謎なGW旅@〜昇降逆の徒労〜 23.4/29

今回のGWはありがたいことにフルフルの9日間。
本来ならば迷うことなく南の島に飛んでいるところですが
今回は途中に何日か別趣味方面の所用が入ってきたもので
そこを軸としたさすらい旅の連続という方向性にすることといたしました(^^)♪
んで、初日は前から行ってみったかった山域に早朝から挑戦し
さっさと終わらせて夕刻には地元に戻るというショート挑戦を計画。
歩く距離的にはさほどでもないはずだったので楽勝と思っていたところ
高低差がトんでもなくて本気でヘロッヘロに…
おまけに珍しく往路はずっと下りで、復路はそこをずっと戻るという
通常とは上り下りがの逆コースだったんですが
ヘロッヘロになっても登り続けなければ帰れないつらさを痛感し、
おまけにちょっと成果的にも微妙な不思議な皮切りとなったのでした(^^;

<1>奈良県某所

  
というわけで、曇天で薄暗い中やってきた山域は濃い霧に包まれていて
なかなかに肌寒い感じ。ダイジョブかなと思いながら歩いていくと、咲き始めのニワトコ(左)が
あったり、ミヤマキケマン(右)が咲いていたりします。

  
歩き始めると、極小サイズのスミレ(左)を発見。アップ(右)で見ると
すこし紫がかっていて悩みましたが、一応ヒメミヤマスミレの範疇かな?

  
降りていくと同じようなスミレは次々と出てきたのですが
こちらは葉先がとがっていてちょっと違う雰囲気もあったり。
同じ種類なのか、シコクスミレあたりの極小サイズなのか…

  
バイケイソウ(左)が群生しているあたりで一度道に迷ってえらい目にあいましたが
地図を睨んでなんとか正しそうなルートに戻ると、満開のコバノミツバツツジ(右)を発見。

  
その後も、オオカメノキ(左)やらコバノミツバツツジ(右)やらが
パラパラと咲いていてくれて嬉しくなりますが、まだ咲き始めな感じですね。
やはりこの標高だといろいろまだ季節的に早かったのかなぁとドキドキしたり…

  
ちょっとした岩場にはシコクスミレが次々とご登場されたりもしました。
これはわかりやすくシコクスミレですよね。

  
ちょっと予想外だったのは、ごちゃっとまとまって咲いていたヒメイチゲ。
北方系なイメージでしたがこのあたりのエリアにもあったんですねぇ。

  
ちょっと遠かったですが、タムシバ(左)も可愛らしく咲いていらっしゃいました。
賑やかに鳴いているアカハラ(右)もちょっとだけ登場してくれたりします。

  
ここらから下りが急坂になってきて帰り道が不安でたまらなくなってきたんですが
道端にはいくつかツクシシャクナゲがご登場。結構満開ですやん♪

  
おおっと思ったのは、高い位置に咲いていたアカヤシオ。
残念ながらこいつら谷に向かって咲くから後ろ姿ばっかなんですよねぇ…

  
降りるのもつらいくらいの急坂をひたすら降りていくと、谷底近くになって
次々とシコクスミレがご登場。かなり数も多くてにぎやかな感じです♪

  
そして疲れきった頃にひょっこりと出てきたのがこちらだったのですが…
実は今回はオオミネコザクラが狙いで、それがあったよという山日記のコースを
歩いたんですが、これはオオミネ?なんか全体に淡色だし、でかいし??

  
さらに下っていくと、予想以上にあちこちに大株があったりするのですが
やっぱりえらく大柄な株ばかり。よくみると葉表に毛がなくて
これはイワザクラですね。嬉しくはあるけど、オオミネコザクラじゃなかったのか…

  
シコクスミレはこのあたりになるとびっくりすぐるらいの大群落があちこちに
びしっと咲いていました。こういう崖っぽいところが好きなんですかね?

  
その後もさらに下っていくと、大株が大量にある場所があったのでじっくり撮影。
ちなみに谷底まで行けば別ルートで帰れたりするのではないかと思ってたんですが
谷底までは降りれないという事実が発覚し、先ほどまでの急坂を全て登らなきゃいけないと
判明して、しばらくめまいがしたり。マジかこのヘロヘロからあれ全部登るんかい(^^;


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