<4>西表島各所 続き |
さらに歩いていくと、ウモレオウギガニ(左)も発見。これも毒ガニなんですね…
などと思っていると、少し離れた場所に怪しい物体(右)が!!
なんとそれはアオマダラウミヘビじゃないですか!
こんなに色鮮やかだとは思わなかったのでめちゃくちゃ大興奮♪
彼は近くでしばらく丸まった(左)あと、一気に泳ぎ去りました。
追いかけようとすると、トゲアシガニ(右)なんかを発見。
さらに色合いの面白げなカニ(左)もいました。これもミナミベニツケモドキ?
えらく大柄なクモヒトデ類(右)なんかも見つかります。
ここでご登場されたのは、お久しぶりのスベスベマンジュウガニ。
いつも思うけど、スペスベかもしれんけど全然マンジュウじゃないよな。
てか悪いけど実物のインパクトはさほど強くなくて、名前負けしてるよな(笑
アナハゼとかかな?ちょっと面白げな魚(左)もいました。
キヌゲテッポウエビ?(右)なんかもいいポーズを取っててくれたりします。
シマハギが何匹か固まって泳いでいたりもしました。
こんなんが水上から撮れるんだから夜のリーフ歩きはやっぱり面白いですよね。
キヌゲテッポウエビ?(左)は正面顔なんかも撮れました。
そのあたりではウモレオウギガニ(右)もご登場。雰囲気がいかついなぁ。
なんか面白そうな貝類(左)もありました。クモガイとかの仲間かな?
ミナミベニツケモドキ?(右)はここらでもひょっこり姿を見せます。
かなりビビったのは、ちょっと沖だったんですが、ウミコオロギ類(左)が飛び出たこと。
慌てて撮ったらすごくズレた挙句すぐに逃げられちゃったんですが
中央右手にいるのがわかります?こんな場所でも活動してるんか?
あたりにはカエルウオ類(右)なんかもみつかります。
ここらで再びアオマダラウミヘビ(左)がひょっこりご登場。
せっかくなのでじっくり粘って顔(右)なんかも撮ってみました。
彼は再び悠々と泳いで(左)消えました。何度もありがとうね。
見送ってからあたりを見渡すと、ツマジロナガウニ(右)なんかも発見。
ビックリしたのは不意に登場されたウデナガカクレダコ。
これ驚くほど擬態上手なんですね。撮っても何が写ってんだか分からんショット多数で、
辛うじて姿がわかるのがこちらって感じ。カクレって名前に入ってるだけのことあるわ。
んで、ここらでかなりリーフエッジに近づいたんですが、そうなるとあたりは
一面のエダサンゴ。なんて種類か調べてもよくわからなったんですが…
ただこうなるともう歩けないんですよね。壊しちゃうの可哀そうすぎるし。
なんか真ん丸なサンゴ類(左)もありました。あたりの水たまりにはネズミフグ(右)
なんかもいましたが、もうちょっと頑張ってエッジの方に、と進んでいくと
波の音がものすごいことになってたので、怖くなってあきらめることに(^^;
サンゴアメンボのいるような場所ってどうやったら辿り着くことができるんだろ…
チョウチョウウオ(左)もいました。フラッシュが写り込んじゃったけど。
あたりにはハタ系の魚(右)ものんびりしていらっしゃったりします。
ちょっと驚いたのは、そこらの岩上にくっついていた球状の海藻類。
センナリヅタでいいのかな?海ブドウみたいで面白い感じですよね。
少し戻ってきたあたりで、今度はかなり小さめのウデナガカクレダコを発見。
あいかわらずカクレ上手で、画面中央にどんと写ってんだけど分かります?
ちょっとつつくと、スミ(左)を残してささっとどこかに消えちゃいました。
あたりにはちょっと派手な模様のヒラムシ類(右)なんかも発見。
シャコ類(左)もいました。これもよくみると面白い模様してらっしゃるな。
こういった場所のお約束、真っ赤な目のイワオウギガニ(右)もみつかります。
ある意味意外だったのは、岩場にいくつもついていた巨大なアワモチ類。
あたりまえだけど夜もくっついてんですよね。予想外な出会いではあったなぁ。
オオイワガニ(左)もいましたし、リュウキュウフナムシ(右)もいたり
このあたりの面々は昼間とまったくかわらないというのもちょっとした発見(笑
カエルウオの類もいました。この手も思ったよりいろんな種類いるみたいで
図鑑を見てもさっぱりわからず。海の魚のわかりやすい図鑑が欲しい…
ふいに足元を巨大なアミメウツボ?(左)が泳いで行ったりもしました。
そのあたりでとりあえず砂浜に戻ると、大量のリュウキュウスガモ(右)を発見。
なんか素敵な模様の小魚(左)やら、これまたなんとも不思議な雰囲気の
イソギンチャク類(右)やらをみたあたりでさすがに体力切れでGIVE UP。
というわけで、なかなかに濃密な感じの1日でした。
森歩き自体は、エクボサイシンやらリュウキュウウラボシシシジミやら
いろいろと面白い出会いもあったりしたものの、
期待していたラン系はトクサランとコウトウシラン以外は
花が終わっていたり、葉っぱだけだったりというやつばかりで、
延々35,000歩くらい歩いた徒労には若干足りない気分でしたかね(笑
ただ、オリイガラの出会いが結構多かったのは大満足。
最新の「日本鳥類目録改訂第7版」でヤマガラの亜種から独立種になった
ということで、ぜひとも見てみたかったから本当に嬉しい限り限りで。
その後の衝撃のツダナナフシとの出会いは本当に感涙でした。
アダンの葉の間に異様な物体が見えた瞬間の衝撃と緊張は忘れられません…
本当にずっと前から探し続けてて、食跡自体は割とどこにでもあるのに
どんなに探しても見つからなくて、あれこれネットで調べても
最近の最終記録とかほとんど出てこないから、実はほぼ絶えたんじゃないか
とすら思ってたんですよね。ご健在で、お会いできて本当にうれしい限りでございます。
その後の磯歩きは、本当にむちゃくちゃ濃厚な時間すぎて感激!
このあたりは神様からのお年玉な感じの展開ですね。大感謝でございまする。
んで、実はこの夜、翌日以降のコースをいろいろ考えた結果、
これ以上山を攻めても意外と成果が変わりばえしなさそうだな、と思ったので
旅程をちょっと変更して、少し早めに渡島して別方向の挑戦をかみこませてみよう、と
唐突に決定したりしたのでした。こういうのが単身無計画旅の醍醐味ですよね(笑
ということでどういう展開が待っているのかこうご期待で(^^)♪