特大迷走GWB〜一休み後の暴走〜 24.4/30
  
<3>鹿児島県各所 続き

  
さて、その後はけっこう遅めの時間になったので少し悩んだものの
さらに大きく移動してこれまた気になっていた場所に再挑戦することにすると、
ヒノキバヤドリギ(左)に続いてピンク色のコバノタツナミ(右)を発見。
石灰岩地だから花色に変化があったりするんかな?

  
バタバタと登っていくと、けっこうたっぷり実をつけているオキナワチドリを発見。
この状態も逆になかなか見れないでしょうから面白いですよね♪

  
と思っていると、岩場にはごちゃっと花をつけているマメヅタランを発見。
まだ少し早いかと思ってましたがここらへんだともう大満開なんですね。

  
オンツツジ(左)もご登場。少し終わりかけでしたけど。
シモツケ類(右)もパラパラと咲いていましたが、ここだとどの種類になるんだ?

  
登っていくと、薄暗い場所にガンゼキランの葉(左)をいくつか発見。
でもそろそろ咲いてんじゃないかと期待していたのに花がないんです、ガックリ…
そのあたりにはここでもピンクのコバノタツナミ(右)がありました。

  
さらに登っていくと、先ほど以上に大満開のマメヅタランに遭遇。
会えると嬉しくなりますが、南方の岩場だと思ってた以上に遭遇率高いですよね。

  
その後もさらに進んでいくと、途中からあからさまに道が細くなっていって、
絶対に道間違えたなって感じでしばらく焦ってたんですが、なんとか道に戻ろうと
頑張ってると、ひょっこりと怪しいものが視野に飛び込んできて…
うわ!これまさかのガンゼキランですやん!しかもめちゃくちゃ花盛り!!

  
薄暗い上にけっこう濃い霧が出ている状態だったので撮影はかなり四苦八苦でしたが
艶やかなあたりも何とか記録に残せて大満足。道迷ったかいあったわ(^-^)♪
んでその後は四苦八苦しながらなんとか山道に戻ったんですが
なんやかんやと時間をロスしたので、日没と競争することがほぼ確実になってきたりf(^^;

  
さらに登っていくと、面白げなカンアオイ類を発見。
現地でどの種類だろと悩んでたんですが、これキンチャクアオイなんですね。

  
花芽を延ばしいているオオバノトンボソウ(左)もありました。
ちょっと終わりかけのギンリョウソウ(右)なんかも発見。

  
ヒノキバヤドリギ(左)はこのあたりでも結構いくつも見つかりました。
紅色が艶やかなキノコ(右)もありましたが、ベニヤマタケでいいんかな?

  
キンチャクアオイ(左)はここらでもいくつか見つかりました。
さらに登っていくと、ちょっと道を外れた岩場に怪しい物体(右)が!

  
これは、期待していたサツマイワギリソウ(左)じゃないですか!!
近づくと花芽(右)もついてはいましたが、まぁ分かっていたけど早すぎたわね〜

  
さらに登っていくと、ヤマジノギク(左)も狂い咲きしていました。
遠くにツクバネウツギ(右)がまとめて咲いていたりもしますが
このあたりで17時近くになってきたのでマジでメチャクチャ焦り始めたり(^^;

  
焦りながら辿り着いた岩場ではサツマイワギリソウがパラパラとありましたが
かなり暗い上に、ここらでは花芽もない状態で…

  
昨年の実が残った株(左)もありましたが、暗い上に霧があってこんな感じ。
んで、めちゃくちゃ焦りながら下山していく途中で、なんか不思議な感じのランの葉(右)も
見つかりましたが、じっくり撮ってる余裕もない状態でして(^^;
んでなんとか日没ギリギリに車道まで戻れてホッと一安堵というオチとなりました(笑

というわけで、発作的転戦しまくりが功を奏した1日でした。
本来は最初に書いたように、うっかり前夜に九州まで戻れなかったら
朝一で博多まで移動してからのスタートになるから霧島ちょこっと歩けるかな、
という計画だったのが朝一から歩けてしまったという幸運から
完全予想外なことにノカイドウほとんど散ってしまってんじゃん、からの
怒涛の転戦は我ながらなかなか楽しかったですね。
最後はなんやかんやと薩摩半島の端近くまで来ましたから本当に大移動でしたし
リアルに心臓バクバクさせながら日没と競争する展開は怖かったですが(笑
それでも、ノカイドウも諦めきったころになぜか1つだけ満開近い株に逢えましたし、
どこに行ったら会えるんだろうだったサツマアオイにも首尾よく会えたし、
道に迷って焦りながらいきなり遭遇したガンゼキランは
本当に鳥肌立ちましたし、めちゃくちゃ大興奮しまくりました♪
(ようやくの出逢いと思ってたらこの後の旅で面白い展開になったりしましたが)
やはりなんやかんやと勢いでアチコチ走り回るってのは重要ですよね♪
さてここからは前半戦残りはちょっとジックリ系の挑戦も含めながらのヘンテコな旅
どんな出会いが待っていてくれているもんだか、乞うご期待で(^^)!


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