謎お盆旅C〜のんびりからの迷走〜 22.7/14

<2>神奈川県某所 続き  

  
めちゃくちゃ大量の実をつけたアカメガシワ(左)もありました。
こんなに房成りになっているのは初めて見たかも。
あたりにはえらくご立派な感じのマイマイ類(右)もいたけど、これもミスジかな?

  
場所を変えると、めちゃくちゃ花盛りのオニドコロ(左)を発見。こりゃお見事。
あたりのサクラ類には、幹にやたらと大量のやに(右)が出まくっていたので
なんか怪しいもんが潜っているんじゃないかといぶかしんでみたりとか。

  
さて、樹液のあるエリアに行くと、幹に多量のキセルガイ類を発見。
何種類かいそうだったけど、この手は全然お名前分からないんよネェ…

  
意外なあたりでチャイロスズメバチ(左)も樹液に集まっていました。最近増えてるんだそうで。
あとはカブトムシ(右)も鎮座ましましていらっしゃいましたが、やっぱり本命は御不在。むむむ。

  
倒木の上に、なんともイイ雰囲気のホウキタケもあったりしました。
美味そうな雰囲気だけど、これは食べれる種類なのかな?

  
その後もうろうろ探してみますが、あとはサトキマダラヒカゲ(左)がたくさんいたくらい…
さらに場所を変えることにすると、道中のコンビニでなぜかアゲハ類の蛹(右)を発見したりも。

  
んで、お次の場所を歩き始めようとすると、いきなりなんか怪しげな雰囲気のカマキリ類が。
なんかハラビロカマキリっぽいけど、ところどころピンク色を帯びてる気がして
これはもしやムネアカハラビロカマキリ??って大騒ぎしましたが
捕まえてよくよく調べてみると、普通のハラビロの方で二度ビックリ。割と変異があるもんなのね。

  
ジガバチ類(左)がなぜか地面でじっとご休憩していたりもしましたが
この場所で狙っていたポイントは樹液が全然出ていないことが発覚、ありゃ。
諦めて引き上げようとすると、ひょっこりとアカボシゴマダラ(右)がご登場されます。

  
彼女はエノキの低木のまわりをひたすらウロウロして、産卵したげな感じでしたが
やたらちょこまかするだけでなかなか産卵はせず、こちらが根負け(^^;
んで、ここでこの場所での挑戦は終幕として、O氏をお送りした後で、
ドカンと北上して、前々から気になってたエリアに一路突撃してみることに。

<3>埼玉県某所  

  
すると、近づけない場所が多かったですが、すぐに巨大な抜け殻が多数。
そうなんです、この場所の狙いは、本土産のセミ類で唯一まだ未見の、巨大な外来種
タケオオツクツクを狙っての探索だったんですが、やっぱりこのエリアでよかったんやな♪

  
そこでもハラビロカマキリ幼虫(左)に遭遇したりもしまいした。
それでは、ということでジックリと探していくと、竹にとまっているアブラゼミ(右)に
ビックリさせられる一幕はあったものの、タケオオツクツクの姿は全く皆無。

  
しつこく歩き回ると、結構多数のタケオオツクツク抜け殻がある場所もありました。
ここらで地元の方にお会いしてお話しすると、羽化シーズンはちょうど終わったとこだそうで…

  
その方にすんごく高い位置にとまっているタケオオツクツク(左)を
見つけていただきましたが、あまりに高いし暗いしではっきりわからぬ…
グングン薄暗くなる中、コフキコガネ(右)なんかも登場されたりしますが、
やがて日没直前、そこら中から異様な声が湧き上がってものすごいことに。
これはすごい数だし、楽勝で見つかるだろう、と思ったんですが、
これが本当に全部高い位置でしか鳴いてなくて、まったく姿が見えないんです。
慌てて走り回るも、本当に全部が高い。竹林でいうと葉が茂りまくってる上の方からだけ。
これマジでどうにもならんぞ、どうしたらいいんや(@"@)?

  
と思ってると、竹林の近くにある小さな植樹園みたいなエリアからも
けっこう声が聞こえてくることに気付いたので、思い切ってえっちらと樹を登ると
先端近くで鳴いているタケオオツクツクを発見。やった、なんとか撮れたぞ…

  
さらに頑張って同じように登ってあと数ショットだけ撮れましたが、こいつらけっこう敏感で
数枚撮ると嫌がって枝の裏側に回ったり、飛んで消えちゃったリ…
一度だけえらく低い位置にいる♀を見つけましたが、近くにいたお子様が
嬉しそうに網をふりまわして飛ばしてしまって撮影チャンスは全く到来しないまま
あたりは完全に真っ暗になり、力尽きたワタシは諦めてすごすごと引き上げたのでした。
こんなに手ごわい相手だとはマジで思わんかったよ(T_T)

  
悔しいのでそのまま昼間歩いた場所に戻って夜の雑木林を歩いていくと、
お食事中の巨大なオニグモ類(左)に続いて、なぜか網にいるハシリグモ類(右)を発見。
しばらく悩んでしまいましたが、これは単に他種の巣の上に落ちたっぽいですね(笑

  
葉上にはリンガ系?の蛾(左)も隠れていました。調べたけどお名前分からないんよね…
あたりにはちょうどめちゃくちゃ大満開のカラスウリ(右)もあったりしました。

  
んで、樹液の出ていたあたりをサイド歩き回ってみますが、
ヨツボシケシキスイ(左)やら、カブトムシやら(右)がいるばかり。

  
ウンモンクチバ(左)も樹液に食らいついていらっしゃいました。
オオゲジ(右)がいてビビったのは、これはまぁ夜間拓策では当たり前かな?

  
諦めて引き上げようとすると、ここでもカラスウリ(左)がちょうど大満開。
なぜか道端にトゲナナフシ(右)がちょこんと止まっていたりもしました。

  
なぜか道端で佇んでいたフクラスズメ(左)が佇んでいたり、
エエカンジに満開のメマツヨイグサ(右)があったりした

というわけで、これまたよくわからん展開の1日となりました。
胸焼けと膨満感からはじまるというすごく不思議なスタートではありましたが、
O氏のおかげで、大本命こそなぜか登場されなかったものの、
一面のフクラスズメ幼虫とかいう珍百景候補などなどを含め、
アレコレじっくりと楽しい探索ができて大満足♪
(Oさんいつも本当にありがとうございます〜〜〜)
その後のタケオオツクツク挑戦の方は、多産地らしいから行けばすぐに
見れちゃうだろうから、ちょっと行ってからゆっくり移動して
という甘い予想をバッチリ裏切っての大苦戦は、ある意味逆に面白かったかな(笑
来シーズンは羽化シーズンに幼虫を捕まえてばっちり撮ることにしよう♪
ちなみにこの翌日は、場合によっては地元に戻らなきゃいけないかもしれない、
という微妙な条件がなくなったことが確認できたのがこの日の朝だったので
完全無欠のノープラン状態、ということで、その場で思いついたエリアを
歩くことにして、夜中にヘロヘロと移動していくことにしたのでした。
あれこれ迷走しまくり旅の最終日がどんなのになるかは乞うご期待で(^^)♪


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