恒例微妙旅~今回も四苦八苦~ 23.9/2

この日は毎年恒例の四苦八苦旅でございました。
毎年もうやらんと言いながらも結局毎年やってるリベンジマッチ。
昨年よりもさらに時期を早めはしたものの、
確実というほどの時期には挑戦できなかったので少々不安ながら
他のちょっと気になるものと合わせての挑戦としてみると
相変らずの悩ましすぎる顛末に…
でも昨年まとめて遅かったヤツラは少しはマシな状態で見れて
ちょっとだけ面白いサプライズもあったりして
微妙ながらもそこそこ楽しめた展開にはなったのでした(^^)♪

<1>和歌山県各所

  
というわけで、狙いをつけたエリアを歩いてセンニンソウ類(左)を見ていくと
その中にぶ厚い葉っぱの株(右)を発見。でもこれは花をつけてないんですよねぇ…

  
仕方ないので対策範囲を広げて海辺を歩き回ると、あちこちに
大満開のヒオウギを発見。これはなかなか見ごたえありますやん♪

  
そのあたりでちょっと気になる感じのセンニンソウ類を発見。
あきらかに葉が厚くて通常のセンニンソウとは違い雰囲気。これはそう?

  
少し離れたあたりでも同様の特徴のある株(左)がありましたし、
なんかこれから咲き始める感じのえらく花穂の長い株(右)もあったりしたんですが、
葉柄の特徴を見ると、はっきりとキイセンニンソウと言える感じでもなさそう。
明らかに通常のものとは雰囲気違うんだけど、これは面倒だなぁ…

  
辺りにはナツフジ(左)もいくつもエエカンジに咲いていました。
ひょっこりとクロマダラソテツシジミ(右)もご登場。今年も来てらっしゃるのね。

  
場所を変えると、ここではボタンヅル(左)が大満開。
毎回恒例のクルマギク(右)もイイ感じに咲いていらっしゃいます。

  
んで、楽しみにしていたキノクニスズカケはというと、
咲いてはいたんですが、今回はちょっと早めなのかなって雰囲気。めんどうやなぁ(笑

  
以前から見つけているキイセンニンソウの葉(左)はご健在でした。
これを見ると、特に葉が分厚いわけでもないんだよね、よくわかんないなぁ…
悩みつつ、キイジョウロウホトトギスの葉(右)を撮ってみたり。

  
少しいい雰囲気に咲いているキノクニスズカケ(左)があったので
花のアップ(右)も含めてバシバシと撮影。まぁ及第点ってことにしとこうかな~

  
よくよく見るとイワタバコ(左)もエエ感じに咲いていたりしました。
えらく丸っこい感じのセンニンソウ(右)もあったけど、これもセンニンソウの範疇っぽいナァ…

  
それでは、と場所を大きく変えて歩き回ると、ヌスビトハギ(左)なんかに続いて
ベニシュスランの葉(右)がパラパラご登場。さすがに遅かったか…

  
と、ふいに山道沿いの岩の上に怪しい雰囲気のランがあるのを発見。
場所的にちょっと違和感がありはするんですが、トンボソウかな?

  
花のドアップ(左)も撮ってみましたが、トンボソウでよさそうな雰囲気やね。
少し離れた場所にももう1株トンボソウ(右)が咲いていました。

  
歩いていくと、意外にもいい雰囲気に咲いているナツエビネを発見。
さすがに遅いかと思ってたけど、9月入っても咲いてるもんなんですね。

  
ぎりっぎり花の名残が残ったベニシュスラン(左)も見つかりました。
岩場にはここでもイワタバコ(右)が大満開状態。

  
ひょっこりとカメムシタケ(左)が見つかったりもしたので
引っこ抜いて(右)みたりも。根元はハサミツボノカメムシですね。

  
アキノギンリョウソウ(左)も伸び始めの株が1つだけ見つかりました。
カンアオイ類(右)もあったけど、相変わらずどの種類だかよくわからん。

  
などと思いつつうろうろしていると、綺麗に咲いてるベニシュスランがあるじゃん!!
咲き残りがあるとは思ってなかったのでむちゃくちゃ嬉しかった♪

  
花の正面顔(左)も撮っておきました。独特な雰囲気ですなぁ。
あたりを探すと葉(右)はけっこう多かったので、次来るときは重点地点にしておこう。

  
満足しながら引き上げていくと、薄暗い中にいくつかご立派なナツエビネが
登場されたりも。さすがにわかりやすくは撮れなかったけど…

  
道端にひょこっとタゴガエル(左)が登場したりもしました。
その後は、周辺をうろうろして、センニンソウ(右)をじっくり探してみましたが
結局キイの方は今回もよくわからないままハンパな〆括りとなったのでした(+.+)

~おまけ~

  
おまけは翌日、姪っ子孝行で神戸の町中を動き回ってた時に
ふいに登場したタイワンタケクマバチ。ずっと撮影できてなかったので
ようやくの出会いに感激しましたが、神戸あたりまで進出してたんですね(^^;

というわけで、今回も非常に微妙な成果となりました。
一度確実に「これが花期のキイセンニンソウだ」をどこかで見ないと
探し方のコツがわからないんだろうなぁという諦め感が…
本当にめんどうなのはウェブ上で場所が特定できるような記録はほとんどが
センニンソウの誤認っぽくて、狙いが絞りにくいんですよね。
普通のセンニンソウが咲く前、8月初旬くらいに探しに行けば
少しはわかりやすいからその方法で企らんだ方がいいかなぁ(^^;
まぁとはいえ、キノクニスズカケやら、ベニシュスランやら
嬉しい出会いは結構たくさんあったからまずまずといった感じですかね。
紀伊半島のディープなあたりはまだまだ未見のものも多いから
これからも頑張って通い続けることにいたしますです(^^)


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