<5>5/4 御蔵島各地 続き |
さて、周回路沿いを歩きはじめると、ハチジョウショウマ?の枯れ穂(左)を発見。
ここらでもシマウチワドコロの葉(右)はありましたが、花は見つからず。
イズノシマダイモンジソウ(左)は無数といいたくなるくらいありました。
フモトスミレ(右)もパラパラ咲いていたリ、なかなか出会いが濃い感じです。
ハチジョウギボウシ(左)もごちゃっとあったので、よくよく見ると
昨年の実の跡(右)を発見。なんか葉に比べてえらいちっちゃいな…
さらに進むと壁面一面のイズノシマダイモンジソウ(左)があってビックリ。
あたりにはひっそりと真っ赤なハチジョウカグマの新芽(右)も潜んでいました。
コハクウンボク(左)はこのあたりでも発見。日差しが撮りにくいねぇ。
なんか可愛らしいハムシ類(右)もいましたが、お名前は現在調査中……
さらに進んでいくと、実にいい雰囲気のハチジョウカグマの芽生えを次々発見。
柔らかい感じの赤色がものすごく映えていて、なんか食べたら美味そうな雰囲気すらあるなぁ〜
ひょこっとハチジョウキイチゴ(左)も見つかりましたが、花はすっかり終わってて…
花跡(右)をアップで撮ってみましたがすごく味わいあって、咲いてる頃に見たかったなぁ。
ハチジョウカグマ(左はその後も次々と見つかりました。)
ちょっと距離がありましたが、シマガマズミ(右)なんかも見つかったりします。
可愛らしいジシバリ(左)もあったのでついでにちょっと撮っといたりとか、
シチトウスミレ(右)はあちこちに可愛らしい感じに咲いています。
このあたりで面白かったのは、イイジマムシクイ。そこらなかで鳴いていたんですが
Powershotノートリで撮れる位置にも何度か出てきてくれたんです。
こんなに愛想がよいとは思ってもみなかったなぁ(^^)
その後も、イイジマムシクイは何度も近くに登場されるので、
そのたびに狙ったらこんなのも撮れちゃったり。嬉しいですなぁ。
クラマゴケ系のシダ(左)もありました。オニクラマゴケでいいのかな?
クロバイの花(右)が大量に散っている場所もありましたが、その後はあまり
ニューフェイスも出てこず、ひたすら延々と舗装路を歩き続けるちょっとシンドイ時間に…
でもなにげない発見でしたが、アシタバの新芽と、ツワブキの新芽をかじると独特の味で
けっこう美味いことを発見したので、その後はひたすらポリポリかじりながら歩いてみたり(笑
集落が近づいてきたあたりで、独特な雰囲気のカスミカメ類(左)にも遭遇しました。
ふいに濡れた地面で吸水しているミクラクロヒカゲ(右)にも遭遇できましたが
角度を変えようと思ったらビュンと消えちまって…ほんま愛想ない種類やなぁ(^^;
ミズ系の花もありました。ちょうど花も満開に近い状態で咲いていましたが、
コケミズあたりに見えるけど、この場所にもあるのかな、調べてもよくわからんかった(^^;
花のすっかり終わったシマテンナンショウ(左)もありました。
あたりでは何かにおそれたらしき羽の跡(右)もありましたが、たぶん
オオミズナギドリなんでしょうね。襲ったのはノネコなのかな。
ふと思い立って林に入ってみると、そこらの樹にひょっこりと
ヨウラクランがついていてヨウラクラン(左)
(右)
葉の形がわかりやすい株(左)もありましたが、これはオオバ?普通のヨウラクラン?
さらに進んでいくと、 花の終わったショウジョウバカマ(左)にも遭遇。
ふいにひょっこり目の前に出てきたオーストンヤマガラの正面顔(左)も撮れました。
集落間近になるとちょうど夕陽が沈んでいく(右)ところでしたが、
ここでド級の大失敗が発覚。この島の商店って全部18時で閉まるんですね。
飯屋もないので、いきなりメシ難民になってしまって焦ったりとか(^^;
しょうがないので一息ついて灯火を見て回ることにすると、アケビコノハ(左)がご登場。
ヨトウ系のガ(右)もいたけど、これエチコハガタヨトウとかに似てる気がするけど
この島ってツゲが名産だから意外と正しい推理なような気もするような…
ハサミムシ類(左)もいたり、ウスキツバメエダシャク(右)がいたりもしましたが
放射冷却で意外に冷え込んだからか、虫影は予想以上に少なくて残念。
小さなゴミムシ類(左)やら、ゲジ(右)やらは見つかりましたが、
かなり歩き回ってもポツリポツリとなんかいる程度。時期的なものなんかなぁ…
なんか面白げな雰囲気のナメクジ類(左)もいました。コウラナメクジ系だよね。
あとはサツマゴキブリ(右)もいましたが、灯火ではそれ以上の成果はなし。
上空には多数のオオミズナギドリが鳴きながら次々と飛び交って実に壮観でしたが
こちらは写真に残せるわけもなく、しばらく星空とオオミズナギドリの声のセットを堪能して
この日の挑戦の〆括りとしたのでした♪
というわけで、なかなかに濃密な1日となりました。
御蔵島は前々から憧れの島ではあったですが、やはりアクセス的な問題に加え、
ガイドなしでほとんど動けないこと、レンタカー等の自己移動手段がないこと
そして昆虫採集禁止の余波でめんどくさい話がたくさんあること
といったあたりで尻込みしていた所もあったんですが、
やっぱりあれこれ新しい出逢いがドカッと来る空間は面白いですねぇ(^^)♪
ただ、かなり発作的に決めた旅路だったのでトラブルも多くて
特に予定調和的・晩飯難民はちょっと参りましたね〜
結果的には、一応予備として持ってきていたカップ焼きそばに、シャワーのお湯を注ぐと
食える状態になることが判明して、なんとかギリギリでサバイブに成功ましたが(笑
あと、全然下調べをしなかったので、バンガローの付属品は何も予約をしてなかったんですが、
そうなると実は毛布すらなく、かつバンガローにはエアコンも着いていないので
大快晴の放射冷却バシバシの条件だと寒くて寝れないという大想定外の展開も(^^;
さて、翌日は御蔵島の名残挑戦&別の島への移動日、
こっからどんな成果が待っててくれるのか、乞うご期待ってことで(>"<)!!