晩秋〆括り旅@〜南国に彷徨う〜 20.11/22

この週末はドカンと大スケールかつせわしない挑戦をしてまいりました。
世間様では3連休、ということで、このチャンスで前々から狙っていた晩秋の花巡りを
しないわけにゃいかんだろ、ということで計画していたんですが
まさかの前日が休日出勤で潰れるという予想外の展開に。
とはいえ前々から計画していた大一番、ここで諦めちゃうようじゃ漢がすたる、
ということで、1泊2日の強行陣で挑戦することにしたんですが
初日は初手の大成果は興奮できるレベルだったものの
途中からわかりやすくかつワタクシらしい感じでミゴトに迷走してしまって
予想外のトラブルまでついてくるという微妙さ加減で
ちょいとばかり中途半端に尻すぼみな展開の1日となったのでした(+_+)

<1>鹿児島県各所

  
というわけで、気合を入れて前夜のうちに移動を完了し、朝焼け(左)を見ながら
まずは面白げな草地を歩いてみることにすると、あちこちにツワブキ(右)が大満開。

  
すっかり実になったツクシゼリ(左)なんかもありましたが、ビックリしたのは
リンドウ(右)がすっかり終わってるんです。ありゃもしかして時期的に遅すぎたかな…

  
と思いましたが、あっけなくナンゴクヤマラッキョウに遭遇。花は終わりかけでしたが。
葉を折ってみると中がみっちり詰まっててやっぱりナンゴクであってるみたい。

  
コガンピの小群落(左)もありましたし、かろうじて咲き残ってる感じのサイヨウシャジン(右)
なんかも発見。夏に来ても面白そうな場所やな。

  
こんなんもありました。しばらく悩みましたが、これって草刈で
丈が極端に低くなったヤマジノギクなんですね。雰囲気が違いすぎてわからんかったぞ〜

  
さてさて、この場の狙いであるナンゴクヤマラッキョウを狙ってみると
けっこうあちこちに群生はしているんですが、花が終わりかけな上に、草むらの中に
ほぼほぼ混ざってしまっている株がほとんどなので取りにくいことこの上ない…

  
その後もじっくりとナンゴクヤマラッキョウを撮ってとりあえず大満足。
でも、葉の断面写真を撮り忘れたと気付いたのは帰ってからでした。しくじった(T_T)

  
さて、引き上げようとして回りを見るとなんか大柄なアザミ類(左)を発見。
ワレモコウ(右)なんかも草むらの中に混じっていました。

  
林縁にはいい雰囲気に色づき始めたシロダモ(左)もありましたし、
こちらは真っ赤に熟しきったハクサンボク(右)なんかも見つかります。

  
移動前にトイレに立ち寄ってみると、クヌギカレハ (左)がくっついててビックリ。
スカシカギバ(右)なんかものんびりご休憩されています。

  
ヒメヤママユ♂は並んでくっついて(左)いたりなんかもしました。
単独個体(右)もいましたが、色鮮やかで実にエエカンジですな〜〜♪

  
オオトビモンシャチホコ(左)も落ちていました。
探索範囲を広げると、先ほどよりもさらに黒っぽいクヌギカレハ(右)も発見。

  
んで、可愛らしいヒメヤママユ♀までご登場されました。いろいろ豪華やなぁ。
この日は夜中に蛾方面の挑戦も計画していたので、幸先よしということでしばしニマニマ♪

  
それではといそいそと本命の場所へ移動していくと、道端にノジギク(左)があったり
なんか面白い咲き方をしているアザミ類(右)があったりします。

  
さて、ワクワクしながらやってきた場所では、いきなり
めちゃくちゃ大量のボウランがお出迎えしてくれて初手からビックラ仰天☆

  
んで、実をたっぷりつけた怪しいランも登場したんですが、これってキバナノセッコクじゃん!
こんな分かりやすい場所に大株がバラバラとならんでいらしゃっていいんですか(@_@)!

  
衝撃にふらつきつつうろうろしていくと、大木に着生したオオタニワタリをいくつも発見。
こいつらがこんなにベタベタついてると、南西諸島に来たような気分になりますな。

  
などと思いつつさらに歩いていくと、ひょっこりと怪しい物体(左)を発見。
細っこい葉っぱのこいつは…と思いつつカメラをズームすると、独特な花と実(右)が…
よっしゃ!期待していた天下の大珍品、ヘツカランじゃないですか!

  
興奮しながら周辺を歩き回ると、けっこうあちこちに大株があることに気づきます。
ちょいと高めの場所ばかりでしたが、こいつはスゲェぞ!

  
とりあえずテレコンかましてズームすると、チョイと距離がありましたが
花(左)も実(右)もいい雰囲気で撮影成功。こりゃホンマ来た甲斐ありまくりですな♪


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