怒涛な年末旅A〜ようやくの渡島〜 21.12/30

<3>西表島各所 続き  

  
少し場所を変えてみると、嬉しい出会いがありました。
聞き覚えのある宿があったので、庭をのぞき込んでみると、そこには期待通りに
大満開状態のコウトウヒスイランがあって大興奮♪
日本では魚釣島だけにある幻のランだそうで、これはなかなか嬉しいねぇ(^^)

  
花のドアップ(左)も撮りましたが、やっぱキレイなランですよねぇ☆
ちょっとした林の中では、オオタニワタリ(右)がずらりと並んでいたりします。

  
クロツバメ(左)もご登場されましたがこんなショットしか撮れず…
あたりにはお初にお目にかかるルリアザミ(右)なんかも発見。

  
あたりにはなんとも独特な雰囲気の花も咲いていました。
多分帰化植物なんだろうけど、いろいろ調べてもお名前分からず。なにもん?

  
たっぷりと実をつけたオオムラサキシキブ(左)もありました。
ヒメトンボ(右)もひょっこり登場しましたが、遠目にワンショット撮っただけで逃げられて…

  
近くの川沿いを歩いてみると、えらく小柄なベンケイガニ類(左)を発見。
意外だったのはこんなところにもテリハノギク(右)があったこと。
もっと明るい場所じゃなきゃないと思ってたけど、薄暗い場所にもあるもんなんですね。

  
実をつけたヨナグニノシラン?(左)もありました。
川の中ではミナミトビハゼ(右)がのんびりしていましたが、しばらく
川沿いを歩くもやっぱり林の中は真っ暗で何も見つから(^^;

  
あきらめて表に出ると、意外なあたりでアキノノゲシ(左)を発見。ここらにもあるのね。
んで、樹上にはひょこひょことリュウキュウキビタキ(右)まで登場されたじゃないですか♪

  
んで、見てると意外なくらい近くにも飛んできてくれたのでPowershotで
バシバシと撮影。おなかのレモン色が可愛らしいけど、♀なのかな?

  
さらに場所を変えてみると、道端にごちゃっとテリハノギクが群生していてビックリ。
以前はほんのちょこっとだけしか見れなかったから珍品と思ってたけど
意外と崖地っぽいところだといろんなとこにあるもんなのかナ?

  
さて、期待していたエリアを歩き回ると、ヤンバルツルハッカ(左)やら
アリモリソウ(右)やらがありましたが、まぁなんせ薄暗い。
しかもまだ風がかなり強いのでめちゃくちゃ探索しにくい(T_T)

  
ちょっと目立ったあたりではマルバハダカホオズキも発見。
真っ赤な実がステキではありますが、これが興奮するくらいの成果の薄さ…

  
イリオモテモリバッタ(左)ご登場されましたし、サキシマフヨウ(右)も
咲いていましたが、あまりにも薄暗くてどうにもこうにも過ぎてGIVE UP…
雰囲気的にはじっくり探せばいろいろありそうな環境だったんですけど(^^;

  
あきらめて引き揚げようとするとタイワンヒヨドリ(左)を発見。
花のアップ(右)も撮っておきましたが、ちょっと地味だなぁ。

  
道端にひょこっとヤモリ類(左)が登場したりもしました。これどの種類?
オオムラサキシキブ(右)はちょこっとだけ咲いている株を株が見つかったりもします。

  
ツルグミでいいのかな?可愛らしい雰囲気のグミ類(左)もありました。
ここらで少し場所を変えて、ミミモチシダ(右)も茂る草地をしばらく探索。

  
実をつけているオヒルギ(左)やらイボタクサギ(右)やらも
ありましたが、やっぱり肌寒いから虫影少なくってちょっとつらい感じ…

  
最後にもう1つ林道を歩いてみると、テリハノギク(左)やら
ヤブレガサウラボシ(右)やらがありましたが、やっぱりこの場所も真っ暗でだいぶ期待薄。
やっぱこの天気だと森の中はムリがありすぎるのかなぁf(^^;

  
オオジョウロウグモ(左)もたたずんでいらっしゃいました。
その後もいくつかテリハノギク(右)がありましたが、それ以上はさっぱりと
成果ないままさっくりと日が暮れて悔しい気分に(+_+)

  
さて、この日は日が暮れたらすぐにアダンの茂みを探索することに。
かっこいい実(左)を見つつうろうろすると、怪しい食跡(右)があったんで
新兵器の大光量ライトを使って頑張って探し回りますが
これがまぁったく何も見つからず。いや今回はイケると思ったけどなぁ…

  
なんか小さい蛾(左)がいたくらいで、本当になんもいないんですよ。
散々探し回ってアシダカグモ系のクモ(右) がいたくらい。

  
満開のクロヨナ(左)もありました。悔しいのでそのまま計画通りに磯歩きに
転戦したんですが、浜に行ってみると風が強すぎてさっぱり歩けん(^^;
モクズガニ?ってやつ(右)がいたくらいで、ホンマなんもみつからなかったんですよ。

  
あきらめて場所を変えるとひょっこりサキシママダラがいたりしましたが
少し場所を変えるも冷え込みが強めでどうにもならず早々にGIVE UPしたのでした(^^;

というわけで、まだちょこっとばかり微妙な展開でした。
やっぱり移動時間のロスがちょいとばかり厳しかったですかね。
さらに、なんつうか南国とは思えない肌寒さと曇天で
いつもなら大量の蝶が飛んでいるような場所でも本当にパラパラでしたし
森の中はバカ暗くて本当に探索になりゃしないし。
それでも、ワンショットだけでも噂のルリモンジャノメが見れたのは幸運でした。
昨年まで日本で4例とかしかなかった大珍品の迷蝶、今年は発生したらしいと聞いて
もしかしたら生き残りがいないかな、というのが今回の旅程を決めた大きな理由でしたが
まさかの到着数時間で、しかも曇天の下で逢えちゃうなんてラッキーですよね♪
(ちなみにこの感動は後で驚愕の事実につながっていったりするのはヒミツですが)
夜編はこれまたびっくりするくらいの成果薄、というか挑戦すらできずという感じでしたが、
ここから少しずつ天候は回復する見込み、どうなっていくか乞うご期待で(^^)♪


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