涙過ぎた日々~まさかすぎる展開続き~ 23.3/5&12

今回は、涙なしでは語れん中途半端な週末2連発分。
どちらもピンポイントトライアルな連続技だったんですが、
最初の挑戦の直前にド級の情報が飛び込んできてビビり倒したのがまず序章。
ちょうど所用で愛知までは来ていたものの、
朝少し遅めになってからしか動けないこと確定だったので
散々悩んだけど諦めて予定通りの動き方をすることにしたら、本命はなんとか見れたものの
激渋&けっこう悪天候で、粘り続けたら調子崩すという謎展開(笑
翌週は、満を持してのド級情報方面へのトライあるとしたら
久しぶりにド真ん中の『昨日はよかったのにね』の最上級編をくらってしまい
一周回って涙も出ねぇな素晴らしき流れになったのでした(T"T)

<1>3/5 愛知県某所

  
というわけで、ちょい二日酔いでやってきたのはとある森の中。
鳥屋さんが集まっているポイントに混ぜてもらうと、目の前に次々と
シジュウカラ(左)とヤマガラ(右)が出てきて賑やかな感じに。

  
でも、天気の悪い中で粘り続けても、同じような場所にヤマガラ(左)と
シジュウカラ(右)が出るばかりで、本命は全く登場されず。
私が到着する30分前には出てたみたいなんですが、このパターンは辛いナァ…

  
と思いながら粘ること3時間弱。さすがに諦めるか、って思い始めた頃に
ひょっこりと一回り小さな影が。おっしゃ、狙いのキバラガラだ!!
今年は何箇所も空振ってたのでようやくの出会いに狂喜乱舞。
しかも、今まで幼鳥しか逢えてなかったのに、今回の個体は成鳥なんですよね♪

  
と思っていると、なんかえらいこと近距離に一瞬だけ出てきてくれたので
とりあえずバシバシと激写。これはかなりラッキーじゃない?

  
さらに横向きのちょうどエエ感じのワンショット(左)撮らせてくれたものの、
そのままあっという間にどっかに消えちゃって…
かなりインターバルを置いて再び遠く(右)に出てきましたが、めちゃくちゃ落ち着きがなく、
その後も近場に出ても数秒とかで1枚もシャッター切れないことの連続。

  
やがて彼はどこかに消えたまんまさっぱり姿を見せなくなっちまって
時折出てくるシジュウカラ(左)とヤマガラ(右)で練習する感じに。
かなり練習を繰り返したからかこいつらはええショット撮れたんですけどねぇ…

  
諦めきった頃に、ようやくキバラガラが何度か再登場するも、
どれもこれもショータイムがメチャクチャ短い。デジスコで狙うチャンスなんて
まったくなくて、Powershotを向けて1枚シャッター切ったら動いてて、
慌てて追っかけてる間に消えるって感じ。ちょっとこれは歯痒すぎるんですが(+_+)

  
良く止まる枝があることに気付いて、そこにデジスコをセットして粘りまくると
かなり時間をかけてこんなのが何枚かだけ撮れましたが、
そうこうするうちに妙に気分が悪くなってきて、ふらふらしながら撤退することに。
こんなに悪天の中で粘り続けることになるとは思ってなかったので、
あんまり着こんでなくて、体が冷えすぎたみたいなんですよね(^^;

  
しばらく休憩しての帰路、久しぶりに地元のポイントを回ると、今年もちゃんと
チャオビエダシャクが何匹か見つかるも、やっぱり色の薄い個体ばかり。
このあたりのエリアは帯が濃くて鮮やかな個体はいないのかなぁ…

<2>3/12 千葉県某所

  
そして1週間後。土曜日には所用があったので、日曜は朝一から粘る予定が
うっかりヨッパライの介抱している間に時間が過ぎて、現地着は昼前に(^^;
今回のターゲットは昼からの方がいい話が多いし、と半ば余裕をもって干潟方面に向かうと
手持無沙汰な感じの鳥屋さんの群れを発見。え、これはマズいんとちゃう(@"@)??
と思うと、やっぱりこの日は朝から全く出てないんだとか。ムムム…

