怒涛の方針転換〜不思議な花三昧〜 20.11/8

この日は、いろいろとわけのわからん迷走となりました。
本来の趣旨としては、少々時期は遅いけど最近挑戦し損ねてた蝶方面に、
という結構分かりやすくノンビリなトライアルな予定が
予想外の曇天にこりゃ計画倒れだな、と思ったところから、
そういえば気になっていた情報がいくつかあるな
というイージー思いつきだけでドカドカと転戦しまくってみたところ
なんやかんやと全体に妙に濃い展開になってビックリ。
なんやかんやと結構な距離動き回りましたし(笑
それでもまずまず予定調和な展開かなと思っていたら、最後のトライアルでは
予想外のスケール感やら、まさかのオマケやらと感動のオチまでついた1日でした(^^)♪

<1>高知県各所

  
この日の全てのはじまりは現地近くでのこの空模様(左)からでした。すんごく分厚い雲。
これは渓谷に行っても期待薄。晴れたとしても気温が上がるまで時間かかりそうだし、
この時期渓谷に日が差す時間って結構限られてるし…
しょうがないな、ということでまずは久しぶりの場所に立ち寄ることにすると、
意外にも大満開のクサヤツデ(右)が出迎えてくれてビックリ。

  
あたりを探索すると、かなりの数のクサヤツデが、それも
めちゃくちゃ花盛りでした。この場所何度も来てるけど初めて気付いたなぁ(^^;

  
んで、この場所の期待はこちら。お久しぶりのヤッコソウです。
時期的にも悪くないだろう、と思ってたら、結構咲き並んでいてくれて大興奮♪

  
じっくり見ると、にょ〜っと雄花が伸びている(左)ところと、脱落した雄花が
散らばっている(右)ところが見れて、実に面白い風情。
ちょうど雌花から雄花への切り替え時期なんですね。こりゃ面白いや☆

  
しばらくじっくり見て回りますが、ちょうど様々なステージが混じってて面白い感じ。
こいつは単に奇抜なだけじゃなくて、思ってた以上に奥の深い花なんですね。

  
その後も、雄花がちょうど脱落したところって株(左)から、
いまにも分離しそうな株(右)まで、じっくりと撮って遊んでみました。
来シーズンは出始めの雄花期をじっくり撮ってみることにしようかな♪

  
せっかくなので近くの山をもう一箇所回ってみることにすると、
黄色く色づいたヤマハゼ(左)の下には、可愛らしいシラヤマギク(右)を発見。

  
んでこの場所では、これまたお久しぶりのツチトリモチを探しましたが、
時期が遅めなのかちょっとぼろい株しか見つからず。
んで、この時点でもまだまだ雲がブ厚いままだったのでしばし悩んだあげく、
そういやコイツのお仲間が見れる時期ジャン、ということで急遽全ての予定をひっくり返して
大移動挑戦方面にドッカンと方針転換しちゃうことに(笑

  
んで、大移動の途中で立ち寄った海岸では、まずはシオギクを発見。
ほとんどがまだ固い花芽(左)でしたが、少しだけ咲いている株(右)も見つかりました。

  
結構驚いたのは、なぜかモクビャッコウ(左)があったこと。だれかが植えた?
アゼトウナ(右)もいい雰囲気に咲き並んでいてくれます。

  
ツルソバ(左)もあちこちでいい風情に咲いていらっしゃいました。
すっかり実をつけ始めたセンニンソウ(右)も発見。ここはキイとかじゃないよね。

  
ツルグミ(左)もいい雰囲気に満開状態のものがありました。
アゼトウナ(右)はちょうど最盛期のようで、あちこちに満開の大株が見つかります。

  
チョイと見ごたえがあったのは、一角にごちゃっと固まって
咲いていたハマナデシコ。ここまで固まって咲いてると見ごたえありますな。

  
こちらも鮮やかな実をずらりと並べていたシャリンバイ(左)もお見事でしたし、
ハマアザミ(右)も咲き並んでいたり、ちょこっと立ち寄っただけにしては
なかなか濃密な成果でなんとも嬉しくなったりとか。

  
んで、最終目的地の途中で立ち寄ったのはいつもの植物園なのですが、
いきなりシロバナハマアザミ(左)がお出迎えしてくれてビックリ。
のんびり探索していくと、ソナレノギク(右)なんかも満開に咲いていてくれます。

  
ちょいと嬉しかったのは、初見のタマムラサキ。一度見てみたかったんですよね。
でも残念ながらまだちょっと時期が早かったようで、ほぼほぼ全て花芽のみ。

  
辛うじて咲きかけの株(左)が1つありましたが、満開状態も見たかった!
あとはとりあえず周辺のソナレノギク(右)をバシバシ撮ってから進むことに。


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