大雨に凹む〜濡れ鼠の成果〜 20.9/30

この日は、勤務先の棚卸休暇。時期的に悪くないし気合を入れて走ろう!
ということで意気込んで挑戦した割りに謎な挑戦となりました。
とりあえず天候が全体的に悪すぎて、ひたすらずっと雨。
それは読んではいたものの、予想以上に薄暗くていろいろと探しにくかった上に
なんか季節のズレか、とりあえずイージーに見れるだろ、って
思っていたあたりが全然咲いてなかったり、咲きはじめだったり、という
なんとも不完全燃焼感がハンパない展開続き。
そのまま大移動しての第2弾の予定だったんですが、直前になって
ターゲットの花はすっかり終わってしまってるという情報を頂戴したもので、
それならばともう一箇所山を登ってみると途中で底の抜けたような大豪雨を食らって、
傘はしっかりさしているのに、雨粒が跳びまくって常にカメラはずぶ濡れ、
本命は目の前にあるのにどう頑張っても全然撮影にならない、
という泣けるオチまでついてきた、凹みまくりの1日になったのでした(+_+)

<1>高知県各所

  
さて、早朝から気合を入れて歩き回りますが、雨がやまなくってまぁ暗い。
ちょいとボロボロのモミジガサ(左)に遭遇した後で、実がすっかり落ち切った
トチバニンジン(右)にも逢いましたが、この状態はこの状態で
実にキュートだと判明したのは面白い成果。

  
薄暗い林の中を歩き回りますが、なぜか花は妙に少なめで、
各種キノコが見つかるばかり。全然お名前分かんない系だよなぁ…

  
んで、久しぶりの場所でコオロギランを探しますが、
咲き残りどころか、実をつけている株も2つくらいしか見つけられず。
探し方のカンが悪くなったのか、今年は少なかったのか?

  
さらにモミジガサ(左)なんぞ見つつ坂道を歩いていくと、
大量の花芽をつけたクサヤツデ(右)を発見。意外にもまだ咲いていなかったのね。

  
と思ったら、少し離れた場所では咲き始めのクサヤツデ(左)もあったので
花のドアップ(右)もついでに撮影。うん、やっぱ面白い雰囲気。

  
アキノギンリョウソウの実(左)もありました。
ホウキタケ類(右)もあちこちに大量でしたが、これは食べれる系?

  
などと思っていると、道端にようやくランの姿が。それは
可愛らしいシュスラン(左)だったので、花のアップ(右)もついでに撮っといたり。

  
少し離れたあたりでもシュスラン(左)はパラパラご登場されました。
なんか異様な枯れ穂(右)もありましたが、これはシャクジョウソウの実?

  
チョイと面白かったのは、枯れ枝に並んでいたこちらのキノコ。
すっごく独特な着き方しますね。なにかの実かと思っちゃったよ。

  
少し場所を変えると、お久しぶりのシモバシラも発見。
そういえば名前の由来になってる冬の枯れ姿は見損ねたままだな。

  
少し離れたあたりでもシモバシラ(左)はポツポツとご登場。
実をつけたミヤマシキミ(右)なんかも見つかります。

  
タゴガエル(左)もひっそりと枯れ葉の中に隠れていたりしました。
アケボノソウ(右)もありましたが、意外につぼみばかり。まだそんな感じ?

  
エエ感じに色づいているミヤマシキミの実(左)なんかを見ていくと、
ようやく少し咲いているアケボノソウ(右)にも遭遇。

  
ここらで岩場を歩いてみることにすると、シギンカラマツ(左)をいくつか発見。
ものすごく暗い場所でしたが、お久しぶりのヒナシャジン(右)にも遭遇できました。

  
パラパラとジョウロウホトトギスの葉(左)が出てきたのでワクワクしてると、
最初に遭遇したのはまだしっかりと固い花芽(右)。ありゃ。

  
と思っていると、そこから出てくる株は全て固い花芽(左)ばかりで、
かなり探して、つぼみのついた株(右)がようやく1つ。
この時期満開のはずなんですが、今年はえらく季節の巡りが遅いのか?

  
すこしはなれたあたりでもやっぱりつぼみ(左)だけで残念と思ってると、
やぶの向こうでしたが、1つだけいいカンジに咲いている株(右)もありました。

  
さらにしつこく探すと、遠めに咲いている株(左)もありましたが、すごく撮りにくい位置で…
さらにヒナシャジン(右)を見つけたあたりでとりあえずこの岩場での挑戦はギブアップ。


次へ⇒

topへ⇒