発作な石垣旅A〜不発とサプライズ〜 23.10/15
  
<2>山口県各所 続き

  
さて、そこそこいい感じに咲き残っているダルマギク(左)を見つつ歩くと
ひょっこりとヤクシマルリシジミ(右)が登場。めちゃくちゃ元気で
このワンチャンスしか撮影させてくれなかったんですけどね。

  
そこから岩場を四苦八苦しながら登っていくと、すっかり枯れたイワレンゲ(左)が
いくつかあった後で、先ほどの株(右)が上から見える場所に到達しましたが
これ以上はどうやっても近づけない感じ。これPowershot+テレコンなので
じっさいはかなり距離があってどうにもこうにもって感じですから…

  
悔しいので探し回ると、花の終わった株(左)はいくつかあったので、
ギリギリ花の名残(右)がある株をアップで撮影。これじゃ雰囲気しかわからんけど。

  
なんかめちゃくちゃ乾燥して丸まっているシダ類(左)もありました。
これは普通のノキシノブが丸まりすぎている状態っていう理解でいいんだろうか。
イワレンゲの葉(右)は何箇所かパラパラとありました。もっと増えてもらいたいもんで。

  
海沿いのにはなんかすごく面白げな花芽をつけた樹木(左)もありました。
アップ(右)で撮ってみるとこんな感じですが、これなにもんだっけ?

  
なぜかヒメクダマキモドキ(左)が磯だまりで溺れていたりもしました。
せっかくなので岩場を見ていくと、イソニナ?(右)を発見。

  
潮溜まりには面白げな海藻もごちゃっと茂っていたりしました。
この手はいつも名前調べに苦労しますが、これはウミトラノオでいいのかな?

  
潮溜まりにはたくさんのハゼ類が素早く泳ぎ回っていました、
左はアゴハゼでしょうけど、右は調べてみてもなんて種類になるのかさっぱりわからず…

  
頑張って探してみると色々出てくるんですが、上から撮ったんじゃ種類がよく
 わからんということがよくよく学習できただけとなりました。クモハゼとかなのかなぁ…

  
あたりにはちょっと変わった感じの海藻(左)もありました。
さらに近くの石をひっくり返してみたら、なんかわけのわからん物体(右)が!!
ナマコっぽいけど、口のトコに大量の触手があってなんとも異形です…

  
岩をいくつかのけてみると、次々と同じ種類のナマコが転がり出てきて
口元の触手を広げながら潜っていきます。調べるとムラサキクルマナマコって種類かな。
磯遊びのお子さんとか泣いちゃいそうな気持ち悪さがありますな(笑

  
イソカニダマシ(左)が出てきたり、イソスジエビ(右)がいたり、
いろんなもんが出てくるので、しばらく時間を忘れて遊んでしまいましたが
ふと考えたら夕方に到着しておくべき目的地がまだはるか遠いことに気付いたので
大急ぎで移動することに。これは間に合わんのとちゃうか(^^;

<3>福岡県某所

  
とはいいつつ、本来のテーマであったまとめて比較はやっておきたいので
一箇所だけ立ち寄ると、相変わらずどんな時期でも咲いているハマサジ(左)に続いて、
こちらはメチャクチャ元気なゲンカイイワレンゲ(右)を発見。

  
可愛らしく咲き並んでいる株(左)や、根元に小株を大量に従えている株(右)やら
いろんな株があるもんで

  
ごちゃっとした株(左)を撮ったりして遊んだ後で、
葉(右)も撮ってみますが、たしかに鮮やかな緑でイワレンゲとは雰囲気が全く違うんですねぇ。

  
実がふくらみ始めて赤く色づき始めた株(左)もあったりしました。
花のアップ(右)も撮ってみましたが、葯の色は濃い赤と黄色が
混じってるんですね。イワレンゲは黄色だけど、これだけで確定は難しいのかもな。

  
やっぱりせっかくだからと奥の方まで歩いて、ごちゃっと群生している場所を
手早く撮影。やっぱこのスケール感は見れると嬉しくなるな。

  
やっぱ目の前で可愛らしく咲いていると、ついつい大量に撮っちゃいますよね。
しかし、考えてみるとこんだけはっきり花期がズレてんだから別種で不思議はないわけだ。

  
引き上げようとすると、ちょこっとだけでしたが、シマカンギクも発見。
この場所の株は、先日見たものに比べたらえらいこと小柄で別種みたいですね。
んで、この後は大急ぎでメインターゲットのエリアに向かいましたが
あっけなく途中で渋滞にブチはまってしまったもんで、到着時刻は計画を
大幅に過ぎてしまってちょっと怪しい雰囲気に。これはだいぶしくじったぞ(T"T)…

<4>熊本県某所

  
とりあえず林の中を歩き回るとなぜかヤニサシガメ(左)がいましたが
まったくフユシャクの気配がない感じなんです。
かなり歩き回ってようやく1つ、翅を閉じた状態の個体(右)を見つけましたが
撮ってたらそのまま下に落ちてしまってLOST…
まぁかなりサイズ的には小さかったから、狙いの種類ではなさそうでしたが。

  
なんかやたらと目立ったのはコブハサミムシ。
あちこちの手すりに陣取って獲物を待っている雰囲気でした。
こんな真冬のその場所でどんな獲物が狙えるというのだろうかしら…

  
あとは小さなカマドウマ類(左)がいたのと、ハマキガ類(右)がいただけで、
もう1箇所転戦してみるも、そちらでは全く何も見つからず、
ゴールデンタイムを大きく逃したのはミスだったなぁと涙ぐむ結末となったのでした。

というわけで、なんかえらく微妙な流れの1日となってしまいました(^^;
フユシャク・リベンジがメインテーマだったというのに
道中遊びすぎてゴールデンタイムを逃すとか我ながらバカが過ぎますね(笑
とはいえ、数日前にKさんが何匹も飛んでいるのを確認してて、
細かい状況まで教えていただいていたので、少し到着が遅くなったとはいえ、
ここでさっぱり見れないのは正直なとこ完全想定外。
道中のオマケについても、期待していたルーミスシジミはさっぱりだったし
イワレンゲも近づけないところにしか咲き残っていなかったし
といった感じではあったけど、磯遊びをはじめ、ちょこまかと面白げな
成果があったのがまだしもの救いという感じかな?
さて、本来はこの日でメインターゲットはさっくりとクリアできるはずだったので
翌日はちょこちょこと何箇所か見ながらのんびり帰っていく予定にしていたんですが
さすがに翌日の夜もちょっとだけ立ち寄らなきゃ悔しすぎるなぁ
ということになってしまったので、全体的にプランをごっそり編纂し直すことに。
ここからどんな展開が待っているのか、ちょいと乞うご期待ってことで(^^;


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