ひょっこり高知に〜安易すぎる挑戦〜 23.11/23

この日はかなり発作的かつ安易な挑戦となりました。
とりあえずのきっかけとしては、2週間後に高知に行く予定だったのが
諸事情で行けなくなりそうだと判明したこと。
(結果的にあれこれあって野外探索抜きで行けはしたんですが)
行けたなら、せっかくだからいつもの施設を訪れたいと思ってたんだよな、
今秋に挑戦したいと思っているとある大挑戦の
下調べとしてちょうどよいタイミングではあったんだけどなぁ、
あ、ここに祝日があったから行っちまうか、という軽々しいプラニングという(笑
ついでに立ち寄った場所でも面白い成果はあったものの
本来のターゲットの方はちょこっと時期的に微妙な面もあって
若干の不完全燃焼感も残る、そんな展開となってしまったのでした(^^;

<1>高知県各所

  
というわけで、まず最初にちょっとのんびり目にやってきたのは久しぶりのとある森。
歩きはじめると、実をゴチャッとつけたシリブカガシがお見事だったりします。

  
なんか色鮮やかなホトトギス類もありました。植栽の名残っぽい雰囲気ですが
これはタイワンホトトギス?ちょっと違和感もあるような…

  
んで、あたりをぼんやりみてたら、なんかエライこと違和感のあるものが…
これ、筒咲きの野菊類じゃないですか!なんでこんなとこにあるんや!?

  
アップで見るとこんな感じの魅惑的な佇まい。一角だけでしたが結構な数がありました。
種類的にはノコンギクっぽいなと思ったら「ツツザキノコンギク」って名前があるんですね。
一応これは野生品ってことでいいのかしら。

  
イナカギク叶って感じの株(左)に混じって、ノジギクにしては
風合いのおかしな野菊類(右)もありました。これは普通にイエギクなのかな。

  
その後もぱらぱらとツツザキノコンギクに遭遇したのでじっくりと撮影。
いやはやしかし可愛らしい花ですね。これはホンマにラッキーな出会いですな♪

  
さて、実はこの場所の狙いは、まだ見たことないヤクシマアカシュスランの実だったんですが
探してみても葉(左)があるばかりで花の痕跡が全く見つからず。
悔しいので岳林の中を歩き回ってみると、すぐにヤツシロラン類の実(右)を発見。

  
すごくイイ雰囲気の実もいくつもあったのでバシバシと撮影してみたり。
この状態だとよくわかりませんが、おそらくクロヤツシロランになるんやろうな。

  
お次の場所に移動相と思ったら、ひょっこりとムラサキツバメ(左)がご登場。
近づこうと思ったら一気にはるか高く飛び去ってそれっきりだったけど。
なんか面白い雰囲気のアザミ類(右)もエエカンジに咲き誇っていました。

  
さて、お次に移動してきたのは、今や観光客でごった返している某施設。
歩きはじめると、いきなりソナレノギクが咲いていて初手からかなり嬉しくなったりします。

  
めちゃくちゃ艶やかなサネカズラの実(左)にも遭遇。
たっぷりと実をつけたタヌキマメ(右)なんかもあったりしました。

  
ちょっと嬉しかったのは、日影だったけど大満開だったタマムラサキ。
こいつもなんやかんやと自生品には逢えてないんですよね。探しに行かなきゃ。

  
んで、この時期ならではってことで、カンランの展示もあったので
バシバシと撮影。いつかは野外で自生株も見たいもんで。

  
ジョウロウホトトギス(左)はすっかり花が終わって枯れ始める時期でした。
おもいっきり綿毛を膨らませ始めたオオクサボタン(右)にも遭遇。

  
歩き回ると、ナカガワノギク(左)やらワジキギク(右)やらに
まとめて遭遇したあげくに比較検討できちゃうのがこういう場所のメリットですよね〜

  
タマムラサキ(左)は日なたでもいい感じに咲いている株がありました。
ヒメヒゴタイ(右)はほぼほぼ花が終わってギリギリ数花まだ残っているっていう段階。

  
んで、一番期待していた花にも逢えました。
憧れのコシキギク。思ってた以上に独特な雰囲気ですね。

  
すぐ側にはコシキイトラッキョウも植えてありましたが、倒れ切った状態(左)で残念。
むりやり持ち上げた写真(右)も撮りましたが、花はほぼ終わりかけですね。

  
その後はあらためてじっくりとコシキギクを撮ってみましたが、
ちょっと意外だったのはこの場所でも花がかなり終わりかけだったこと。
今秋こそ自生地に行くつもりだったけど、現地じゃ終わってそうだなぁ…

  
悩んでいると、あたりには咲き残りのダンギク(左)やらトウテイラン(右)やら
といったあたりも1つずつ残っていてくれて、慰めてくれたのでした♪


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