霧の中右往左往~不完全燃焼な日~ 24.2/25

この日はこれまた実に中途半端な感じの1日でした。
ここんとこ空振ってしまったヤツらをいくつかまとめてリベンジしようという
わかりやすいプラニングでまずは山の上に突撃したんですが
悪天の予報だったけど若干マシかなと思いながら下界に広がる一面の雲海
を見ていたら、やっぱり大雨到来からの濃霧でどうにもならず
逃げるように下界に転戦したら、そこでも雨の中ながら
前回のリベンジはなんとか悪くない感じに達成できたものの
さらに調子に乗ってもう1箇所転戦した場所では、
なんともクソ歯がゆい超不完全燃焼なオチを引き当てて
最後までなんとも微妙な気分となる、そんな1日となったのでしたf(^^;

<1>阪神間各所

  
というわけで、雨の中、路面凍結してないかドキドキしながら山頂付近に向かうと
眼下には見事な雲海が(左)。雲海というより雨雲の上にいる感じかな。
で、狙いのエリアで待ちますが、出てくるのはカシラダカ(右)くらい。

  
しかたないので周辺をうろうろ歩き回っていると、ヒレンジャクの群れを発見。
でもめちゃくちゃ分かりやすく曇天空抜け+霧が出て撮影になりゃしないんです。
噂ではキレンジャクも混じっているはずだけど探しようがない感じ(^^;

  
空抜けではない位置にいる個体(左)もいましたが霧が流れ込んで…
あたりにはカシラダカ(右)も不思議そうにこっちを見てましたが
このあたりから山の上でも雨が強く降り始めてさらに期待薄な雰囲気に。

  
ひょっこりとウソ(左)が登場してくれもしましたが、霧がかかるとどうにもならん。
あとは粘れどカシラダカ(右)ばかり。赤い系は全部抜けちゃったのかなぁ。

  
粘っていると別の場所でもウソ(左)が出ましたが、やっぱり空抜けは厳しい。
雨足がだんだん強まる中、改めて下界を見ると、朝っぱらの雲海は
一面の真っ白な空間(右)に変化していて、こりゃどうにもならんとGIVE UPすることに。

  
んで、お次にやってきたのは前回のリベンジマッチの某池。
葦原に隠れるゴイサギ(左)なんぞ見つつ歩いていくと、今回はあっさりと
見つかりました。久しぶりのアオサギ×ダイサギ(右)です。

  
近かったので顔のアップを撮ろうとすると、まずは正面顔(左)が撮れました。
横顔(右)は噂どおりの面白い婚姻色。目先の青色がなんとも面白いですやん。

  
ふいにオレも撮れとばかりにバン(左)が目の前で羽繕いを始めました。
せっかくなので何枚か撮ってから、再びアオダイサギ君(右)をじっくり撮影。

  
彼はちかくでのんびりしてくれたのでしばらくバシバシと撮影しまくりました。
よく見ると、首の後ろや肩には茶色っぽい色合いも入ってるんですね。

  
芝生で仲良く一緒のにお食事中のヒドリガモ&ムクドリ(左)なんぞ見つつ
少し場所を変えると、ヒクイナ(右)もあっけなく分かりやすい場所にご登場。

  
んで、なんと彼はPowershotでも撮れる距離感でうろうろしてくれたり。
ちょこまか素早くて苦労しましたが、これは嬉しいですね。

  
デジスコでも頑張って狙ってドアップを何枚かGET。
しかしえらいこと愛想のよい個体ですな。次は晴れた日に再挑戦したい。

  
さて、先ほどの場所に戻って、ダイアオサギ君をじっくりと観察。
以前見た時よりもさらにわかりやすいハイブリッド感が面白いですよね。

  
あたりにはコサギ(左)も佇んでいてくれました。ダイサギもいたけど遠くて残念。
あとは仲睦まじげなカルガモ(右)なんかも近くにいます。

  
その後も、降りしきる雨の中、しばらくじっくりとアオダイサギ君を撮影。
前回空振った分だけじっくり撮りたかったのもありますが(笑

  
おみ足を見せながら移動(左)してくれたので、そちらに回り込みつつ
ついでに同様におみ足ご披露中のバン(右)もついでにパチリ。

  
回り込んでみると、近くでじっと水面を見つめる姿(左)がなかなか凛々しかったので
顔のドアップ(右)を再び撮ってみたり。この後はしばらくこのポーズで固まってましたが。

  
少し離れた場所から見ていると、彼はいきなり動いて大きめの魚をGET。
ゴミと混じってよくわかってなかったんですが、これよく見ると2匹まとめて捕ってる
みたいですね。よく見えなかったけど、両方うまく食べれたんだろうか。

  
その後も少し小さな魚をGETして(左)、食べる(右)とこまで見れたので大満足。
で、ここで少し時間が余ったのと、西の方から天気が良くなりそうな予報だったので
思い切って大きく場所を変えてこちらも面白い情報のあったポイントへ。

  
ちょっと大きな池の周りを歩き回ると、婚姻色の鮮やかなカワウ(左)がいたり
コサギ(右)がいたりしますが、ここでもかなり寒くて鳥影も少ない雰囲気。

  
オオバン(左)を見つつ歩き回ると、わりとすぐに狙いのムジセッカが登場するも、
めちゃくちゃにごちゃごちゃの中を動き回って、全くカメラが追い付かず。
枝まみれの写真(右)の中央に胴体だけ写っているんですけどこれが限界で
そのまま藪に飛び込んだと思ったら二度と登場されず、急速に雲が引いていって
見事な夕日が差し込む中、ため息をつきながらの撤収となったのでした(T_T)

というわけで、これまた微妙に不完全燃焼な日となりました。
途中のアオダイサギ君はじっくり撮影させてくれましたし、ヒクイナも前回より
かなり条件良く撮れましたが、それ以外の成果がなかなかで(^^;
山の上のオオマシコは前回の挑戦時に、ちょうどその日だけ出なくて
ようやくのリベンジだったのに天候条件悪すぎで
他に誰も鳥屋さんがいなかったので最近出てるのかの確認もできなかったし
オマケも出るには出たけど撮影条件厳しすぎましたし(+.+)
特に最後のムジセッカは、完全に見えているのにカメラが追い付かなくて撮れず
そのままチャンスが再来しないというのはつらいもんですねぇ…
条件がいいときは結構撮り放題だったみたいなんで、
また機会を見つけて色々リベンジを頑張りたいと思います(>.<)!


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