徹底荒天的北海道@〜タハハな幕開け〜 23.8/5

この週末はこれまたなんともいえない挑戦を敢行してまいりました。
前々からあたためていた、『高嶺のトンボを狙う旅』。
今年は気象条件的に狙い目じゃないか、というO氏の提案に
1も2もなく飛び乗って突撃したような次第であるわけなんですが
ぐんぐん悪化していく天気予報にドキマギしつつ
とりあえず見えなかったことにしてムリヤリ突撃してみるもやっぱり大荒天(^^;
それでもO氏&弟子とのいつものメンバーで
とりあえずムリヤリあちらこちら全力で走り回ってみることにすると
本当にどうしようもない大荒天の中でずぶ濡れになりつつも
あれこれ面白い出会いには恵まれて楽しい1日となったのでした(^^)♪

<1>大雪山周辺

  
というわけで、全面的な雨模様に苦笑いしながら、とりあえず
山麓を歩き始めると、アキアカネ(左)が何匹かとまってて
「よかった一応トンボは活動してるよ」って皆で騒いじゃったくらいの状態(笑
あたりにはミヤマセンキュウ?(右)もエエ雰囲気に咲いていました。

  
小さな外灯の下にはマイマイガ(左)が何匹も落ちてました。
オオシロオビアオシャク(右)なんかもひっそり隠れてたりします。

  
プライヤシリアゲでいいのかな、可愛いシリアゲムシ類(左)もいました。
オツネントンボ(右)が登場したのは意外でしたが、北海道では本当にどこにでもいるんですね。

  
サッポロフキバッタ(左)は雨の中でも愛を語らってました。
イブキヒメヒメギスかな、可愛らしいヒメギス類(右)も発見したりしつつ
とりあえずはなにはともあれ山の上にロープウェイで登ってみることにしたんですが
予想通りに途中から窓の外が真っ白になって爆笑しちゃったり(^^;

  
さて、真っ白な山頂を歩くと、大柄なミヤマアキノキリンソウ(左)やら
ヤマハハコ(右)やらが咲き並んでいらっしゃいます。

  
セアカアメンボらしき幼虫(左)も発見。そういや成虫の写真撮り損ねた。
独特な雰囲気のスゲ類(右)もあったけど、これはミヤマクロスゲでいいのかな?

  
ミヤマイ(左)も地味だけどなかなか味のある花をつけていらっしゃいました。
チングルマの実(右)もそこら中にあって咲き並んでたら見事なんだろうなぁと思ってみたり。

  
エゾマルバシモツケかな?ちょっと面白げな花(左)もあったけど、濡れぼそり過ぎてて…
シラタマノキ(右)もあちこちにめちゃくちゃ可愛い花が見つかります。

  
ミヤマホツツジ(左)もちょこちょことありました。
ミヤマリンドウ(右)はほとんどが閉じてましたが、少しだけ開いてる株を発見。

  
山麓に向かう道の途中ではタカネトウチソウ(左)がいくつかありました。
花のアップ(右)を見るとなんともいえず独特な雰囲気ですな♪

  
道端にはタカネヒカゲカズラ(左)もひっそり隠れていました。
チシマツガザクラ?(右)も若い実をたっぷりつけていたりとか。

  
足元にキシタエダシャク(左)が落ちてきたんですが、蛾でも虫がいて嬉しいこの状態(笑
さらに進んでいくと、タカネトウチソウ(右)はパラパラとご登場いただけます。

  
ふいに木影に怪しい感じのラン類を発見。面白げな雰囲気で興奮しましたが、
あれこれ図鑑を見てもイマイチよくわからんかった(^_^;
チドリ系だし、葉が厚めだから、オオキソチドリでいいのかな??

  
花のアップ(左)も撮ったけど終りかけでちょっとわかりにくい雰囲気。
あたりにはなんか面白げなアワフキムシ類(右)も見つかります。

  
ハイオトギリ(左)
花のすっかり終わったラン類(右)もあったけどこれなんだっけ?

  
さらに下っていくと、チシマアザミ?(左)もぽつぽつとご登場。
結構ビックリしたのは、ウメバチソウ(右)があったこと。もう秋の風情なのね。

  
湿地帯にさしかかると、なんか面白げなスゲ類(左)がどさっとありました。
タチギボウシ(右)もエエカンジの株があちこちにあったり。

  
霧の中でどうにもならん感じですが、一面のドクゼリ?(左)やら
タチギボウシ(右)やらもすごく良い雰囲気でした。
これは晴れてたらすっごく絶景で、かつトンボ方面も面白い環境なんだろうなぁ…

  
湿地の中をじっくり見ていくと、ホソバノキソチドリかな?ってのも意外にあちこちに
ありましたが、全部すっかり花が終わっていて正体はイマイチわからず。むむむ。

  
タチギボウシ(左)はあちこちで実にいい雰囲気に咲いていました。
このあたりでもミヤマリンドウ(右)はいくつも見つかったんですが、かなりドシャ降りの
状態だったのに、なんで開いてんですかね。すっごく嬉しくはあるんですか(笑


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