まさかの砂三昧~シゴト前サプライズ~ 23.10/28

この日はかなりビックリな感じのストーリーとなりました。
お昼過ぎから地元でシゴト方面の所用に参加しなきゃいけなかったもんで
それまでの間にちょこっとだけ探索しよう、ということで
ちょっと海岸方面に立ち寄って見たあとで
この時期いつも来訪するおなじみの池に行ってみたんですが
いつもどおりの楽しい面々を見ていると
まさかのスペシャルサプライズが到来してびっくら仰天(@.@)!!
しかも予想以上の数で、うはうは状態になりつつ
時間ギリギリまで走り回って楽しみまくったのでした(^^)♪

<1>播磨地方某所

  
ということで、とりあえず朝一でちょっと海岸沿いを歩くと、
一面のアシハラガニにちょっとビックリ。こんなに大集結するもんだっけ?

  
さらに浜辺には、お久しぶりのユビアカベンケイガニも発見。
そういえばベントス系最近全然狙ってないな、久々に挑戦したいなぁ。

  
フトヘナタリ(左)はそこらなかにいくらでもな感じで転がっていました。
ちょっと距離がありましたが、オナガガモ&コガモ(右)なんかもいて、実感があまり
わかないうちにさっさと季節が過ぎていることをあらためて再認識したり。

  
さて、いつものようにハマサジがごちゃっと群生(左)している場所を歩きますが、
期待していたウラギク(右)はぼろっぼろの残り花があっただけ。ありゃ?

  
ハマサジはあいかわらずやたらとあって、花の少し残った株もいくつか
ありましたが、花盛りの株は今回はなし。ちょっといろいろ中途半端やなぁ…

  
と思いながら移動してきたのは、この時期お約束の溜池。
歩き始めるとすぐ、オオキトンボ(左)とキトンボ(右)が次々と登場されます。

  
可愛らしい花芽をつけているヤマラッキョウ(左)もありましたが、
この場所のお約束であるイヌセンブリは、生息地周辺がイノシシに
全面的に掘り返されていて全く見つからず。ちょっと危うい状況?
などと悩んでいると、キトンボ(右)がすぐ目の前にひょっこり止まったり。

  
アオイトトンボ(左)もふわりと飛び立ちました。
オオキトンボ(右)は水面の販社を入れた凛々しいショットが撮れたり。

  
池縁にはこの時期のお約束、びっしりと集結したヒシの実(左)がありました。
ちょっと面白かったのは、その前面にあった枯れ穂(右)。これアメリカオニアザミですやん。


などと思いつつ堤防を歩いていた時のことです。
草地の上にふわりと怪しい物体が飛びました。
あれ!?なんか色合いといい動きといい見覚えあるけど、まさかねぇ…

  
ってやっぱりスナアカネやんか!!
まさかの出会いにビックら仰天しつつ、かなり敏感なのを
頑張ってにじり寄ってバシバシと撮影。地元で会えるのはアツすぎるぞ?

  
と思っていると、すぐに別個体(左)がご登場。
じりじり近寄って顔のドアップ(右)を撮ってみたりもしたんですが、
まだ若い個体な雰囲気。しかもその後も歩いていくと、パラパラと飛び出すんです。
気温が高くてかなり敏感なのでなかなか撮影できなかったけど
こんな新鮮な個体ばかりまとまっているってことは、一時発生したんじゃないの(@"@)?

  
さらにねばってもう1個体(左)撮影してみたり。♂ばっかりだったけど。
競うように、色鮮やかなナツアカネ(右)も姿を見せました。

  
あたりにはなんか面白げなミント類(左)が多数。どの種類になるんだろ。
凶器のような実をつけたチョウセンアサガオ(右)も見つかったりします。

  
アメリカオニアザミの枯れ穂(左)もけっこうたくさんあるな、と思ったら
塀の前でしたが1つだけ咲いている株(右)も発見。時期的にばらつくもんなんですねぇ。

  
石の上でご休憩中のオオキトンボ(左)もいらっしゃいました。
近くにはオレも混ぜろとばかりにマユタテアカネ(右)も出てきてくれたり。

  
少し場所を変えても、スナアカネは何度かご登場してくれました。
全部色合いが同じステージなんで、やっぱり同時期発生したものなのかな。

  
さて、水面を飛び交うトンボを狙ってみると、何とかという感じですが、
オオキトンボ(左)、キトンボ(右)とも飛翔写真もGET♪

  
のんびり歩いていくと、キトンボ(左)もオオキトンボ(右)も
次々と登場するので順番に撮影。やっぱいつ来ても面白い場所ですな。

  
さらに場所を変えようと、砂礫だらけの駐車場を歩いていくと、
そこにもスナアカネが複数登場。うむ、スナアカネっぽい風景ではあるな。

  
池縁では、産卵中のマユタテアカネ(左)やら、オオキトンボ(右)やら
も見れました。私のウデじゃあんまりがっちり撮れないのが残念ですが。

  
地面にとまって休憩中のコノシメトンボ(左)を撮っていると、
すぐ近くにスナアカネ(右)も再登場。全体で10匹以上目撃したんじゃないかな。

  
さらに、すぐ近くでポーズ取ってるオオキトンボ(左)と、
交尾態なのに止まっているところと背景が悪すぎるカップル(右)を撮って
とりあえず満足し、大急ぎで所用方面へ移動したのでした。

というわけで、短時間ながら大成果な1日となりました。
この池は以前にもスナアカネの発生が確認されてはいるようですので
条件的にイイ場所なのは間違いないでしょうけど
事前情報ナシで訪れてこれに遭遇できるのは本当に嬉しい限り。
考えてみたら、キトンボ・オオキトンボとセットで堪能できる場所なんて
全国的にもなかなかないですよね。凄い場所やなぁ…
ちなみにこの日はこの後、ちょっと面白い方向性のリベンジマッチに
どかんと大遠征する計画をぶちあげてはいたんですが
ちょいとヤヤコシイ事情が発生してそちらは断念せざるを得ないことに。
代わりにこの日のこの流れから連想される恒例行事に向かう
方向に大方向転換したんですが、どんな成果になったかは乞うご期待で(^^)♪


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