チョイの間カモ巡り〜効率よき日〜  20.11/28

この日は短時間ながら面白い挑戦となりました。
昼過ぎから所用があり、さらにその後懲りない大挑戦を計画していたので
そこまでの短時間のみのチョイの間挑戦と、いうことで、
面白い情報を頂戴していたカモ方面をまとめて回ることに。
あいにく雨も降ってきたりしてキビシイ条件でしたが
それでもあきらめずにウロウロしてみると
短時間の中でも妙に効率よい感じの成果を得ることができて
なかなか楽しい感じのストーリーとなったのでした(^^)♪

<1>大阪府各所
  

  
所用を済ませて遅めの時間から歩きはじめると、今にも降ってきそうな空模様の下、
オカヨシガモ(左)やら、コガモ(右)やらが次々とご登場。

  
と、ちょっと遠くで羽ばたく怪しいヤツ(左)を発見。近づくと素早く寝て(右)しまいましたが
こいつが噂の怪しいヤツに違いない、としばらく待ってみると…

  
ようやく起き上がってくれたその姿は、間違いありません、噂のハシビロ系雑種です。
詳しい方によると「ハシビロガモ×オカヨシガモ」とのことですが
なんとも奇天烈な風貌。こいつはムチャクチャ面白いですやん♪♪

  
彼はしばらく羽繕い(左)をしたあとで、せっせと採餌(右)を開始しました。
水面をついばむ形で、ハシビロのようにガバッとくちばしを差し込んで泳ぐような
感じではなかったのが面白いところ。そこはオカヨシ系の血筋なのかな。

  
あたりにはヒドリガモ(左)も結構大きな群れがいて、人が近づくと
餌をもらえると思ってか一気に集まってきたりしたんですが、
ハシビロ系雑種(右)は、我関せずって感じで遠目をちょこちょこ泳ぐ感じ。

  
それでもしばらく見ていると、そこそこ近くにも来てくれたのでバシバシ激写♪
ピエロのごとき面白い配色とデザインの頭部がステキすぎますよね。
しかし、ハシビロ×オカヨシって、雰囲気もなにもかも違いすぎて、
なにをどう勘違いしたら成立するカップルなのか謎過ぎる(笑
そう考えると、これは本当にレアケースの雑種ってことなんでしょうねぇ…

  
ハシビロガモ(左)も近くをに1羽いたので、なんとか2ショット(右)を撮ろうとしましたが
どちらもせっせと採餌してるので、こんなんが撮れたくらいで残念(^^;

  
オカヨシガモ(左)もたくさんいましたが、ハシビロ系雑種(右)と比較すると
肩羽やら体側の雰囲気はよく似てるのかなっていう感じかな。
その後も粘ってじっくり観察をと思いましたが、この後結構な雨になってきたので
この場所での挑戦はとりあえず断念することに…

  
大慌てで車まで戻っていると、すぐ側にナヨクサフジが大量にあるのを発見。
こいつら最近あちこちにあって、いつでも咲いているから、すごく目立ちますよね。

  
その後、所用方面へ移動し始めたんですが、途中で少し雨が落ち着いてきたので
ついでにもう1箇所面白い話のあった池に立ち寄ることにすると、
すぐにのんびり佇むオナガガモ(左)やら、オオバン(右)やらに遭遇♪

  
ちょっと幼羽の残ったオナガガモ(左)がいるなぁと思っていたら、
なんかすごい羽衣の個体(右)が登場してビックリ。首横に白い線が出かけてるから
♂なんでしょうけど、なんかの理由で極端に換羽が遅くなっているのかな、面白い感じ。

  
ユリカモメ(左)ものんびりしていました。そういや今期初なのか。
オオバン(右)はなんだか不思議なポーズをとってらっしゃいました。

  
この場所とくればお約束、ということでいつものアメリカヒドリ♂にまずはご挨拶。
こいつ最初に来た時からいたから、たぶん10年くらいいるんじゃないかな?

  
んで、噂の鳥の方はなかなか見つからんなぁと思いながらうろうろしていると
ふいにめちゃくちゃ目の前にメジロガモがご登場されてちょいビックリ。

  
ちょいと振り返り気味にポーズを決めて(左)くれたのでバシバシと撮っていると
横に常連のアカハジロ系雑種(右)がご登場。そうかここだと大先輩になるのかキミは。

  
ついでに泳いできたキンクロハジロ(左)なんぞとっていると、
メジロガモがいきなり羽ばたいて(右)くれたんですが、むちゃくちゃはみ出して残念…

  
その後もアカハジロ系雑種(左)とメジロガモ(右)がすぐ近くをにぎやかに
泳ぎ回るのでのんびりと撮影。2ショットはうまく撮れなかったのが残念ですが〜

  
ユリカモメはかなり幼羽の残っている個体(左)もいました。
去年も見た額板のゴツ過ぎるオオバン(右)にも再会。

  
その後、パンを投げる人が出たので、そちらに向かうと、アメリカヒドリ(左)も
メジロガモ(右)も一心不乱に駆けつけていて大笑い。
たっぷり食べて春先までのんびり越冬してくださいましね〜♪

  
さらにお久しぶりのヒドリガモ雄化(左)個体もいて、なんか勢揃い感がスゴかったんですが
ここらで時間切れになったので、オナガガモの羽ばたき(右)を撮って退散開始。

  
すると、帰路でアオサギ(左)やらハシブトガラス(右)やらが
不思議そうな目でこっちを見てたので追加で撮って終幕としたのでした♪

というわけで、短時間ながらなかなか濃い1日でした。
実働時間でいうとトータルで2時間ちょいじゃないかな、って感じですが
噂のハシビロオカヨシはバッチリ見れたし、
いるかなぁと思っていたメジロガモもきっちり見れて、
いつも通りいろんなお約束的オマケもついてきてくれたし、
実に効率の良いストーリーって感じでした。
あとは天気がもうちょっとマシだったらなぁ、ってとこだけ残念ですが(笑
しかし、ハシビロオカヨシ君は実に面白い雰囲気。
なぜハシビロとオカヨシの血が混じったらあんなピエロ顔になるんだか…
ハシビロ系の雑種はものすごくレアそうですので貴重な出逢いなのは間違いなし。
カモの雑種はすごく好きなんで、これからもいろいろ探したいもんです。
んで、この日はこの後、ちょいとした所用を過ごした後で
ドカンと一気に大移動して、クソ寒い冬山の中で懲りない挑戦を
かましてきたんですが、そこらへんは翌日編を乞うご期待ってことで(^.^)♪


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