<3>5/4 御蔵島各地 続き |
さらに探索範囲を広げると、コハクサンボク(左)なんかも発見。
そして意外にも花のついているハチジョウアザミ(右)まであるじゃないですか!
せっかくなので頭花のアップ(左)なんか撮って遊んでいると、
近くに帯化っぽい株(右)もありました。なんとも不思議な雰囲気ですやんか♪
ふと振り返ると、海原の向こうに三宅島(左)が見えました。こうやって見ると近いんだなぁ。
宿の方に戻っていくと、アツバスミレ(右)なんかも発見。
これも意外だったのは、集落内に群生していたヒメキランソウ。
調べてみるとどうも自生エリアではなさそうだから栽培株の逸出なんかな?
というあたりで時間になったので、この日お願いしていたガイドさんと合流して、
さっそくいろいろわがまま言ってあちこち連れまわしていただくことに♪
道沿いを歩いていくと、イズノシマダイモンジソウ(左)がいくらでもという感じで
次々登場。サクユリ(右)も予想外にあちこちに見つかります。
さて面白いエリアに到着すると、いきなりハコネコメツツジを
教えてもらってびっくり。こんな道端にもあるのね、いつか咲いているのも見たいねぇ。
ミクラザサだっけ?この場所独特のササ類(左)も教えてもらったけどお名前失念…
オオシマツツジ(右)もパラパラと咲いていたけど、あとでもっと見れると思ってたら
意外にこの後全然見かけなくて、ちゃんと撮っとけばと後悔したりとか(^^;
んで、ここで教えていただいたのは、ギリギリ咲き残っているというハチジョウチドリ。
憧れの花だったのですごく嬉しかったんだけど、ちょうど木漏れ日が凄くジャマで
うまいこと撮れなくてちょいとだけ歯痒かったりとかも(^^;
あたりにはモウセンゴケ(左)も結構ついてました。これもこの後見なかったから
わりと特殊な環境のエリアだったんですね。あたりには一度割れてから
復活したらしきド根性マイマイ類(右)も発見。イズマイマイとかなんかな?
さらに道中で教えていただいたのは、いずれも枯れ穂をつけていた
ラセイタタマアジサイ(左)とガクアジサイ(右)。意外に雰囲気も違うもんなのね。
途中で見た沢の流れ(左)がめちゃくちゃキレイで嬉しくなっていると、
近くに結構満開のヤマグルマ(右)も発見。コイツは嬉しいねぇ。
さらに移動する道中で本当にいろいろな楽しいお話を頂戴したんですが、
一番驚いたのは「こんなに風がなくて海の荒れていない日は大ラッキーですよ」という話。
港が海に突き出しているスタイルだから、少し荒れると船は停泊できないそうで
予定通り来れただけで幸運を喜ぶべきとの話にちょいとビックリしたんですが、
帰ってから調べると、御蔵島の接岸率って7割切ってんですね、本当にラッキーやったなぁ(^^;
さて大きく移動してやってきた場所では、いきなり可愛いコケリンドウ(左)やら
昨年の実をたっぷり残したイソギク(右)やらに遭遇。
フェンスに巻き付いて花芽をつけているシマウチワドコロ(左)を見ながら歩いていくと
ちょっと距離はありましたが、可愛らしいニオイエビネ(右)を発見。おおこれが!!
んで、そこからおすすめのコースを歩いていくと、
たっぷり花芽をつけたマメヅタラン(左)や、セッコク(右)やらが次々登場。
んで、わりとすぐに、オサランまで登場したんです!
もちろん花にはまだまだ早すぎたんですが、本土ではもう手近なところでは見れない
であろう稀品がこんな近距離で堪能できるとは、なかなか興奮しますなあ〜
あたりにはウチワゴケもごちゃっとついていらっしゃいました。
こいつもミクロサイズながらなんともいえずよい雰囲気でいらっしゃいますな♪
などとワクワクしながら歩いていくと、お次に登城したのは、
なんともええ感じに咲いているヨウラクランじゃないですか!
もっとわかりやすく大満開状態に咲いている株(左)もあったので、
花のドアップ(右)も撮ってみたり。相変らずアップにしても分かりにくい花やねぇ。
なんとも面白い雰囲気に咲いている大株(左)もありました。
あたりには、御蔵島では稀品というギンリョウソウ(右)もいくつかご登場。
さらに進んでいくと、結構わかりやすく満開に咲いているマメヅタランも
パラパラ登場したりしてビックリ。この場所は本当にいろいろ濃いもんだねえ…
少し離れた場所でも可愛らしく咲き並んでいる株(左)があったのでバシバシ激写。
近くには、これも可愛らしい花芽を並べたミヤマシキミ(右)も見つかります。
遠くに大満開のクロバイ(左)もありました。オオバノトンボソウ(右)もありましたが、
ここだとミクラトンボソウになるのかもなのか!もっとじっくり撮っとくんだった!!
戻っていくとカエデ系の花(左)も発見。ハウチワカエデとかかな?
ちょいと意外なあたりで、可愛らしいフモトスミレ(右)なんかも見つかったりしましたが
ここらでタイムアップとなり、ガイドの方とはここでお別れに。
でも要望を聞いていただいて、集落から遠く離れた希望の場所での解散としていただいたので
ここから残り時間徹底的に歩き回っていろいろ探すゾと鼻息も荒く探索開始(笑
と、なんと歩き始めてすぐにふわりと怪しい物体(左)が…
ワナワナと震える手をなんとか押さえつつジリジリと近づいていくと、
それは憧れのミクラクロヒカゲ(右)だったのでした。これはホンマに感涙でしたねぇ♪