;リベンジ強行登山A〜山頂的成果〜 21.9/12
  
<3>山梨県某所 続き

  
さらに進んでいくと、ミヤマウイキョウ(左)やらキンロバイ(右)やらに遭遇。
このあたりのエリアは花が多くてめちゃくちゃ楽しい♪

  
そして、ヒメセンブリ(左)に続いて、えらいことゴチャッと咲いている
サンプクリンドウ(右)までご登場されたのでした。いやはやホンマに嬉しいねぇ。

  
なぜかチャバネセセリ(左)がご登場されたりもしました。
そのあたりで、ようやく最後のターゲット、アカイシリンドウ(右)も発見。
でも花は全然開いてないんです。まだちょっと早かった感じかな?

  
などと思っていると、1株だけ、華の開いたアカイシリンドウを発見!
これでこの時期の3種セットはなんとか制覇です。うん、リベンジ大成功ですやん。

  
あたりにはキタダケヨモギもいくつかあったのでじっくり撮影。
アサギリソウとかにも似た感じの独特な雰囲気がありますよね。

  
ミヤマオトコヨモギも再びご登場。なんだってこんなに間延びした
面白い花のつき方なんでしょうね。めちゃくちゃ可愛いけど。

  
キタダケトリカブト(左)を見たりしつつ、ちょっと思いついて少しエリアを変えると
そこでも、花開いてないけどアカイシリンドウ(右)をいくつか発見。

  
さらにサンプクリンドウ(左)やらヒメセンブリ(右)やらもありました。
そうか、この類は基本的に稜線のこっちサイドにしかないってことだったのか。

  
満足して下山を始めると、ミヤマタネツケバナでいいのかな?オミゴトな実(左)も発見。
微妙に花の名残が残っているミヤマダイコンソウ(右)も見つかります。

  
ハナヒリノキ系かな?もののみごとに紅葉した低木(左)も発見。
意外なあたりでズダヤクシュ(右)もいくつもありましたが、
その後はしばらくあまり花のないエリアを延々と下っていくことに。

  
さらに下っていくと、シナノオトギリ(左)があったり、
そういえばものすごく久々のマルバギシギシ(右)があったりもしますが、
ここらから両足の太ももがメチャクチャ痛くなって四苦八苦。
下りの方が足に負担があるから、ここで一気に表に出てきた感じなんか?

  
ヘロヘロになりながら進んでいくと、まだ咲き残りのミソガワソウ(左)を発見。
辺りにはなんか面白い配色のガ類幼虫(右)もいましたが、これはなにもん?

  
さらにハクサンフウロ(左)があったり、センジュガンピ(右)があったりしますが
なんせ両足がジンジン痛すぎて本気でフラフラ状態で倒れそうになったり。ツライ…

  
トモエシオガマ(左)もいくつかありました。ここらのは淡色やね。
真っ赤な実をつけたチョウセンナニワズ(右)なんかもありました。

  
ようやく平坦なあたりに戻ってくるとなんか面白げなチョッキリ類?(左)を発見。
あたりにはベニヒカゲ(右)が何匹もいて地面で全開をご披露くれました。

  
池があるあたりには見慣れない雰囲気のムシヒキアブ類(左)も発見。高山種?
小柄なカワゲラ類(右)もそっと佇んでいらっしゃったりします。

  
なんかで綾やかな模様の蛾をお食事中のヒメアメンボ(左)なんぞ見て
さらに先を急ぐと、不思議な雰囲気のキノコ類(右)を発見。

  
えらく巨大なタマゴタケ(左)もありました。持って帰ればよかったかな。
毒だけど美味いとうわさのベニテングタケ(右)なんかも見つかります。

  
山麓近くまで降りてくると、これまた鮮やかな実をつけたルイヨウショウマも発見。
そういえば真っ黒な実をつけた状態って見たことなかったなぁ。

  
クロマルハナバチ?(左)がヒョッコリ登場されたりもしました。
ホコリタケ(右)が実にいい雰囲気に並んでいる微笑ましいところにも遭遇。

  
薄暗くなり始めた山麓で、アオキラン(左)やらミヤマモジズリ(右)やらを見てフィナーレ。
あとは体をひきずるようにして車まで戻り、死にそうになりながら帰路に着いたのでした(笑

というわけで、なかなかに濃い1日となったのでした。
まさかの夕暮れまでひたすら歩き続けるという予想外の展開になってしまって
前日に引き続き全力でヘロッヘロになってしまったあげく
翌日から数日間、ふくらはぎの激痛に苦しみ続けることになったのですが、
それでもこの時期ならではの3種の神器、ヒメセンブリ・サンプクリンドウ・アカイシリンドウを
きっちりと制覇できたあげくに、いろいろとこの時期のこの場所ならではの花を
見れたのは本当に嬉しい限りの成果でございました。
この場所は本当に濃いから、季節を変えて再訪しなきゃですが、それには
もうちょっと足腰と体力を鍛えまくる必要がありますなぁ…
んで、ですね。我ながら惚れ惚れするような大発見が訪れたのは帰宅後。
なにげなく山岳コースとかの載っている本を見ていて、そこで私はようやく気付いたのです。
『登っていた山は日本で2番目に高い山だった』という事実に(笑
標高3,193mって、そりゃシンドイわ。思ったように動けまわれなくなるわけだ。
ってか山小屋の時点で3,000m越してたんか、そりゃ寒くて当然やわ。
そこで防寒着なしって大バカ野郎過ぎってことじゃない?
さらにいえば、今回のコースって「標高差1,700m」なんだ。そりゃ死ぬわ。
ということで、動き回る時にはきちんと下調べしましょう、という
とっても当然すぎることをあらためて痛感した次第。
良い子はマネしないでね!!(だれも絶対マネしないだろうという確信はありますが)


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