発作な石垣旅A〜不発とサプライズ〜 23.10/15

この日は発作的石垣旅第2日目。
昨夜不発に終わったクワガタ系方面を本格的に頑張ろう、
というプラニングだったんですが、予想以上にえらいこと雲が厚くって
しかも強風が吹き荒れまくるというちょっと難儀な雰囲気。
それでもということで頑張って走りまくるもイマイチ成果なしだったんですが
ついでにと思って立ち寄った場所ではまさかな方との遭遇と
予想以上のサプライズがきっちりと待っていてくれて、
しばし大興奮の展開になったりとかも。
その後はアチコチ走り回ってみるも、再び雲がかなり厚くなって
ちょっとばかり微妙な感じになったりもしたんですが、
なんやかんやといろいろ楽しめてしまった1日となったのでした(^^)♪

<1>石垣島各所

  
さて、若干寝不足でふらつきながら狙っていた林道を歩き始めると
いきなり道端にコウトウシランがいくつも見つかって嬉しくなります。
でも、雨は上がったものの雲がかなり厚くて、気温が上がらないぞ…

  
リュウキュウイナモリ(左)もぱらぱらありました。明るいとこにもあるのね。
んなどと思っていると、いきなりダイサギソウ(右)が登場されて大興奮!!

  
しかも見ていくと、ダイサギソウはパラパラと小群落状態になってるんです。
しかし、ここで会えるとは思ってなかったのでしばし喜びの舞を踊ってしまいました♪

  
少し離れた場所でもダイサギソウ(左)はぱらぱらとありました。
よくみるとまだ花芽の株(右)も結構多くて、まだしばらく楽しめるのかな?

  
もっと固めの花芽(左)もありました。花期長いもんなのね。
さらにあたりを見ていると、花が全部「十文字」の裾のない株(右)も発見。

  
というわけで比較してみると、十文字型(左)と木の字型(右)で全然雰囲気違いますね。
株によって違うのかと思ったら、よくよくみると混在している株も多くて
バリエーション豊富ってことなのか。これは面白いナァ♪

  
ちなみに、気温が上がらないので、ヤエヤマウラナミジャノメ(左)くらいしか飛ばない状態。
さらに探索範囲を広げると、コウトウシラン(右)をいくつか追加。

  
んで、ダイサギソウはけっこうあちこちにあって二度ビックリ。
最初にあったのが阿蘇だからどっちかというと山の花なイメージもってましたが、
はっきりわかりやすく南方系の種類なんですね。肌で実感できました(笑

  
道端にはヤンバルアカメガシワ(左)なんかもエエ雰囲気に咲いていました。
ここらで狙っていたエリアに登ってみると、コヤブランモドキ(右)にも遭遇。
ちなみに現地では石垣にもヤブランあるんや、と思ってじっくり撮らなかったのを後悔中(^^;

  
岩場を歩き回ると、面白い感じの赤い実をつけた樹木も発見。
これはたぶんオオシマコバンノキでいいのかな?
んで、かなりビビったのは、山頂をなんか茶色っぽい蝶が高速で飛び続けてるなと
思ったらルリモンジャノメだったんですよね、全然止まらずに撮れなかったけど。
いやいやほんまに増えてるんですねこの感じだと…

  
地味な感じのリュウキュウガシワ(左)もありましたが、花のアップ(右)を
撮ってみると、内側に可愛らしい色どりが添えてあって少し感心してしまったりも。

  
めちゃくちゃ小さくて可愛らしいミヤコキンカメムシ幼虫(左)もありました。
ミカン系の樹(右)もありましたが、これってシークワーサーなん?

  
不思議な感じに実をつけ始めた樹(左)もありました。ヒイラギズイナとかか?
なんか面白げな実(右)もあったけどこれなんだっけ?

  
探索範囲を広げると、ツルモウリンカ(左)も発見。
花のアップ(右)見ると、なんか可愛らしい配色ですね。
しかし、その後もしばらく粘れど、雲は全然薄くならず、風もさらに強くなって
かなり期待薄な状態。このままの状況じゃ粘ってもダメかなぁ…

  
一旦移動することにすると、実をつけたシマトネリコ?(左)を発見。
サキシマフヨウ(右)も少しだけでしたが花をつけている株に遭遇します。

  
コウトウシラン(左)は全容がすごく撮りやすい株がありました。
なんか面白げな実(右)もありましたが、ギーマとかかな?

  
ちょっと嬉しかったのは、ツマグロスズメバチ(左)が落ちてたこと。
飛ぶ姿は見てもなかなか撮影する機会に恵まれてなかったんですよね。
あとはエエ感じに咲いているタイワンクズ(右)なんぞ見たあとで
とりあえず昨日の気になってたエリアに来訪してみると、
なんと現地に着いたところでばったりとT氏に遭遇してビックら仰天。
さらに氏の一言目が「あ、ちょうどいいとこ来ましたね、羽化直のウスコモンマダラがいますよ」

  
都道の超展開に目を白黒させながらついていくと、
そこには本当に羽化直の、蛹殻の横に佇むウスコモンマダラが!
やっぱ昨日の幼虫はウスコモンマダラやったんや、と感激しながらバシバシ撮影。
T氏の話だと少し前の台風の後から発生しているそうで
「え、この話を聞いてきたんでしょ?」「全然知らなかったです」などとお話したり(笑

  
話してると、すぐそばに艶やかなヤエヤマムラサキ(左)もご登場。
さらに、すぐ近くに翅表を広げて止まっているウスコモンマダラ(右)も!

  
そうこうするうちに先ほどのウスコモンマダラは、少しずつ上に上がってきて(左)、
ぱたぱたと翅を広げて(右)くれたんです。これはめちゃくちゃ綺麗すぎる♪

 
さらに少し上の方で休憩(左)したあと、ふわりと飛び去りました。
あたりを探すと、ウスコモンマダラ幼虫(右)はいくつか追加を発見。

  
先ほどとは別の場所にも蛹殻(左)があったりしました。蛹は見つけられなかったけど。
ふわりとイワサキタテハモドキ(右)も登場。こいつは完全定着したよなぁ。


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