<3>3/20 鹿児島県某所 続き |
さらに移動していくと、先ほど以上に真っ赤なヒサカキを発見。このあたりでは
どうも珍しい話ではないみたいですが、美しいから大量に撮っちゃったり♪
マムシグサはアチコチに咲いてて、色違いが咲き並んで(左)いたりもしました。
さらにムサシアブミ(右)も次々とご登場されたあたりで、とりあえず今回の目的のエリアに。
とりあえずわっせわっせと登っていくと、サツマイナモリ(左)やら
ミヤマウズラの葉(右)やらがありましたが、なんか速攻で山頂に着いてしまったので
登ってきた方にいろいろお聞きすると、どうやら目的のコースは
登り口が全然違って、ここからだと逆にすっごい遠回りだということが判明(^_^;
それでは、ということで岩場を歩いていくと、こんな感じのド級なポイント(左)が
あちこちにあってあっという間に汗だくヘロヘロに。予想とちゃったワァ…
なんか面白げな雰囲気のユリ系の葉(右)もあったけど、これはなにもんかな?
狂い咲きしているヤマジノギク(左)なんかもありました。
ミヤマウズラ(右)はポツポツと見つかるんですが、期待していたラン系は
全然見つからず。これはだいぶ先の方になるんかな?
なんか面白げなマンネングサ系の葉(左)も発見。これはなんて種類だろ?
あたりには岩場に胞子葉を立ち並べているマメヅタ(右)も発見。なんか迫力あるな。
ヒメミヤマスミレも少しだけ咲いている株が見つかりました。
ほとんど開いていなかったので、こんなショットだけになっちゃいましたけど。
なんか不思議な実をつけた樹木もありました。これなにもんだっけ?
などと思いつつ延々と岩場を歩いていきますが、道のりは長いわ、コースは
なかなかハードだわで足がガクガク。でも本命がまだ見つからないから頑張らなきゃ…
などと思いつつふとのぞきこんだ岩場になんか怪しいブツ(左)を発見。
よくみると花芽(右)をつけてるコイツは…ありゃ、今回のターゲット、オキナワチドリじゃん!
ようやくの出逢いに嬉しくなりますが、同時に花にはフライングだったってことですね(T_T)
どっかに花の咲いている株がないかと延々歩いていくと、
ひょこひょことビロードツリアブ(左)がご登場。岩場にはけっこうあちこちに
マメヅタラン(右)も見つかりますが、そうこうするうちに、コースの様子を見ていると
ほぼほぼ岩場が終わってしまう雰囲気に。こりゃマズイ…
しょうがないので、道から少し外れてさらにしつこく探索してみると、先ほどより
大きな花芽をつけたオキナワチドリがありましたが、これが限界。この様子じゃ最盛期は
2週間は後ですね。またリベンジしに来るしかないかぁ…
その後、お約束通り迷ってしまって、なかなか本来のルートに戻れずにすっごく四苦八苦。
でも、迷走している中で、なんか大柄で怪しい雰囲気のラン類に遭遇したんです。
え、これって、ガンゼキランじゃん!こんなところにあるんだ(@_.@)!
さらに近づいてアップ気味(左)でもパチリ。うん、多分間違ってないな。
となると花の時期にも再訪しなきゃいけないけど、この場所分かるかなぁ…
あたりにはタイリンアオイかな?大柄なカンアオイ類(右)もありました。
狂い咲きのヤマジノギク(左)やら、なぜかえらく光り輝いていたカナブンの破片(右)なんぞ
見つつ、延々と歩き続けて、なんとか元の林道に戻ったのですが、
その後は完璧にヘロッヘロだったので、ほとんどなにも撮らずにスゴスゴと
歩き続けてようやく車まで帰着してしばらくバッタリと休憩するハメに(^^;
一息ついてから、少し離れた場所まで移動していくと、道端に
なんか面白げなセリ系の花(左)を発見。ヤブジラミっぽいけど季節的に別の種類?
者の見事に大満開のキブシ(右)なんかも目につきます。
びっくりするくらいビッチリと花芽をつけたハドノキ(左)も発見。
よく見ると一部は既に咲いていたのでドアップ(右)も撮っておいたり。
あとはすごく印象に残ったのはこちらのノジスミレ。
こんだけゴチャッと咲き並んでくれると見ごたえありますよね。
んで、そのまま移動してきた場所では、狙いの花はなぜか空振りで、
実をたっぷりつけたキバナノセッコク(左)と、咲き始めのナンゴクウラシマソウ(右)を
見ただけであっけなく日が沈んでしまい、幕引きとなったのでした(^^;
というわけで、なんとも怒涛かつ全力空振りな2日間でしたね。
特に初日については、今まで空振りは数限りなくやらかしてきていますが、
ここまで徹底的に何も挑戦できなかったのは初めてじゃないかってくらいの凄まじさ(笑
通行止めから始まって、大嵐、猛烈な雹、そしてあからさまな季節のズレ。
狙っていたコバイモ類は決して強敵とかじゃないんですが、
オマケで狙っていたような種類も含めて本当にかすりもしませんでしたから…
翌日の挑戦も、下調べ不足といえばそこまでですが
コースの勘違いから、延々とハードな岩場を歩き続けたあげくに
最後には散々迷うというおまけまでついてきてからの
オキナワチドリはあと一歩という花芽状態というオチまできっちりついてきましたし。
ちなみに、あとでじっくり地図見ると、正しい登山口から登っていると
10分の1くらいの時間でオキナワチドリのあった地点に辿り着いてたんですよね。
まぁコースの中のどこにあるかは知らなかったから結果論ですけど…
それでも、オキナワチドリの咲く場所はキッチリ分かったし、
まさかのガンゼキランまで見つかりましたから(辿り着けるかどうかは置いといて)、
またタイミングをズラしてリベンジマッチ必須ですね。頑張るぞっと(^^)♪