発作な石垣旅A〜不発とサプライズ〜 23.10/15
  
<2>宮崎県各所 続き

  
さてその後は先ほどの場所に戻って、手近に撮れる方のチケイランを
しばらくじっくり撮影。フラッシュたかないと暗いし、たくと影が出るしで難しいねぇ。

  
手近な株の方は頑張って手を伸ばして花のドアップ撮影も成功。
独特な雰囲気で面白いですね。しかしちょうど花の状態的には良いタイミングやん。

  
ここらで一旦車に戻ることにしようと引き上げていくと、なんか面白げなアザミ類(左)や
シラネセンキュウ(右)やらがパラパラと見つかります。

  
人家近くには不思議なホトトギス類(左)も。これはタイワンホトトギス?
ノジギクっぽいもの(右)もパラパラと見つかりはしました。

  
意外なことに、先日某植物園で見たばかりのツクバネガキにこんな場所で再会。
さらに艶やかに色づいていて魅惑的な雰囲気。美味そうですよね。

  
リンドウ(左)もいい雰囲気に咲いている株がパラパラとあって、
朝っぱらの大株(右)もじつにイイ雰囲気に。これ全部咲きそろったら見事だろうなぁ。

  
ノアサガオ?(左)もありました。色が濃いからなんかの帰化種かも。
あたりにはムラサキツバメ(右)なんかも飛び回ってくれたりしています。

  
その後、まだ若干時間に余裕があったので、車からデジスコを取り出して
再びチケイランの場所に向かって、対岸の株をアップでも撮影。日差し的に撮りにく買ったけど…

  
さらに対岸の株(左)もう数枚撮ったあとで、手前の株(右)もデジスコでも
ムリヤリ狙ってみました。この方が背景がすっきりしてわかりやすいかな。
ここで通りがかりの地元の人から、渓谷の奥の方でマルバテイショウソウが咲いている
という情報もいただけたんですが、あまり深追いすると昨日と同じように
ゴールデンタイムを逃す可能性があるので諦めて移動することに。

  
んで、移動途中のオマケで立ち寄ったのは、お久しぶりのオオヨドカワゴロモの自生地。
生息エリアをじっくり歩きますが、ほとんどの株が岩に一体化しているし
ゴミやら泥やらたまりまくってて、こいつら分かりやすく撮るの難しいナァ…

  
でも前回に比べて時期が早いだけはあって、花の方はちょうどいいタイミングなので
全景の雰囲気がわかるものは早めに諦めて、こちらをじっくり撮ってみることに。

  
こんな感じでごちゃっとついている場所もいくつもありました。
しかし花がついていなかったら単なる泥まみれの岩にしか見えないですよこいつ(笑

  
花粉が見れるようにドアップ(左)も頑張って撮ってみました。
岩上には枯れている株(右)もあったりして、なんか生育条件よくわからんなぁと
思いつつ、とりあえず前日のリベンジマッチに向けて早々に移動していくことに。


しかし、そこから30分も走らないうちに予想もしなかった悲劇が到来しました。
片側一車線のちょっと長めのストレート、なんてことないごく普通の場所だったんですが
対向車線の軽トラックがいきなり減速もせずに右折してきたんです!
慌ててハンドル切って回避しようとしたものの間に合うわけなくちゃんと激突(^^;
幸運にも当たり所がすごくよかったもんで怪我も全くなく、
車も走行自体にはほぼ問題なかったので、自走して帰ることはできる状態でしたが
警察を呼んで事故見分等々、えらいこと時間をロスすることになってしまったのでした(T"T)

<3>熊本県某所

  
それでもなんとか日没前には昨日の林に到着できたので、ひたすらうろうろしますが
これが全く何も飛ばない。数日前には何個体も飛んでいたらしいんですが
かなりの長時間歩き回っても、なんか幹にとまっている怪しいテントウダマシ(左)が
いたのと、なぜかこんな時期にカヤラン(右)を見つけれたくらいで…

  
でもそろそろ時間ヤバいなと焦ったあたりで、ようやく1つだけフユシャク類を発見!!
数枚撮ったらすぐ飛んで消えちゃったんですが、とりあえず成果はあった、よかった、
と思いながら、窓開けっぱなしなので延々と寒さに震えながら帰ってきて
あらためてよく見たらサクフウじゃ全然なくて普通のナミスジフユエダシャクじゃん!
なんで現地で全然気づかんかったんや!と叫ぶというとんでもないオチ付きだったのでした(^^;

〜おまけ〜

  
オマケは神戸市内の弟宅のベランダにしばらく滞在していたというシンジュキノカワガ。
なんか変なのいるよと言われて大慌てで見に行った時にはお亡くなりになっていたんですが
やはり今年はかなり大発生だったみたいですね。ちゃんと撮影したかった…

というわけで、なかなかハードな展開の1日となりました。
最初のチケイランについては、めちゃくちゃあっさり発見できてからの
手近な場所の株まで見れちゃうというラッキーはありましたが
なんといっても、まさかの巻き込まれ事故という怒涛の展開がありましたら…
ちなみに、事故った時に 面白かったのは、先方が曲がってきた時、パニックになるとかじゃなくて
「いやそれ避けれるわけないやん!」とか冷静にツッコミ入れながらぶつかったこと(笑
ああいう場合は逆にパニックになるほどの余裕がなくなるんですね(^^;
先方の軽トラは運転席のドアの表側がベロンとめくれるくらいの衝撃だったんですが、
幸いにしてこちらはちょうどきれいにピラー部分にぶつかったもので、
フレームできれいに衝撃が吸収されて、体にはほとんど衝撃なし=全く怪我なし、
エンジンやタイヤもほぼ損傷なし、だったのは不幸中の大ラッキー。
運転席のドアが開かない+ミラーが外れて社内に入り込んできてるので窓が閉まらない
(ちょうど窓を開けた状態で運転していた)という状態ではありましたが
そこから750km自走で帰ってこれたのはありがたい限りでございました。
ただ、最後の最後のオチはあまりにもいただけなかった(T"T)
事故ってるからスッ飛ばせないし、そうなると早めに引き上げなきゃいけないから
あんまり粘れないのに昨日同様全く林の中を飛ばないぞ、と焦りまくる状態から
やったギリギリ見れた!というハッピーエンドのはずだったのに
思い込みというのは恐ろしいものでございますねぇ…
(Kさん曰く気温がかなり上がったので不活発になったのではとのこと)
来シーズンもリベンジマッチ必須となってしまいましたので
アクシデントには十二分に注意を払いつつ、今度こそ撃破しようと思います(^^;


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