  
ショックを受けながらうろうろしていると、ウシオハナツメクサが
多数あることを発見。こんな時期なのに結構たくさん咲いているもんなのね。

  
さらにアップ(左)で撮ってみましたが、なんとも面白い色合いですよね。
あたりにはえらく大柄なカントウタンポポ(右)なんかも見つかりました。

  
歩き回っていると、なぜかマスクをぶら下げたウミネコ(左)を発見。
えと、コロナ対策ってことでしょうかね(^^;
漁港には近距離にウミアイサ(右)もいましたが、それを狙っていると、付近に
ふいに巨大な影が浮かび上がってビックラ仰天。
スナメリが何匹か入ってきていたみたいなんですが、慌てて狙ってみるも
予想外の場所にひょこッとだけ出てくる背中を撮るのはあまりに難しすぎて、
結局まったくそれらしい姿をとらえられずに消えちまって…手厳しい(T_T)

  
ガックリしていると、ちょっと遠かったですが、夏羽のカンムリカイツブリ(左)も登場。
諦めて移動していくと、この時期にも花をたっぷりつけてるツルナ(右)も見つかります。

  
さて、あらためて干潟を見ていきますが、カモメ幼鳥(左)やら、
あたりを威嚇しているオオセグロカモメ(右)なんかも発見。

  
モンゴルカモメなのかな?えらく白っぽいカモメ類(左)も発見。
ふと振り返ると走り回っているツグミ(右)が可愛かったりもしました。

  
探索範囲を広げると、ちょっと遠かったけど、奇麗な夏羽(左)と、中途半端に換羽中(右)の
アカエリカイツブりもいました。こいつは不思議な艶やかさでいいですよねぇ…

  
その後もひたすらじっくりとカモメ類をみてって、ウミネコの若鳥が
可愛いのでバシバシと撮ったりもしてたんですが、やっぱり全然本命は来る気配なし。

  
場所を変えると、ちょっと不思議な雰囲気のユリカモメ(左)が遠くにいたので
興奮しながら狙いましたが、やっぱり狙いのブツではなかった(T"T)
面白い雰囲気のユリカモメ(右)はけっこうあちこちにいたんですけどねぇ…

  
その後も干潟でひたすら粘っては、飛び回るユリカモメなかに、ひょっこりと
ミラクルが混じってないかなと睨み続けますが、そんなラッキーが来るわけもなく(^^;

  
しょうがないのでなんかイイ雰囲気の佇まいを見せるウミネコ(左)やら、
まだ引き続き吠えまくってるオオセグロカモメ(右)やらを撮って遊んでみたり。

  
ちょっと独特な雰囲気のユリカモメ(左)にドキッとさせられたりもしましたが、
結局日没近くまで粘ったけど本命は戻ってこなくって…
諦めて引き上げる途中でえらく近距離でぼっとしているミツユビカモメ(右)がいましたが
よく見ると翼が折れてる雰囲気で、回復して欲しいなぁと祈りながらの終幕となったのでした(-_-;

というわけで、全体的にどうにもならん大敗続きでした(笑
分かる人には分かるんで書いちゃいますが、2日目の本命だったのは
大珍品チャガシラカモメだったんですよね。
発見された日に情報をいただいたのに、翌日ひよってしまったところから
『前日が終認』のオチはオミゴトすぎますやん(T"T)
しかも前日の土曜日は所用で行けなかったんですが、すごく出が良かったそうで、
「あれ?昨日来てないんですか?」と言われて涙ぐみまくる感じに。
さらにいうと、ヒメカモメも訪問した日の早朝に見られたのが終認だったとかで
あまりにもバッドタイミングが過ぎる状態…
引き換えに見れたキバラガラ成鳥は、嬉しかったものの手強すぎて
本当にちゃんと体調崩しましたし、本当に間が悪すぎる。
次からはこれぞという情報は、少々ムチャをしてでもツッコむ、という
意気込みを忘れず心に誓い続けるようにいたしましょう(-_-;


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