年末発作奄美旅B〜続かぬ中日〜 23.1/2

この日は発作的奄美旅第4日目。
丸1日フルで動けるのは最期の日ということもあり、
かつ最終日は島の北方を攻めるつもりだったこともあって
今までと同じエリアを徹底的に歩きまくるという作戦に決定。
そして、メインターゲットとして、ちゃんと歩けてなかった渓流沿いを
重点的に攻めようということにしたんですが、これがまたなかなかに難物で、
渓流沿いを歩けそうな場所がなかなか見つからないまま、
これまたなんとも中途半端に迷走しまくる感じに(^_^;
それでも動き回るといくつか面白い成果はついてはきたものの、
体力切れもあって、これまた半端な展開の1日となったのでした(+"+)

<1>奄美大島各所

  
さて、この日も気合を入れて深夜から歩き回ると怪しいゴキブリ類(左)を発見。
この手は似たものが多くていまいちよくわからんけど、サツマツチゴキブリかな?
んで、水辺にはやっぱりアマミシリケンイモリ(右)がたくさんいるだけで
カエル系はこの日も皆無。う〜ん、やっぱこの時期は無謀だったか…

  
そのままじっくりと林道を動き回りますが、なんか妙に出会いは薄目。
アマミノクロウサギは一度だけえらく近距離にじっとしている子がいたけど
葉っぱの裏側でこれ以上は撮らせてくれなかったし…

  
んで、お約束の夜明けの林道巡りでは、チョウセンウグイスっぽいの(左)が
ひょこっと横切ってくれましたが、それ以外は成果なし。オオトラツグミ手ごわい…
しょうがないので可愛い看板(右)を撮って場所移動。
余談ながらこの看板、「腹黒」をイメージするのは私だけ?

  
ふいに道端のヒカゲヘゴの幹にマツバランをいくつも発見。
こいつは逢えると嬉しくなるけど、南方だとそこら中にあるんですよね。

  
カクチョウラン(左)もかなりの大株がまとまっている場所がありました。
実のアップ(右)もじっくり撮影。うん、やっぱこのエリアは夏にも来たい!!

  
シマイズセンリョウもけっこうあちこちにあったのでじっくり撮影。
そこら中にある樹なんだけど、なんかカメラ向けたくなる雰囲気あるんですよね。

  
少し場所を変えると、サクラツツジも可愛く咲いている株がありました。
ここのは白っぽくて、模様とのコントラストが雰囲気イイ感じかな。

  
やたらと花盛りのハシカンボク(左)にも1株だけ遭遇。
上空をふと見上げると、サシバ(右)が飛び回っていたりします。

  
お次に、前夜に地図を見て目星を津得ていたエリアを歩くと、
アマミノクロウサギのふんが大量に落ちていて、ちょっと嬉しくなったりも。
でも、期待していた沢沿いは、どこからアクセスするかさっぱりわからなくってGIVE UP…
後で調べると、どうも挑戦し損ねたエリアがいろいろ面白そうな感じで、
下調べがいろいろと足りなさ過ぎたなぁと反省中(^^;

  
戻っていく途中で、可愛らしいシダ類がぱらぱらとあるのを発見。
これはアマミクラマゴケでいいのかな?

  
なんかえらい近距離でぼっとしているシロハラ(左)にも遭遇しました。
場所を変えようと移動していると、サシバ(右)も車窓すぐそばに登場されます。

  
場所を変えて別の沢沿いを歩こうとすると、キンギンソウ(左)を発見。
ひょっこりとオーストンオオアカゲラ(右)が登場するも、遠くのワンショットで消えちゃって…

  
たっぷりと実をつけたサツマサンキライにも遭遇。
花の時期に見たらなかなか豪華だったんでしょうねぇー

  
ルリミノキ類(左)もありました。これもリュウキュウルリミノキかな?
ホウビカンジュ(右)もごちゃっと垂れ下がっている大株が見つかります。

  
水路沿いにタネツケバナ類(左)もあったけど、これはミズタネツケバナ?
まだ若い実のヤマビワソウ(右)なんかも見つかったりしますが
この場所も奥の方は滝つぼの連続で歩きようがないことが発覚。
“渓流沿いを歩けそうな場所”がなかなか見つからずに半ば涙目になる展開でした(-_-;


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