセウツボ(右)もぽつぽつと発見。

  
アツバスミレ(左)もあちらこちらにありましたし、ニラバラン(右)もこれでもかという
群落がいくつもありましたが、ハチジョウネジバナは花穂すら見つからず。むむむ…

  
ここらで完全にタイムアップになったので空港に移動すると、一気に暗くなったんですが
悪あがきで空港の周りを歩いてみると、ニラバラン(左)が大量にあって
コケリンドウ(右)もぽつぽつと発見。時期が良けりゃここで普通に見れるんだろうなぁ(^^;

  
さらに探索範囲を広げてギリギリ花の開いているコケリンドウ(左)なんかを見ていると
怪しげな葉(右)がいくつかあることを発見。これたぶんハチジョウネジバナですよね。
でも花穂のきざしすらなく、あっけなく時間切れとなったのでした(^^;

というわけで、最期までなんか迷走気味の終幕となりました。
予想外すぎるスケール感のハチジョウチドリとハチジョウテンナンショウも面白いし
なんであんねんとビビったツレサギソウなんてサプライズもありましたが
絶対に確実と思っていたハチジョウネジバナに結局逢えなかったりとか、
なんだかワタクシの長旅の〆括りにふさわしい感じの展開だったなぁ、
などと思いつつ帰路に着いたんですが、今回はここからスゴかったんです(^^;
空港で待ってると、搭乗予定便が「使用機到着遅れのため」で1時間遅れになって
そのまま延期を繰り返し、飛行機に乗ってからも散々待たされたと思ったら
さらに機材トラブルで待たされ、結局2時間ちょい遅れの離陸になっちまって、
終電は見事に間に合わないという超絶展開になっちまったりとか(T"T)
元々ある程度予想して、終電にはちゃんと余裕のあるスケジュールを立ててたのに
さすがに2時間遅れまでは予想の範疇外ですわ…
ということで、しょうがないので超絶裏技、『新大阪駅までの最終新幹線+レンタカー』を
駆使して深夜3時前の帰着となって、超絶ヘロヘロの幕引きでした。
まぁなんつうか、この大迷走旅の締めくくりとしてはこれ以上ないくらいふさわしいですが
とりあえず焦りと疲れで死ぬかと思ったわ、マジで神様カンベンしてぇな(T"T)


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