雑種連チャン未遂~難関だけ撃破~ 24.2/23

この日はなんだか不思議&中途半端な感じの1日でした。
天気予報がかなり悪いのは分かっていたんですが
それでも今のうちに見ておきたい雑種系の面白い話がいくつか
あったもんでまとめて挑戦してみることに。
すると、最難関と思っていた最初の場所では、氷雨の中の絶望から
完全に予想外のラッキーな展開につながったので
これはツイてる日だろうと調子に乗って残りの場所を回るも
残り2箇所の安パイだと思っていたヤツらがなぜかどちらもご不在で
3連荘の予定が単発になっちまうという謎展開で
最難関だけ見れたからイイと思うべきかと悩む流れになったのでしたf(^^;

<1>京都府各所

  
最初にやってきたのは前回も手酷く空振った某池。
池縁に何匹も出てくるヌートリア(左)に驚きつつ池の中を探しますが
オカヨシガモ(右)はいれども狙いの某雑種はこの日もご不在の様子。
しかも大雨が降っていてめっちゃくちゃ暗いので、デジスコだと全然写真になんないし(^^;
でも、半ば諦めつつ、一応念のためにと周辺の池を回ってみると怪しい物体が!
すぐに飛ばれてしまったんですが、飛んだ方向的にこれはもしや、と思って戻ると…


かなり遠かったんですが、いたんです!やっぱ戻ってきていたんです!
噂のとんでもない組み合わせの雑種カモ、『オカヨシガモ×メジロガモ』との出会いでした♪
諦めてさっさと帰らずに周りを探し回ってみてよかったなぁ(^o^)

  
ということでワクワクしながら狙いますが、あまりに天気が悪いので
デジスコじゃぶれっぶれ。しょうがないのでISOをかなり上げてムリヤリ撮ることに…

  
オカヨシガモと共にちょっと近づいてきたところ(左)を撮ってると
ちょっと面白げなヒドリガモ(右)が通過。それっきり見つからなかったけど
これもアメリカヒドリあたりとの雑種なんでしょうね。

  
オカヨシメジロ君はその後もうろうろしてくれますが、常に池の中心あたりに
いるもんで遠くてなかなか厳しい感じ。雨足はさらに強まってかなり強烈に薄暗いし。

  
粘ってると羽繕い(左)したり、頭搔き(右)したりしてくれましたがやっぱり遠い…
んでもって完全予測外なタイミングで羽ばたくから撮り損ねちゃったし(^^;

  
でもじっくりと粘っていたら、1度だけそこそこの近距離まで近づいてきてくれました。
顔の模様とかがはっきりわかりますが、面白い表現ですよね。
オカヨシガモ由来のツートンヘア+なぜか目の下にもラインが入ってるんだよな。

  
ヨシガモ(左)も結構たくさんいましたが、あんま撮影チャンスはなくって残ね。
その後もしばらくじっくりとオカヨシメジロ君(右)を狙った後で
これ以上は目立った成果がなさそうだと判断して場所を変えてみることに。

  
お次にやってきたのは昨年も訪れた某川。
歩き始めると、セグロセキレイ(左)やらキセキレイ(右)やらが
近くをチョロチョロしてくれますが、少し歩くとすぐに目論み違いに気づきました。
大雨だったから結構ハデに増水していて、狙いのエリアは見事な濁流。
当然ながらそこにはターゲットはおらず、周辺を探し回ることに。

  
氷雨の中震えているコサギ(左)がいたり、いきなり意外な近距離に
カワセミ(右)が出てきたりはしましたが、全体に鳥影は少なく期待薄な感じに。

  
ここらでは多いはずのカワアイサ(左)も1♀みただけでした。
オカヨシガモ(右)も小群を見たくらいで面白い混じり物は見つからず。

  
流れの強いところにいるコガモ(左)を撮ったら渓流のワンショットみたくなったり。
ツグミ(右)なんかは慰めるように近くに出てきてくれたんですけど。

  
さらにうろうろするとオカヨシガモの小群に再遭遇。
見ていると、えらく顔の黒っぽい個体(左)が気になりました。雑種じゃなさそうだけど。
雨覆いを見せながら羽繕い(右)してる個体もいたので狙ってみたり。

  
さらにちょっとだけ顔の白っぽい個体(左)を撮った後で、
可愛らしく並んでいるユリカモメ(右)を見て、この場所での挑戦はGIVE UP。
潜水ガモ類が全くいなかったから、今年も来てるはずの某雑種ともども
どっか穏やかなところに逃げてしまってたということなのかな(+_+)

<2>大阪府某所

  
んで、最後に夕刻近くになってやってきたのはとある池。
でも池の周りを歩くと、ゴイサギ(左)が隠れていたり、モズ(右)が
至近距離にやってきたりしますが、狙いの某雑種はここでもご不在。
ありゃ、ここだけは絶対に安パイだと思ってたのに予想外(T.T)

  
探索範囲を広げて、カラシナだらけの川辺(左)を歩いてみましたが、
ムクドリ(右)がちょこまかしていたくらいでターゲットは見つかりません。

  
仕方ないので池に戻るとふいに雲が切れてさっと夕日が差したりもしましたが
ヌートリア(左)やダイサギ(右)しか撮るものがない状態。厳しいねぇ。
でも、ここで師匠に空振りを報告したところ、いきなり素晴らしい情報が到来!

  
そそくさとそのエリアに行きますが、ちょうど間が悪く、お子様の団体が
全力で大騒ぎしながら走り回っていて、とてもじゃないけど鳥なんか出てくるわけない状態。
お子様方のお帰りを待ちわびつつ待っていると、バン(左)やら
コサギ(右)やらは登場しましたが、日も暮れてうす暗くなってきちゃったし…

  
かなり暗くなったころにお子様方が撤退された、と思ったら、噂のヒクイナがご登場。
でも既にあまりに暗くてデジスコではロクに撮れず、しかもごく短時間で引っ込んでしまって…
まぁでも、空振り続きの中ちょっとだけ嬉しいなオチとなったのでした(^^;

というわけで、なんか微妙にハンパな展開の1日となりました。
最初の場所のオカヨシガモ×メジロガモは、ようやくの出会いでもありましたし
諦めかけてたところから、ひょっこり怪しいヤツを見つけて
戻ってんじゃないか、と思ったらちゃんと戻っていてくれた展開は楽しかったし
大満足でしたが、その後の安パイと思ってたヤツの方を連続空振りでしたから(^^;
しかし、最初のオカヨシメジロ君は、ISOガンガン高めての撮影ながら
わりと近くでも見れたので本当に嬉しい限りでした。
『非潜水ガモ×潜水ガモの雑種』って、なにげにすんごいことですよね。
おそらく二度と見れないであろう組み合わせなので、本当に見れてよかった。
しかし、色模様どころか体格が全く違う種類の雑種って
どうやって成立するもんなんだか、正直想像がつかないナァ…
その後の空振りは一周回って清々しい感じすらありましたが
お子様方の大喧騒にジャマされて真っ暗の中のちょい見えになったけど
一応ヒクイナで〆括れたからハッピーエンドってことにしておきましょう(笑


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