怒涛の四連休@〜宿縁と豪雨〜 20.8/13
  
<3>愛媛県某所 つづき

  
さて、さらに岩場を歩いていくとシコクママコナ(左)は次々とご登場。
シラヒゲソウ(右)もぽつりぽつりと咲いている株が見つかります。

  
おおっと思ったのは、霧とともにふわりと舞い上がってきたこちらのルリシジミ類。
すんごく敏感でこのくらいのショットしか撮れなかったけど、一応ルリシジミでいい感じですかね。
出現の仕方から、タッパン?とか要らぬ期待をして追い回してしまったのはここだけのヒミツ(笑

  
でも、おかげで岩場にひっそりと咲き残っているチョウジコメツツジ(左)も発見。
花のアップ(右)を見ると少し時期的には遅かったようですが、久々に会えてうれしい限り♪

  
ものすごくビックリしたのは、早くもリンドウ(左)が咲いていたこと。えらい気が早いなぁ…
あたりにはコウスユキソウ(右)なんかもごちゃっと咲いていたりします。

  
さらにそのあたりでもヒロハヘビノボラズ(左)を見つけたりしながら
進んでいくと、すんごい濃霧(右)が襲来。わりと短時間で薄まってくれたけど
さっきのプチ遭難中にこれに遭遇していたら絶望して泣いてただろうなぁ(笑

  
コカラマツ(左)はけっこうあちこちにありました。
んで、こちらもびっくりしたんですが、なんと咲き残りのカキラン(右)にも遭遇。
リンドウとカキランを同じ日に見るとか、けっこう冗談みたいなレベルですな〜

  
少しずつ下っていくと、シモツケソウ(左)は再び大量にご登場。
実をずらりとつけたタカネバラ(右)なんかもパラパラ見つかります。

  
ものすごいたっぷり実をつけたシコクギボウシもありました。
少しくらい咲き残っててくれないかなと期待したのに完全に終わりきってたのは残念。

  
可愛らしい感じのシラヒゲソウも意外にあちこちで咲いていてくれました。
こいつらもうちょっと時期的に遅いイメージでしたが、この山だと結構標高も高いからかな?

  
せっかくなので花のドアップ(左)も少々。うん、やっぱ面白い面構えや。
まだ花芽のアカショウマ類(右)もありましたが、これはヒメアカショウマとかかな?

  
オオヒシモンツトガ(左)がひっそりとご休憩されていたりもしました。
あたりではニワハンミョウ(右)もひょこひょこと飛び回っていらっしゃったりします。

  
つぼみを並べたシラヒゲソウの群落(左)にも遭遇。これはこれでSO CUTE♪
オトメシャジン(右)も実に可愛らしい群落があったりしました。

  
林の中に入るあたりでは、ナガサキオトギリ?(左)もご登場。
シーボルトミミズ(右)も足元をのたくってましたが、こんな天気に出てきて大丈夫?

  
林の中にはバイケイソウがあちこちにありました。
すっかり実になった姿も独特な雰囲気があってついついカメラ向けちゃいますね。

  
さらにモミジガサ(左)なんぞ見ながら薄暗い林の中を延々下っていくと
ふいになんか可愛らしい感じのシソ系の花(右)を発見。なんじゃこりゃ。

  
いまいちよくわからなかったんですが、ミヤマヒキオコシでいいのかな?
少々花が短すぎる気がしますが、実に可愛い花ではありますな。

  
可愛らしい感じのキノコ類(左)もありました。シダをしょってる感じがイイね。
アサマリンドウの葉(右)なんかもあちこちで見つかります。

  
ヌリトラノオ(左)もずらりと並んでいる場所がありました。
なんかすごく不思議な物体(右)もありましたが、これは実じゃなくて虫こぶ?

  
アサマリンドウ(左)はけっこうあちこちに大株がありました。花の頃再訪したいな。
ツルリンドウ(右)もイイ感じに咲いている株が見つかったのは嬉しい限り。

  
山麓まで降りてくると、カラスビシャクの群落(左)やらボタンヅル(右)やらを
発見しましたが、とりあえず遭難未遂の余波で体力残高は完全ゼロだったので
この日の挑戦は少し早めに終幕としたのでした。

というわけで、疲れましたが色々楽しめた1日でした。
とりあえず序盤の完全遭難未遂はなかなかけっこうヤバかった。
しかも迷ったと気付いた時点でケータイの充電が残り3%しかないという(^^;
「とりあえず山頂まで登っちまえ」作戦が功を奏しましたがかなり焦りましたよホンマ。
ちなみにこの時、「完全遭難中、皆様今までお世話になりました」などとSNSに投げたまま
圏外に潜ったら、あとで若者数名から「大丈夫ですか!」的なメッセージが来てて
ものすごく申し訳なくなったりもしたのでした。ほんまスンマセンしたm(_ _)m
でも苦労した甲斐があって、狙いのナヨナヨコゴメグサには無事逢えたし
いろいろと楽しいオマケも大量にあって本当に嬉しい限り☆
迷う前にも完全予想外のキレンゲショウマにオオヤマサギソウというラッキーもあったし♪
でも、現地で気付いてなくてじっくり見損ねたコモノギク?とか、
咲き終わってたシコクギボウシやコイチヨウランなど、ちょいと
惜しいなというものがあったのも事実なので、また少し季節を変えて
このあたりにも再挑戦をしなきゃいけないのも確実ですね。
次は迷わんように十分注意して、予備バッテリーをきっちり持っておいて、
なにより万が一迷っても安易な冗談をSNSに投げないように気を付けて、ですな(笑


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