ド濃霧のお約束〜ちゃんと空振り〜 23.7/1
  
<2>伊吹山周辺 続き

  
さて、さらに歩いていくと、予想外に大満開のミヤマコアザミ(左)を発見。
コナスビ(右)なんかも可愛らしく咲き並んでいたりします。

  
コバノミミナグサはこのあたりからきっちり咲いている株が増えてきました。
ちょっとした標高差でシーズンにずれがあるってことなんかな?

  
んで、お久しぶりのキバナノレンリソウ(左)もあったので
花のドアップ(右)も撮ってみたり。水滴がちょこっとじゃまやね。

  
その後も歩いていくと、コバノミミナグサが次々登場されるので
うっかりと大量に撮っちゃったりとか。だって可愛いんだもん。

  
オオマムシグサ(左)も実にいい雰囲気の株を発見。
ヒメレンゲ(右)も不思議な場所に結構満開状態に咲いていたりしました。

  
キバナノレンリソウもけっこうあちこちにありました。
以前見た時は数株程度だったと思うんですが、ちょうど時期が良かったのかな。

  
イブキジャコウソウも一角にだけまとまって咲いていました。
割と出会いの多い種類だけど、ここは本場もんだからジックリ撮っちゃおう。

  
キンバイソウの花芽(左)もありましたが、偉くかわいい雰囲気でした。
コバノミミナグサ(右)もすごくイイ雰囲気の株があちこちに見つかったり。

  
保護されているらしきゼンテイカ(左)もあったので激写。
 いわゆるニッコウキスゲですが、関西圏で見ると違和感があるなぁ(笑

  
かなりお久しぶりのキバナハタザオ(左)もあったので、
花のアップ(右)もじっくり撮影。こいつもここ以外だとほとんど見ないもんね。

  
カラマツソウ(左)もありました。少しだけ咲き始めですね。
キンバイソウ(右)はここでも可愛らしい花芽をずらりと並べていました。

  
さらに歩き回ってキバナノレンリソウ(左)なんぞ撮って回っていると、
けっこう意外な場所にクモキリソウ(右)を発見。これは意外にみんな気付かないんじゃない?

  
さて、ここからちょっとコースを変えようと思ったら、いきなりふわりと
ウスイロオナガシジミが飛び出してきてビックラ仰天。
雨露まみれの草むらに潜り込んで暴れたあげくに飛び去ったんで
これくらいしか撮れなかったんですが、こんなとこにも生息しているんですねぇ…

  
んで、別コースを歩いていくと、イブキガラシ(左)やらクサフジ(右)やらは
あったけど、全体にやたらめったら花が少ないんです。

  
おっと思ったのは、フェンスが倒壊して地面にひっくり返ってる部分にだけ、
コバノミミナグサが咲いているんです。そっか、このエリアはシカ害がひどくて花がないのか。
そうなるとちょっとこのコースはあんま期待できないですねぇ…

  
せっかくなので花のドアップ(左)撮って元のコースに戻ろうとすると、
なんか地味系の蛾(右)が何匹もご登場。調べるとウスクモナミシャクになるんですね。

  
しかしこのあとすぐに悲劇が到来しました。ミヤマイボタ(左)やらアカショウマ(右)やらを
見ながらのんびり戻っていくと、わりとすぐにかなりの大豪雨が襲来したんです(T"T)
濃霧だから雨雲の上にいるんだろうとか勝手に思ってて傘持ってなかったんで
全身ほんまにグッショグショの濡れネズミになりながら車までトボトボ戻ることに…

  
とりあえず一息ついてから、少しだけ移動して歩いてみると、意外な場所に
ごちゃっと群生しているイブキジャコウソウ(左)に続いて、
ミヤマトウキ(右)が結構大満開なのを発見。イブキトウキってやつですね。

  
濃霧の中で、少し高い崖上のものはなかなか撮影しにくかったんですが、
バシバシ撮ってとりあえず終幕とすることにいたしました。

というわけで、本命やっぱり見つからずの結末でした。
実は狙ってたのは、大本命=ヒメイズイ、裏本命=スズムシソウだったんですが、
どちらも最近の情報の載ってるサイトがほとんどないから
手厳しいんだろうなぁと思ってはいたけど、予想以上にかすりもしなかった…
んで実はこの後ちょっとしたサプライズがありまして、なんだか右足がかゆいナァと
思ってたら、なんとヤマビルに思いっきり食いつかれていたんです。
伊吹山の山頂はかなりの回数来ているけど、ヤマビルにやられたのはお初。
つまり山頂部分もそれだけシカが出入りしているってことで
そうなると今回狙いの花が見つからないのも納得できてしまうんですよねぇ…
あからさまにシカ害多くて何もないエリアもありましたし。
まぁ、それでもこの時期のこの山ならではの楽しさはたっぷり堪能できたんで
スッ空振り+総身ずぶ濡れも許してしまうといたしましょう(笑
この場所へのリベンジは、もうちょっと精細な情報を入手できてから、
天気のよさそうな日にイヌワシとセットで、いつかきっと企むぞっと(>_<)!


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