怒涛な年末旅⑤~唐突な再渡島~ 22.1/2
この日はなんとも不思議な年末旅第5日目。
前日編にもちょこっと書きましたが、いろいろ考えたあげくに
翌日の行程を変更したのでこの場所では最終日。
移動にアレコレ時間がかかる見込みなのと
前日まででへっこうへバッたのものあって、この日は山登りはせず
気になったエリアをのんびり歩く作戦にしたんですが
逢えたらいいなぁと思ってた大珍品にひょこひょこ逢えてビックリ仰天(@_@)
さらにアレコレと面白いオマケもあったりして楽しめちゃって、
渡島後にはちょいと体力切れなシーンもあったりしたけど
いろいろと計画成功やん、って感じの面白い1日となったのでした(^o^)♪
<1>西表島各所 |
というわけで、まずは昨日確保したツダナナフシを撮影しよう、ということで
昨日のアダン群落に向かうと、明るいうちから若齢幼虫がご登場。
んで、ここで昨日のヤツをリリースしてしばしバシバシと撮影大会。
いやぁ、デカい&ゴツい。んで質感が嘘くさい。生で見ても現実感のなさはド級だなぁ…
ヤツは意外とせっせと逃げようと(左)暴れまわりましたが、
かなりなだめすかしてようやくアダンの葉上でご休憩(右)。
せっかくだからといろんな角度でバシバシと撮影。10年越しの出会いってことは
次逢うのはまた10年後かもしれないから大量に撮っておかなくちゃです(笑
正面顔(左)も撮ってみましたが、なんだろこのたとえようのない面構えは。
あとなんといってもちょこっとついてる翅(右)がキュートですよね。何の意味があるんだろ。
場所を変えると、彼はしばらく歩き回った後で、するするっとアダンの付け根に潜行(左)。
やっぱ日中はこういう隙間に潜り込んですごすんですね。
せっかくなのでふたたび顔あたりのドアップ(右)も撮ってみたりとか。
ちょっと葉を引っ張って可愛いショット(左)を撮ったあたりで無罪放免とすると、
マダラコオロギ(右)が面白そうにこっちを見ていたりしました。
お次の場所へ移動していくと、道端になかなかに満開状態の
テリハノギクが次々とご登場。すっごく花盛りの時期なんですね。
狙いの場所に到着すると、ひょっこりヤモリ類(左)がご登場。
ノアサガオのあでやかな群落(右)なんかも実にいい感じです。
ちょいと嬉しかったのは、結構花盛りのサキシマツツジがあったこと。
場所的に植栽かもしれませんが、意外と逢えない花だったので嬉しいですなぁ。
さて、ワクワクしながら面白げな草地を歩いてみると、リュウキュウコミスジ(左)やら
ジャコウアゲハ(右)やらがすぐさまご登場。おお、ちょっとエエ雰囲気やん。
と思ったら、いきなりルリモンジャノメが登場してビックリ仰天!!
あっけなすぎて拍子抜けるくらい、すぐさまのご登場でした。
結構ピカピカの個体だし、左翅の一部が欠けて中のルリ紋が見えてるのも嬉しいし♪
さらにうろうろすると、ちょっと高い位置にヤエヤマイチモンジ(左)も発見。
さらにこれも嬉しいシロオビヒカゲ(右)までご登場されたじゃないですか☆
タイワンハネナガイナゴ(左)もあちこちにいらっしゃいました。
クロセセリ(右)もひょっこりと出てきてくれたりします。
その後もうろうろすると、ルリモンジャノメは何度も見れました。
割と鮮度の良い個体(左)と、少しボロの個体(右)がいるみたい。
探索範囲を広げると、そこでは何匹もシロオビヒカゲがご登場。
暗いところいる系の蝶が見やすい環境なのかな。エリア的なものか、時期的なものか。
リュウキュウヒメジャノメ(左)が飛び出したりもしました。
ルリウラナミシジミ(右)もいましたが、そういえばこの旅で見たシジミ系はほとんど
ルリウラばかりでほかの種類をほとんど見なかった気がするなぁ…
ルリモンジャノメはその後も何度もご登場。ただ、よくよく見ると
この場所にいるのはこの2個体だけなのかな、って感じ。
飛ぶと翅表がきれいなんだけどの飛翔写真撮るのはムリすぎて…
引き上げようとしても、いい場所に登場(左)するとついつい撮っちゃいますね。
あとはタイワンハネナガイナゴ?幼虫(右)なんか見てから場所を変えることに。