徹底荒天的北海道A〜トホホの幕引き〜 23.8/6

この日はこれまたわけのわからん展開でした。
元来のプランでは全然別の場所に行ってたはずだったもんで
そもそもなかったはずの日ではあったんですが、
とりあえず思いつくところを順番に歩き回る的な雑さプランにしてみたところ
期待していたような奴らはどいつもこいつも登場されなかったり
さっぱり季節的にズレちゃってたりで…
でも、ひょんなところで嬉しいサプライズもいくつかあったし
ダメモトでと久しぶりに挑戦した場所では
意外にきっちりとした成果がついてきたりもして
プラマイ微妙に調整ついたようなヘンな1日となったのでした(^^)♪

<1>大雪山周辺

  
さて、とりあえず早朝に目が覚めたので寝床の周りを見渡してみると、
シロハラゴジュウカラ(左)やらキビタキ(右)やらが次々ご登場。

  
オオアヤシャク(左)は昨日とは違って奇麗な個体が見つかりました。
エゾコゲラ(右)も登場したけど薄暗くてブレまくり…

  
キビタキ(左)はエライこと近距離に何度か登場されました。
意外だったのは、枝先にもシロハラゴジュウカラ(右)が登場されたこと。

  
なぜか休憩中のノシメトンボ(左)も見つかりました。それをのんびりと撮ってると、
いきなりひょっこりとエゾシマリス(右)が登場されてビックラ仰天!!

  
しかもなんかえらいこと警戒心の薄い個体で、近くを何度もウロチョロと
走り回ってくれてもう大興奮。いやこの距離でこれ見れていいんですか(@_@)!!

  
かなり薄暗かったのが難点ですが、可愛らしいところを何度も見れてしまって大興奮。
サービス良すぎるんですが、いろいろとこれでダイジョブですかね!?

  
その後もじっとしていると、かなりの近距離にグングン近づいてきてくれて
こんな感じの可愛らしいところをたっぷりと堪能。眼福が過ぎる♪

  
あまりにも近かったのでドアップ(左)も撮ってみたり。これノートリです(笑
振り返ると、ひょっこりとキビタキ?(右)もご登場されたりもしました。
その後、移動している途中で少しだけ晴れ間ものぞいたので、テンション爆上がりのままで
今回の旅の最重要撃破コースに向かったのですが、到着して意気込んで登ろうとしてたら
地元の方が慌てた感じでいらっしゃって曰く、
「この林道は連続雨量80mmで通行止めになるんで、多分もうすぐでそうなります。
今登ったら降りてきた時には通行止めになってて帰れません」

うっそ〜と思いながら雨雲レーダーみたら真っ赤な塊が近づいてきてて、
これが通り過ぎたら間違いなくそうなるので引き上げざるを得ないという結論に。
いやぁ、ホンキでここから大成果だと盛り上がってたんでマジでつらかった…
ブチ上ってたテンションの行き場を誰か教えてください(T"T)

  
引き返しつつ気になる湿地帯を除いていきますが、
キオン(左)やらコモチミミコウモリ(右)やらがあちこちに咲いているものの
トンボ類はさっぱり飛ばず。天気よければこのあたりも可能性ありそうなんだけどなぁ…

  
巨大なヨブスマソウ(左)もパラパラと咲いていました。
ひっそりとエゾアジサイ(右)もあちこちに咲いていたりします。

  
サルオガセ系の地衣類(左)もあちこちにありました。
ウロウロしていくと、薄暗い場所ながらひょっこりとヒメキマダラヒカゲ(右)もご登場。
ちょっと悔しかったのは小型のヒョウモンチョウ類が一回だけ登場したけど
ノンストップで消えたこと。時期的にホソバなんだろうけど、はっきり正体見たかったよぉ…


それでは、ということで、昨日と同じエリアに戻ってみたんですが、
着いたと同時にマジでどうにもならん大豪雨が来襲。
さすがにこの中歩いてもしょうがねぇ、ってことでメシ食ってしばらく休憩することに(^^;

  
少しだけ雨足が弱くなったのでうろうろすると、チチタケ(左)があったり、
濡れ細ったチシマアザミ?(右)が見つかったりします。

  
湿地帯の草地には、大量のダイセツトリカブトが見つかりました。
ほとんどがまだ花芽な感じでこれはこれで可愛らしいぞ♪

  
キレイに満開状態の株(左)も見つかりました。
ドクゼリ(右)は本当にあちこちに凄い数咲き誇っていらっしゃいます。

  
なんか独特な雰囲気のアブ類(左)も発見。晴れてたらアブにまとわりつかれたのかな?
ゴマナ(右)もまとまって咲いている一角がありましたが、やっぱ北海道は秋が早いなぁ…


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