無為なる週末~予定調和な大空振り~ 22.12/3&4

この週末は実にお約束な展開となりました。
初日は所用前の時間を活用して、少し前に噂の出た大珍鳥を探せ
だったんですが、これは薄々わかっていた通りの大空振り。
翌日はこちらは行けば楽勝だろうと想定していた別の珍鳥の計画でしたが
直前になって非常にややこしげな情報が入ってきて、
テンション下がりながら向かうと、やっぱりこちらも空振り。
仕方ないので、他の場所で久しぶりの鳥に挨拶してみた後は
半ば意地になってウロウロしてみることにしたものの
予想以上に人が多くておもしろげな成果もなく
全体的に非常に徒労感の強い展開になったのでした(^^;

<1>12/3 東京都某所

  
というわけで、初日は噂の某大珍鳥を探しに行ってみるも、鳥屋さんは集結しているも
朝から誰も見つけていないという超期待薄な状態。まぁ予想していたんですけど。
ジョウビタキ(左)やらシジュウカラ(右)やらを見つつ、ひたすら周辺へリアを
歩き回りますが、そもそもホオジロ類の声が全くしないんで…

  
林の中にゴソゴソ潜り込んで探してると、タヌキの溜めフン(左)を発見。
あとは、高くに今年初シメ(右)がいたのは嬉しかったんですけど。

  
池のあたりをうろうろすると、カルガモ(左)に続いて
オカヨシガモ(右)が結構たくさんいたのは少々予想外でした。

  
んで、結構遠かったんですが、ヨシガモ(左)も1羽発見。
あとはカンムリカイツブリ(右)がのんびり泳いでいるのにもちょっとだけビックリ
しましたが、それ以上の成果はなく、この日は早々にGIVE UPすることに(T”T)

<1>12/4 神奈川県各所

んで、翌日の朝には、ここでまた大悲劇が一幕混じります。
もと地元近くに出ているという珍鳥を見に行ったんですが、
一番見やすかったエリアが撮影禁止になって厳しくなったよ、という
噂は聞いていたんだけど、現地着いてみたらすごく狙いにくい場所からしか
狙えなくなってたあげく、待てど暮らせど御本尊はご登場されず
(結局夕方近くまで出なかったらしい)、シャッター1枚も切らないままに
すごすごと撤退という展開に。こいつはツラいぞ…

  
悔しまぎれに確実そうな場所に行くことにすると、
さっそくカワセミ(左)やら、エエ感じに色づき始めた紅葉(右)やらに逢えました。

  
のんびりと池を除いていくと、マガモ♀(左)に続いて
キンクロハジロ(右)の群れがご登場。ここらかなということでのんびり待つことに。

  
寒空の中で日光浴しているアカミミガメ(左)に感心していると、
ふいにめっちゃ足元にクビワキンクロ♀(右)がご登場。えらいこと愛想ええなぁ(笑

  
近くにはえらく茶色っぽいキンクロハジロ♀(左)もいました。単純に幼鳥なのかな?
少し離れたあたりには、紅葉で色づく水面に浮かぶカルガモ(右)がイイ雰囲気だったりします。

  
さて、肝心のクビワキンクロですが、こちらはいつの間にやら
めちゃくちゃ餌付いていて、パンを投げるご家族の前で大騒ぎ状態。
何年か前に見た時には孤高の雰囲気があった気がするけどなぁ(^^;

  
というわけで、凛々しい横顔(左)も大量に撮れてしまって満足。
ふと横を見ると、珍しく陸上で休憩中のキンクロハジロ(右)もいました。

  
その後もしばらくクビワキンクロ(左)を狙いますが、同じようなショットばかり
だったので、目の前で羽ばたいたカルガモ(右)を撮ったあたりで引き上げることに。

  
ふと林縁をみると、綿毛を大量につけたタイアザミ(左)もありました。
セイタカアワダチソウ(右)も寒空の中えらくいい雰囲気だったのでついでにパチリ。

  
のんびり歩いていくと、イロハモミジ(左)やらiイヌビワ(右)やら、
イイ感じに色づいた紅葉・黄葉も多くて、これもまたいい雰囲気。

  
割と近距離にカワセミ(左)が登場したので、じっくりと近づいていくと、
Powershotノートリでこんなドアップ(右)が撮れました。
この場所のカワセミはなんかやたらと警戒心薄い気がするんですが、なんでだろ?

  
さて、まだ時間に余裕があったので、もう1箇所海岸を歩いてみることにすると
真っ赤な実をつけたクコ(左)やら、咲き残りのツルナ(右)やらが見つかります。

  
イソギクも大株がパラパラありましたが、この場所は植栽の名残かな?
などと思いつつ歩き回りますが、この場所の予想外はやたらと人が多すぎること。
これじゃ気ままにのんびり探索する雰囲気にならないナァ(^^;

  
少々ヘバりつつ歩き続けると、艶やかなヤブミョウガの実(左)を発見。
面白げなシダ類(右)もありましたが、これは何て名前だっけ?

  
胞子葉がずらりと並んだマメヅタ(左)も面白かったので撮ってみたり。
あとは、ホウライシダ(右)がやたらと多いのが、この場所らしい雰囲気だったりします。

  
えらくきれいに色づいたムラサキシキブ(左)もありました。オオの方かな?
えらくがっしりした雰囲気のイヌナスビ類(右)も見つかったりします。

  
ふと頭上を見上げると、高い位置でタイワンリスがお食事中。
すっごく薄暗かったんでISO上げて、なんとか悪く無いショットをGET♪

  
最後に、びっくりするくらい大株で実を大量につけたハダカホオズキを撮って
この日の挑戦は終幕とし、のんびり帰路に着くことにしたのでした。

というわけで、ちょいと不完全燃焼な週末となりました。
まぁ冒頭に書いたように、お約束というか、予定調和な感じの空振りではあったものの
ダメかなぁと思いながらもやっぱ挑まないわけにもいかないですし…
書いちゃうと最初のヤツは狙いは日本3例目というゴマフスズメだったんですが
やっぱり最初のハナシ以降は全く出ていなかったみたいですし、
翌日のサバクヒタキはめちゃくちゃ出現率が悪くなってたみたいですし(T"T)
最期の挑戦も、数年前に北米系大珍鳥が出たところなんで
この流れ的にもしかしてなんか来てないかな、と思っての来訪だったんですけど
めちゃくちゃ人だらけでそれどころじゃなかったですし…
でもまぁ、久々のクビワキンクロにはきっちりご挨拶もできましたし、
なによりこうやって空振りでも挑戦し続けることで
『運勢には寒肥が効く』という我が信念を貫けることにもなるので
意味があったんだろう、ということにしときましょ。神様次はよろしゅお願いしやすぜ(^^;


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