<2>高知県某所 続き |
さて、ちょっとエリアを変えて歩きはじめると、レイジンソウ(左)がご登場。
でも花はほとんど残ってなくて、実だけの株(右)があちこちに。
いい雰囲気の実をぶら下げたオオナルコユリ(左)もありました。
ハガクレツリフネ(右)もちょこちょこと見つかります。
結構驚いたのは、あちこちに咲き並んでいたジンジソウ。
この手は、見つかる時にはえらくまとまって見つかったりしますよね。
アキチョウジ(左)も実に色鮮やかな株が多数でした。
大柄なアザミ類(右)もありましたが、これはどの種類になるんかな?
葉上でアシグロツユムシ(左)が鎮座していたりもしましたが、
密かに期待していた別の直翅類は大空振り。まぁ手ごわそうな種類だしね。
あたりにはここでも大満開のジンジソウ(右)も見つかります。
んで、これもびっくりしたのは、まだまだ花盛りのテンニンソウが
あったこと。さっきの場所ではすっかり実になってたのに、面白いもんで。
道端にナギナタコウジュの大群落(左)もありました。
イシヅチウスバアザミ?(右)もぱらぱらと小群落が見つかったりしましたが、
かなり歩いてきたのにここでの狙いの花は見つけれず。ありゃ?
諦めて引き返そうとすると、なんか不思議な実(左)を発見。
よく見ると、高い位置でしたがタカネハンショウヅル(右)があるじゃないですか。
頑張って花のアップ(左)も撮ってみました。やっぱ可愛いなぁ。
のんびり戻っていくと、高い位置でいたがケイビラン(右)なんかも発見。
近くにはダイモンジソウ(左)なんかもありました。
そして、歩き始めたあたりまで延々戻ってきたところで、道端に怪しい物体(右)を発見。
よくみると、それは今回一番のターゲットだったホソバノツルリンドウなのでした。
1時間くらい延々歩いて探したのに、歩き始めから5分くらいの場所にあるなんて想定外(笑
しかし、さらに予想外なことにまだ花芽で全然花が開いてないんです!
それでも花芽(左)をじっくり見ていくと、もう少しで開きそうな花(右)を1つだけ発見。
この調子だと咲くのはまだまだ先ですね。本当に晩秋の花なんだなぁ。
まぁ見れはしたから、自分をなぐさめながら戻っていくと、
道端にこれまた怪しい物体を発見。ありゃ、これはイワギクじゃないですか。
植栽モノでしたが、実はこの日この花狙いでもう1つ山を歩こうかと思ってたのを
時間的にムリなんで諦めたとこだったので、ここで逢えるというのがなんとも嬉しかったり☆
せっかくなのでもう1枚(左)掲載してしまおっと。んで、大満足したので
いつもの草地を歩こうとすると、いつの間にやらそのあたりはものすごい濃霧になってて、
ハンカイソウの実(右)が浮かび上がる姿がなかなか幽玄な雰囲気に。
霧の中に浮かび上がるマユミ(左)もこれはこれで面白かったり。
んで、草地の中を歩いてiいくと、ハバヤマボクチ(右)なんかもすぐに見つかります。
ヒメヒゴタイ(左)もあったので、いい感じのところを選んで花のアップ(右)も
撮ってみたり。やっぱここらに来たらこの花は外すわけにはいきませんなぁ。
ニセツクシアザミ(左)はここでもあちこちにありました。その後もヒメヒゴタイ(右)を
バシバシと撮って遊びましたが、霧はさらに濃くなる一方なのでこの場所での挑戦は終幕とし、
最後にもう1箇所以前から行きたかった場所に足を延ばしてみることに。
んで、到着したころには薄暗くなり始めたので大慌てで散策していくと、
キレンゲンショウマの大群落がお出迎え。これ咲いていたらお見事だろうなぁ。
すんげぇ真っ赤な実をつけたベニバナヤマシャクヤク(左)もありましたし、
アキギリ(右)もあったり、なかなか面白い感じ。
ここらは鉢植えだったんですが、キバナノツキヌキホトトギス(左)やら
ジョウロウホトトギス(右)やらといったあたりもありました。
かなり薄暗くなった中でしたが、カワミドリ(左)なんかも撮ったりしていると
なんか勇壮な感じの花(右)を発見。え、これってオオクサボタンやんけ。
最後の最後に予想外の大物に遭遇できて興奮しましたが、
すぐに日はとっぷりと沈んでしまい、この日の挑戦は完全終幕となったのでした。
というわけで、ちょいとばかり半端な挑戦でした。
大本命のホソバノツルリンドウには首尾よく逢えはしたんですが、
最初に気づいていれば5分で済んでいたはずの探索に2時間以上かけてしまったし
まさかのまだ花芽状態というサプライズまでついてきたし(^^;
それでもその前後であれこれ歩き回ったから、面白い成果が多数あったのも事実。
無駄足したからこそ会えたタカネハンショウヅルなんかも面白かったし、
イワギクも、植栽ではありましたが、ここで逢えるか、という面白さがありましたし♪
なお、ヒナシャジンやらツクシクサボタンやら、少し早い時期だったら
もっといろいろ見れたんだろうなぁという感じでもありましたし再訪必須ですね。
最後の場所も、ようやくの挑戦と相成りましたが、想像とは全く違う方向性の濃さで
これはこれでじっくり時間を取って探索しに来なきゃいかんなぁと実感。
来シーズンは少し早めの時期に、2箇所フルセットで探索しに来なきゃいけませんな。
その時には早朝から歩き回るべく、寝坊せずに気合入れてこなくっちゃ(笑