大寒波にて①~寒風の干潟で~ 22.12/17

この週末は何とも言えない怒涛の展開となりました。
本来は、のんびり風味の鳥見をメインに、ついでに久々の友人とメシでも食うか
だったんですが、メシ食う方の話が妙に大きくなって
こりゃ面白いなぁと思ってた矢先に怒涛の大寒波来襲(T"T)
これは現地はともかく道中にちょいとばかりリスクあるんじゃない?と
ドキドキしながらとりあえず向かったのですが
とりあえず干潟に向かうも超曇天だし、寒風吹き荒れまくってるしで
粘ってみても何も面白い成果が御到来されず。
しかも潮位表をちゃんと見ていなかったから、ぜんぜん潮が動かずに
ただただ寒さに絶えるという半ば修行な展開になってしまったのでした(^^;

<1>佐賀県某所

  
というわけ、薄暗い中で干潟に向かうと、途中でミサゴ(左)を発見。
干潟の中には、ズグロカモメ(右)だけが近くにいましたが
潮が思いっきり引いていてそれ以外の鳥は全く見えず。
まぁ、ここから潮が満ちてきたらいろいろ見れるんだよなぁと思ってたんですよねぇ…

  
周辺のシチメンソウはほとんどは茶色い枯れ穂(左)になっていたんですが、
よくみるとまだ赤い株(右)も混じっていることに気づきます。意外に息が長いのね。

  
探していくと、手近な場所でも真っ赤に色づいた株がいくつか残っていたので
バシバシ撮影。でも、あんまりにも寒すぎるので、底生生物系は
なにひとつ表に出てきていませんでした。面白くないナァ…

  
かなり遠くにツクシガモの群れ(左)がいるのを確認してから、潮が満ちるまで
メシ食に行こうと移動し始めたら、咲き残りのオオバジシバリ(右)を発見。

  
あたりにはなんか面白い芽生えもありました。軍配型の葉だけど
グンバイヒルガオってこともないだろうし、これはなにもんだろ?

  
んで、メシ食って戻ってきたら、干潟の上を大量の
ズグロカモメが飛び交っていたのでバシバシ撮影してみたり。

  
結構近くを飛ぶので頑張ってアップも撮ろうとしますが
かなり暗いので私の機材ではこれが限界。機材というかウデの問題ですが(^^;

  
んで、じっくり見ていくと、ツクシガモ(左)やらダイゼン(右)やらも
いるにはいたんですが、すっごく遠い。そろそろ満潮時間なのになぁ…

  
場所を変えようとしていると、ふいに近くにカワラヒワ(左)がご登場されたりもしました。
んで、移動先のエリアではクロツラヘラサギ(右)なんかもご登場。

  
かなり遠かったですが、ハマシギの群れ(左)やら、ホウロクシギの群れ(右)やら
もいました。距離がありすぎて他に何か混じっているのかはわからなかったですが…

  
ツクシガモ(左)はかなりの群れがいて見ごたえありました。
1羽だけちょっと近そうな場所にクロツラヘラサギ(右)がいたんですが、
近くに回り込もうとしたら飛んでしまってちょい残念。

  
代わりに残っていたコサギ(左)を撮って移動しようとすると、
泥上に可愛い足跡(右)を大量に発見。ハマシギとかかな?

  
瞬間雲が切れて、雄大な景色(左)も見れたりしました。
諦めて移動していくと水田地帯にミヤマガラス(右)なんかも発見。

  
道中にカササギ(左)がいたり、畑の中にコチョウゲンボウ(右)がいたりもしましたが
どちらもデジスコ出そうとしたら飛んでしまって、最後まで半端な展開となったのでした(^^;

というわけで、なかなかに不完全燃焼な1日となりました。
まぁこんだけの大寒波の中、ブルブル震えながらの散策で、しかも
結局1箇所でずっと見ただけの流れで、おまけに潮がよくないというとこまで
揃ってましたからしょうがないというものですが(^^;
まぁ、それでもこの場所ならではの鳥たちにはきちんと逢えたわけで
時々やっぱご挨拶には来なきゃいけないし、意味はあったような気もするような。
掃いて捨てるほどのツクシガモも、クロツラヘラサギやカササギも
やっぱ年に1度くらいは見とかなきゃですから。
(期待していたアボセットとかのシギチ類はまとめてご不在でしたが)
ちなみにこの夜は、久々の面々と合流しておもくそ酒呑んで
年の瀬を感じたりしたのでした。こういうのもたまにゃエエですな(^^)♪


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