いい風吹かず~予想外のハンパ成果~ 23.10/29

この日はちょっと不完全燃焼な挑戦となりました。
昨日の地元でのスペシャル成果にすごく気をよくしたもんで、
この調子だとおそらく北方の飛来種も豊作だろうという
実に安易な想定のもと、いつものエリアに突撃してみることに。
意外に空模様がよくなかったのですが
ちょうど強めの北風も吹いていたので期待しながら到着すると
最初の場所では少しは見つかったけど
範囲を変えて探すとなんかものすごく成果薄な感じで
悔しまぎれにうろうろするも全体的にイマイチ面白い成果が到来せず
ちょいと中途半端な感じの展開となってしまったのでしたf(^^;

<1>島根県各所

  
ということで、ちょっと期待しながら歩き始めると、アオイトトンボ(左)に
続いていきなりオナガアカネ(右)が登場するも、あっという間に飛び去って…

  
水面にはイヌタヌキモ(左)が大量に浮かんでいて、よくよくみると
補虫嚢が結構目立つ(右)というのはちょっとした発見でした。

  
さらにうろうろすると、リスアカネ(左)に続いて、オナガアカネ♀(右)も
一瞬だけ登場。でもこちらもすぐにいなくなって…どこに消えちゃうんやろ?

  
さらにこれも遠かったけど、オナガアカネ(左)が再登場。
あたりには大満開のヤマハッカ(右)なんかもなかなか見ごたえあったりします。

  
オオシオカラトンボ(左)もいて、赤とんぼばかり見てるとちょっと新鮮だったり(笑
なんか妙に色合いの綺麗なアキアカネ(右)もいたりします。

  
さらにしつこく歩きますが、リスアカネ(左)やらアオイトトンボ(右)やらが
見つかるばかりで、あまり成果は芳しくない感じ。北風は悪くないんだけど
雲が多めでちょっと気温がイマイチあがってないしなぁ…

  
さらにうろうろすると、林縁にはアキグミ(左)がいくつも咲いていました。
林にはサイハイランの葉(右)も多数。その時期に来てみても面白いのかな。

  
んで、さらに歩き回ると、ようやく近距離でオナガアカネを発見、
しばらくじっくり撮ってみたり。嬉しくはあるけど、オナガで溢れかえってるくらいで
ないとマンシュウはあんまり期待できないだろうからなぁ…

  
さらにリスアカネ(左)やらアオモンイトトンボ(右)やらを見たあたりで
とりあえず一旦この場は諦めて、いつものお約束エリアの方も確認しに行くことに。


と、その道中で、我が愛車がようやく『100,000km』を達成いたしました。
諸事情で最近は電車移動が多くなって、長距離運転することが減ってるから、
以前に比べると信じられないくらいスローペースでの達成。
のまま月までの片道距離38万キロまで乗り続ける予定なんで頑張ってくれたまい♪

  
さて、移動してきた水田地帯では、相変わらず大量の
ヒメミズワラビが目立ちます。これでも絶滅危惧種なんだけどね。

  
狂い咲きしているオオジシバリ(左)なんぞ見つつ水田地帯を歩き回りますが、
ビックリするくらいアカネ類が少なくてアキアカネ(右)が数匹だけ。
オナガアカネが飛来していたら一番たくさん見れるエリアなはずなんですが
こりゃ今年はほとんど飛来していないってことなんか??

  
えらいこと艶やかに色づいたナンキンハゼ(左)もありました。
川面には、キンクロハジロ・ホシハジロ・スズガモ(右)の群れがにぎやかで
そっかもうそんな季節感になったんだなぁとしみじみしてみたり。

  
なんかえらい大柄なイヌホオズキ類(左)もありました。どの種類だろ。
シンテッポウユリ(右)もありましたが、この時期に見るとなんか違和感あんな(笑

  
相変わらず無数にいるメダカ(左)を見つつさらに探索範囲を広げると、
ようやくアキだけではなく、ナツアカネ(右)も発見。う~ん、こんな感じじゃなぁ…

  
歩き回ると、水の抜けかけた小さな池に大量のヒメシロアサザを発見。
このエリアだと割と多いんですが、最近はなぜか見る機会が減った気がするぞ。

  
せっかくなので花のアップ(左)を撮って遊んでみたり。
なんか可愛らしい感じのヌマガエル(右)も飛び跳ねてたりします。

  
その後も歩いていくと、ヒメシロアサザは結構花盛りの株が
たくさんあるのでバシバシと撮影。やっぱり可愛くて大好きな花なんですよね♪

  
ミゾハコベ(左)もパラパラあるな、と思っていたら
その中にちょっと背の高い感じのミズキカシグサ?(右)を発見。

  
ほぼ干上がってるのに花だらけのヒメシロアサザ(左)もありました。
ピンクの花をごちゃっと着けているキカシグサ(右)にも遭遇してみたり。

  
アカウキクサ類(左)もけっこうありました。これも外来系アゾラ?
などと思っていると、えらいことゴチャッと大量のミゾハコベ(右)が見つかります。

  
よくよく見ると花跡だか実なんだかというのがけっこうあったのでじっくり見ますが
分かりやすく咲いている株は見つからず。でもこんな花を着けるんですね~

  
草地ではえらいこと独特な実をつけた植物も発見。系統すらわからんけどどっち系?
その後もしばらく歩き回りますが、アキアカネがパラパラって感じ。厳しいネェ…

  
ものすごい花盛りのホウキギク(左)を見たあとで、もう一度朝っぱらの溜池に戻るも
日が傾き始めててトンボは全く飛ばず、イズモアザミ?(右)を見た
くらいでちょっと中途半端な感じの撤収となってしまったのでした(^^;

というわけで、ちょいと想定外の展開な1日となりました。
オナガアカネは、今年も東北方面では大量飛来があったと聞いていたので
いつものエリアでもたくさん飛来しているだろうから
そこに混ざっている珍品を探そう、という計画だったのに
まさかのオナガアカネが意外と少なくて
いつも大量に見れるエリアでは全く見れなかったのは想定外。
というよりアカネ類全体に少なかったから、飛来種がどうこうというよりは
天候条件等々が悪かった可能性もありはするのかな(^^;
それでも中途半端な状況でも、いくつか面白い出逢いがあったのは嬉しい限り。
憧れのマンシュウアカネ撃破までの道のりはまだまだ長そうですが
これからも懲りずに通い続けるぞっと(>"<)!!


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