発作な九州迷走旅〜四苦八苦なリベンジ〜 23.11/25
  
<2>熊本県各所 続き

  
その後は、もう1つの狙いのエリアでもかなり四苦八苦したんですが、
落ち葉の下の見つけにくい場所に1つあるのを見つけ周辺を見ていくと
こんな感じのイイ雰囲気のアマクサツチトリモチを次々と発見。

  
丁寧に落ち葉をのけていくと、こんな感じの大群落も見つかって大満足♪
見つからんなぁと焦りながらウロウロする時間がかなり長かったんですが、
最終的にハッピーエンドで終わって本当によかった(^^)♪

  
満足して転戦してきたのは面白そうな干潟。
もちろん今回は事前に問題なく海に出れるポイントを探しておいたので
前回のようなトラブルを招かんように十分注意しつつで(笑
すると、さっそくいい感じに色づいたハマボウ(左)とその実(右)が見つかったりしましたが
干潟を歩こうと思ったらなんと長靴積み忘れていたことが発覚してビックリ(^^;

  
しょうがないので歩ける範囲だけムリヤリ歩き回ることにすると
アラムシロ(左)なんかに混じって、カワアイ(右)がいくつもごろごろご登場。

  
ヘナタリ(左)もけっこうありましたが、噂のヌノメヘナタリらしきものは見つからず。
コアマモ(右)広がる辺はすごく気になったんですが長靴じゃなきゃアクセスできなくて…

  
小さめの個体ばかりでしたが、トビハゼ(左)も結構いました。
ちょっと気になる雰囲気のハエ類(右)も結構たくさんいましたがこれはなにもん?

  
シオヤガイ(左)の殻もなんだかやたらとありました。
クチバガイ(右)なんかもやたら多数。久々の干潟はやっぱいろいろおもろいね♪

  
イボウミニナ(左)もありました。じっくり探すといろいろいるんだろうなぁ。
あとは勢いよく飛び交っているヒドリガモ(右)なんかを見たあたりで夜の部の場所に向かって
延々移動することに。高速ないエリアが長いからえらい時間かかった…

  
夜もとっぷり暮れた頃、標高の高い草地で、ようやくお会いできたK氏とご挨拶して
寒々しいしばらく冬蛾探索をご一緒させていただくと、まずはナミスジフユナミシャクが
次々とご登場。コイツはこんな高原風の場所でも多いものなのね。

  
しばらくすると、ふいに少し違う飛び方のヤツが出た、と思ったら
それは憧れのクジュウフユシャクだったのでした!
感激の出逢いでしたが、予想より小さくて繊細な雰囲気なんですね。

  
さらに探し回ると、交尾態のナミスジフユエダシャク(左)を発見。
クジュウフユシャク(右)はその後も何匹かではするものの、飛んでばかりで
なかなか静止してくれず、追加で撮影できたのはこの個体だけ。

  
その後は場所を変えて、いろいろ面白いお話をお聞きしながら、サクフウフユシャクを
探しましたが、そちらは時期的なものなのかさっぱり成果なく、
なんか面白げなセリ系の花(左)とアザミ類(右)を撮ったくらいでしたが
K氏との濃密すぎる自然談義が楽し過ぎて、大満足の終幕となったのでした(^^)♪

というわけで、なんか不思議な展開の濃い1日となりました♪
まさかの長靴を忘れるという特大チョンボのおかげで干潟方面はハンパでしたが
本命のアマクサツチトリモチについては、ちょっと遅めだったし
見つけるまでかなり四苦八苦もしましたが、イイ感じの群落も見れましたし。
(あとはオオスミツチトリモチをいつか探しに行かなくては…)
その後のフユシャク探しは、九州特産2種まとめて制覇とはいきませんでしたが
憧れのクジュウフユシャクをきっちりと見ることができましたし、
なによりもKさんとご一緒して、ディープな自然談議ができたのは嬉しい限り。
おかげで九州方面のあれこれや、蛾方面の探索やらに
ちょこっと火が付きましたので、来シーズンは今まで以上に足しげく通って
いろんなものを見て回りたいと思っております。乞うご期待ってことで(^o^)♪


次⇒

topへ⇒