謎なGW旅@〜昇降逆の徒労〜 23.4/29
  
<2>奈良県某所 続き

  
その後も岩場をうろうろして、じっくりとイワザクラを撮影。
スケール感はすごいんだけど、花色が淡いとなんか迫力に欠ける気がするような…

  
垂れ下がるように咲いている株(左)もあったりしました。
あおりの角度(右)で撮ると、花のツツ部が細長いからやっぱりイワザクラで確定やな。

  
ちょっとした失意に包まれながら、泣きそうな角度の急坂を登り返していくと
イイ感じに咲いているウスバサイシン(左)を1つだけ発見。
早くも伸びはじめているギンリョウソウ(右)もありました。

  
分かりやすい感じのヒメミヤマスミレもいくつか発見。
小さくはあるけど、朝のやつほど極小サイズじゃないね。

  
ぜぇはぁ言いながら登り続けて、ひっくり返りそうになっていると、
たっぷりの花芽をぶら下げたベニドウダンを発見。咲いたらきれいなんだろうなぁ…

  
その後もひたすら急坂が延々と続いてマジでギブアップ寸前でなんとか途中の尾根に。
へばり込みながら周辺を見渡すと、シコクスミレ(左)やヒメイチゲ(右)が見つかります。

  
開いてはいませんでしたが、コミヤマカタバミ(左)も発見。
沢沿いには実の残ったアワモリショウマ(右)なんかもありました。

  
かなり戻ってきたあたりで、道端にひょこっと怪しい物体が。
おっと、これは期待していたオオミネテンナンショウじゃないですか!!

  
せっかくなので花のアップ(左)にkうあえて、ちょっと内側の模様がわかるような
ショット(右)も撮ってみたりとか。しかし、思ってたより小さいのね。

  
駐車場付近まで戻ってくると、タチツボスミレ(左)がいい雰囲気に咲き並んでいたり、
ちょこっとだけでしたがミヤマシキミ(右)が咲いていたりもします。

  
さすがにどこかに転戦する時間はなくなったので帰路に着くことにすると
途中の道端に大量のコミヤマカタバミが満開だったりも。
濃霧の中だったんで花はほとんど開いていませんでしたけどね。

  
道端にはあちこちにハルザキヤマガラシ(左)が群生していたのも意外でした。
小さな沢沿いには面白い雰囲気のネコノメソウ類(右)も発見。ここのはどの種類だ?

  
タチネコノメもゴチャッと咲いている場所がありました。
普通種ではありますが、咲き並んでいるとついつい撮ってしまう美しさがありますよね。

  
ミヤマキケマン(左)もアチコチに咲いていました。
コウライマムシグサかな?可愛らしい感じのマムシグサ類(右)も発見。

  
さらに驚いたことに、キシダマムシグサもかなりの数があったんです。
このあたりのエリアだと本当に多いんだなぁ、と納得しながら、この後は真っ白な
濃霧の峠道を延々と進みながら、家路を急いだのでした。

というわけで、ちょいと不完全燃焼な1日でした(^^;
まぁ、なんといっても、大本命が現地着いてみたら違ったがショック(笑
この日のコースはいくつか選択肢があったんだけど、
直前に見たブログでもう咲いているって出ていたヤツが、コースがわかるし
比較的距離短いしでここに行こう、だったんですが
種名違いの可能性は全く想像もしてなかったのが少々悔しいねぇ…
面倒なのが、オオミネコザクラのことを「イワザクラ」と言うこともあるようで
ちゃんと区別されないままにいろんな山登り系サイトに載ってるらしいということ。
とりあえずいつの日かオオミネコザクラにはリベンジ要ですな(>"<)!!
そしてそれ以上に、コース距離が短くて楽そう、と思ってたのが
めっちゃくちゃな高低差で、これは倍くらいの距離でも、もうちょっと緩やかな
方が全然体力使わなかったなぁとめちゃくちゃ後悔…
しかも、最初に書いたように『通常とは上り下りがの逆コース』は
ヘバった後の逃げ道が皆無なのが本当にツラいですねぇ、マジで死ぬかと思った(笑
というわけでまとめると『甘い計画で空振り+瀕死』という結論ですね。
面白いオマケはいくつかあったのがまだしもの救いではありますが、
このエリアは機会を見て再挑戦し続けるぞ(>"<)!!


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