とりあえずの年明け③~氷雨と虹と~ 24.1/3&4

今回は新年とりあえず旅第3日目+オマケの4日目。
発作のついでで毎冬遊びに来る山陰地方の某所にふらりと来たんですが
これがドン暗いし氷雨は降るしのなかなかの悪天候続きで
首尾よく噂の珍鳥たちにはいくつかまとめて会えはしたものの
撮影条件かなり厳しくてまともな写真にならなかったり
プラスアルファで期待していたような奴らはさっぱり見つからなかったりと
成果濃いめのわりに微妙な気分になるストーリー。
翌日の年末年始最終日には早めに地元に戻る必要があったんですが
短時間でもリベンジマッチをしようと意気込んで居残ると
ものの見事に晴れ上がっておっしゃと思ったのに、
急遽呼び出されちまってめちゃくちゃ短時間挑戦で終わってしまうという
なんともまとまりつかん展開となってしまったのでしたf(^^;

<1>1/3 山陰地方各所

  
ということで、いつまでたっても明るくならないなと思ったら超曇天+雨という幕開け。
電線にとまるノスリ(左)なんか見つつうろうろしていると、ふいに少し離れた場所に
ハイイロチュウヒ(右)を見つけるも、デジスコ出す前に飛ばれちゃって…

  
しょうがないのであたりにいたマガンの群れをじっくり見ていきますが
これが全く混ざりものなし。カリガネ見つけたかったのになぁ。

  
道端の悪くない位置にノスリ(左)が降りていたりもしました。
この時期のこのエリアの名物、大満開のブロッコリー(右)もやっぱりご健在。

  
少し場所を変えると、ヒシクイの群れがいたりもしましたが、
再び雨が強まって撮りにくい感じ。このエリアは小鳥系も期待してたんだけど
この状況じゃちょっと探すの厳し過ぎるなぁ(^^;

  
それでは、ということで少しエリアを変えてみることにして、
コハクチョウが成鳥(左)、幼鳥(右)ともたくさんいるエリアに。

  
すると、えらいことあっけなく、怪しい物体がご登場。おっしゃ、噂のハイイロガンじゃん。
幸先良い展開に感動したものの、なんかすごい勢いで遠ざさかってしまって

  
探索範囲を広げてみると、コハクチョウが騒ぎまわっている場所(左)では、
こっそりと隠れるようにマガン(右)も2羽混ざっていたりもしました。

  
水を張った田んぼで泳いでいるコハクチョウ(左)はなんか妙に風情があったり。
あたりにはオオダイサギ(右)も闊歩していらっしゃったりします。

  
ふと気付くと、遠くに見える雪をかぶった大山(左)がめちゃくちゃお見事♪
などと思っていたら、ひょっこりと目の前にハイイロガン(右)が再登場されたりとか。

  
そのままちょっとごちゃっとしたなかでしたが、水飲み(左)を見せてくれたあとで
いきなり羽ばたき(右)もしてくれましたが、近すぎて全面的にはみ出しまくり(笑

  
少し場所を変えると、続けて登場されたのは、こちらも噂のサカツラガン。
草丈の高い場所だったので、時折見える姿を頑張って撮る感じでしたけど。

  
それでも何度か首を延ばして凛々しいポーズ(左)を見せてくれましたが
なぜかこいつもド至近距離羽ばたき(右)を見せてくれたりとか。はみだすっつうねん。

  
満足したので移動しようとしたら、ふたたびハイイロガンがかなり近距離に
ひょこひょこ出てきてくれて二度ビックリ。結構愛想いいねぇキミは。

  
んで、そのまま移動した場所では、見下ろす位置にいたタシギ(左)に続いて
ビックリするような近距離にいるソリハシセイタカシギ(右)にビックリ仰天。

  
彼はいい距離で羽ばたいて(左)もくれましたが、雨も強まって爆裂に暗くて…
のんびりたたずんでいる時(右)はまだマシに撮れはしたんですけど。

  
ちょっと雨が収まりかけた時には、ぶるぶるとふるえるところ(左)やら、
羽を広げるところ(右)なんかも撮らせていただけました。
これ天気が良かったら本当にいくらでも撮り放題な感じですよねぇ。

  
凛々しいポーズ(左)も撮れたけど雨粒が目立ちますねぇ。
なんか仲睦まじい感じのオナガガモのペア(右)なんかもひょこッとご登場。

  
さrないセイタカシギ(左)も登場されて、ソリハシセイタカシギ(右)との
共演が見えたんですが、なんせ暗いから動き回られるとブレまくりで、
大量に撮りまくったのにほとんどが没という厳しい条件…

  
ソリハシセイタカシギ(左)はすごい近距離の砂浜も歩いてくれましたが、暗くてこの程度。
と思っていると、ずっと葦原の後ろにいて見えなかったハイイロガン(右)が
ひょっこり出てきてもくれたんですが、慌ててデジスコ向けた時には再び隠れちゃってて…
先ほどの水田地帯に続いての出会いに嬉しくなりましたが、
そのタイミングでお声がけいただいた方に「ハイイロガンってメチャクチャ珍しいんでしょ?」と
聞かれて、「1時間前に別の場所でも見てきました」とは言えずに、曖昧にごまかしてみる
という一幕もありましたが、さらにもう1箇所移動しようと思ったあたりでかなりの大雨になたので
この日の挑戦は早めに終幕にしてのんびり休憩することにしたのでした。

<2>1/4 山陰地方各所

  
んで翌朝は意外に早めの時間からあたりを飛び交うマガン(左)を
見ていると、遠くにここでもトモエガモの群れ(右)を発見。ここらにもいるんね。

  
そうこうするうちにバサッと晴れ上がってマガンの群れ(左)も
なんだか輝いている雰囲気に。ものの見事な虹(右)もかかったしね。

  
せっかくなので虹の根元にいるマガンの群れ(左)やら、コハクチョウ(右)やらを
撮ってから、少し場所を変えていろいろ探そうと思ってたあたりで
まさかの呼び出し到来。え、夕方に戻ればよかったんじゃなかったんかーい(+_+)
ということで、なんかえらいこと中途半端な〆括りに半べそかきながら
今回の年末年始旅は突然の幕引きとなったのでしたとさ(^^;

というわけで、なんともハンパな感じの旅の〆括りでした。
いやいや、こっからやん、ってタイミングですよねマジなハナシ(笑
まぁ、実際のところ、どうせ夕方からだろうと勝手に思って動いてたこちらの落ち度だし
ちょうどタイミング悪く米子道がチェーン規制中だったから遠回りして帰らなきゃいけなかった
ってのが撤退時間が妙に早まった理由ですから、先方は悪くないんですが(^^;
それでも大雨の初日は、撮影条件こそマジで厳しすぎたし、
結構大きく期待していたもののいくつかはスッ空振りになったけど
(小鳥系とか探せる条件じゃなかったのもあるし)
それでも噂のヤツラをまとめてゴチャッと見れたし、どれも意外なくらいに
近距離で楽しめたんだから、発作的に大移動して来た甲斐はあったというもの。
特にハイイロガンを2羽続けて見れたのはなかなか面白かったですね。
一昔前はガン系の中でも群を抜いた大珍品、沖縄に出た時には
わざわざ見に行く人がいたくらいだったのに
ここんとこちょこちょこ飛来するし、今冬はこのエリアに2羽+但馬にも1羽、
さらに石垣にはまとめて5羽、あちこちに情報があるのは面白い。
また天気のいい時にまとめて再訪したいもんですね(^^)♪♪


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