大迷走お盆後半A〜酷暑の山奥で〜 20.8/14

この日は、お盆後半旅、第2日目。
ちょいと面白い話を小耳にはさんでいたエリアへの突撃です。
憧れの大珍品だけどそこそこ確度の高そうな話だし、とワクワク突撃してみたら
ちょいと撮影的にはイロイロ厳しかったりということもなくはなかったけど
狙いのヤツラは割と難なくヒットできて大狂喜。
いくつかかなり予想外の面白い発見もあったりはしましたし。
でも、一番暑い時間帯は移動中に設定したのでダメージ少なくなる予定だったのに
予想以上の酷暑だったからか、なんだか予想外にヘバッてしまって
途中からはかなりフラフラになりながらの散策になってしまい
もう1〜2箇所ついでに、の予定が早々にギブアップと
微妙に納得いかない展開となった1日でした(^^;

<1>和歌山県各所

  
さて、早朝からワクワクしながら狙いの山を歩いていくと、ヌスビトハギ(左)に
続いて、わりとすぐに足元に怪しい葉(右)を発見。え、これって…

  
と思っていると、いきなり道端に出てきたのは、狙いのツリシュスラン!
まさかこんなサックリと見れるとは思ってなかったんでメチャクチャ大興奮(>_<)!

  
なんと地面に落ちたまま花をつけている株(左)までありました。すごいなぁ。
逆に樹の高い場所についているベニシダ類(右)もあって気になったり。なにもん?

  
シノブ(左)もあちこちについていて、すごくいい環境なのがよくわかります。
など思っていると別の場所でもいい位置についてるツリシュスラン(右)登場。多いなぁ。

  
せっかくなので、大満開の株を狙って望遠接写でドアップ撮影にトライ。
いやはや、お見事な限り。ここまできっちり見れるとはホンマ来た甲斐あったわぁ〜

  
ガンクビソウ(左)も可愛らしく咲いていたりしました。
さらにうろうろすると、ツリシュスランの葉(右)はこんな感じで大量群生。
この場所、台風等で落ちてきた株が下にくっついてる的な記述が多いんですが、
多分好条件の環境が高い場所と、とんで地面にごちゃっとあるから、普通に地面近くにも
とんできた種子がきっちりと育ってる、って方が正しいような気がするな。

  
というわけで、頑張って探すと、何箇所かちょいと遠目だけどイイ感じに咲いている株を発見。
遠めといってもツリシュスランとしては破格の距離感ですよねこれって。

  
せっかくなので地面で咲いている株のところに戻って
花のドアップを撮って遊んだり。花だけ見ると確かにシュスラン系だわ。

  
さらに探していくと、見下ろす位置のツリシュスランがありました。
これは咲き始めの株みたいですが、きれいな二等辺三角形で実に面白いぞ♪

  
あたりには面白い感じのウバユリ(左)もありました。
薄暗い場所には不思議な雰囲気のアキノタムラソウ(右)も発見。これ普通のアキだよね?

  
カンアオイ類(左)もありました。この辺りはコウヤカンアオイになるのかな?
オオセンチコガネ(右)もいましたが、これはちょっと青系混じってる?

  
花芽を並べたツルリンドウ(左)もありました。これはこれですごく可愛いな。
小さめのオトギリソウ(右)もあったけど、これはどの種類かな?

  
オオバノトンボソウもありましたが、ちょいと時期的には遅すぎて
ギリギリ花が残っている感じ。もう1種期待していたランは全然見つからなかったけど。

  
さらにちょっと周辺をウロウロしてみると、意外なあたりに
カリガネソウの大群落が。まだ先はじめな感じでしたがこれはこれで嬉しいぞ♪

  
せっかくなので花のドアップ(左)も撮ってみました。うん、いい伊達男っぷり♪♪
つぼみをたっぷりつけた株(右)もありましたが、これはこれでメチャ可愛い。

  
花終わってましたが、ヤマジオウの群落(左)もありました。あとは少し離れた
あたりでシロヨメナ(右)を撮ってからどかんと南下してみましたが、
これが予想通りくねくね山道延々走る感じで、なおかつすんごい日差しだったので
移動するだけで結構ヘバるという予想外の展開に(^^;

  
ちょいとヘロヘロになりながら歩きはじめると、ニホントカゲ幼体(左)がご登場。
面白い雰囲気のテンナンショウ類(右)もあったけど、ここだとなんて種類かな?

  
林の中ではすぐにコクランの葉(左)を発見。
若いツリバナの実?(右)もなんともいえず面白い雰囲気。

  
んで、歩いていくと、いきなりどでかいナツエビネ(左)があるじゃないですか!
残念ながらまだ花芽(右)でしたが、これは咲いたらミゴトだろうなぁ…


次へ⇒

topへ⇒