大迷走お盆後半@〜発作的登山〜 20.8/13

この日はお盆後半4連休の初日。
とはいうものの、今回はなぜかさっぱりノープラン状態で
その時その時思いついたところを巡っちまえという、『ザ・雑』な感じ。
というわけで、初日はいきなり意味もなく行ってみたかった山に突撃してみて
可愛いお名前のステキなあの花に逢ってみよう、という
わかりやすく何も考えていないプラニングで突撃してみたりすると
オマケで期待できるヤツラはほとんど終わってるし、一点豪華主義かなぁ
と思っていたのが、予想外の出逢いたっぷりでビックリ。
まぁ、道中で予想外の大迷走というかほぼほぼ遭難状態になったりもしましたが
ひたすら歩き回った甲斐は一応あったかな、という感じの
全体的になかなか楽しいストーリーとなったのでしたとさ(^.^)

<1>愛媛県某所

  
というわけで、ひょこひょこと狙いの山の山裾まで来たところでいきなりミラクル発生。
車を止めてふと見上げると、なんとキレンゲショウマの大群落があるじゃないですか(@o@)!

  
なんか雰囲気的には古い時代の植栽モノっぽいですが、これは完全に
予想外だったのでメッチャ大興奮。実はこの翌日に別の山にコレ狙いで行こうかなと
悩んでいたんですが、ここできっちり見れたからもういいや(笑

  
せっかくなので花のドアップ(左)なんか撮っていると、
マルハナバチ類が潜り込んでるトコ(右)も見れたりとか。いい絵面やな。

  
つぼみ(左)もめちゃくちゃ可愛い感じでした。
よくみると、そこにこっそりとオオハンゴンソウ(右)が混じってたのも可愛い感じ。

  
あたりを見渡すと、ミヤマアカネ(左)なんかものんびりしてらっしゃいました。
オトギリソウ類(右)もありましたが、これは葉も丸っこいしナガサキオトギリかな?

  
さて、まだ薄暗い山道を歩いていくと、早くもツルリンドウ(左)が
咲いていてびっくり。ミヤマタニタデ(右)なんかもヒョコヒョコみつかります。

  
ミヤマウズラもありましたが、まだまだ固い花芽(左)ばっかりだなぁと思ってたら、
気の早い花(右)が見つかって二度ビックリ。えらくがっしりした株やな。

  
なんか背の高いキノコ類(左)もありました。お名前は当然ながらわからないまま…
クモキリソウの葉(右)なんかもみつかったりします。

  
さらに登っていくと、ミヤマウズラ(左)は次々登場するも、咲いている株はあれっきり。
モミジガサ(右)なんかもパラパラといい感じの株が見つかります。

  
小さな谷沿いでは、花芽をつけたテンニンソウ(左)を発見。
アワモリショウマ(右)もいくつかありましたが、こちらは逆にすっかり実になっていました。

  
同じく実をつけたヤマシャクヤク(左)もありました。
ミズの類(右)もありましたが、これってミヤマミズになるのかな?

  
んで、さらに登っていくと、かなり予想外の展開が到来。
道端にひょっこり咲いていたのは、え、これってオオヤマサギソウじゃないですか!
まさかここで逢えるとは全然想定していなかったので大興奮(@_@)!

  
っかくなので花のアップも撮って遊んでみましたが、よくよくみると距の部分は
枯れてるみたいで、ギリギリセーフって感じかな。
それでも逢えただけで大成果ですよね。こいつはホンマに嬉しいなぁ☆

  
あたりにはツルニガクサ(左)もちょこっとだけ咲いていました。
こちらは少し気が早い感じのヤマジノホトトギス(右)なんかも見つかります。

  
さらに進んでいくと、なんとさっき以上に花盛りのオオヤマサギソウを発見!
さっきの咲き残りだけでも大狂喜だったのに、こんなバチバチの株に逢えるとは!

  
さらに周辺を探すと、なんと2株追加の合計3株、それも全部花盛り。
実はこの花、3回くらい空振りしてたので、ここで逢えたのはホンマ嬉しい限りです♪

  
せっかくなので花のドアップも頑張ってバシバシと撮影♪
う〜む、実にいい風合いだ。なんつうか妖艶というよりセクシーってな雰囲気ですよね。

  
次の出逢いはいつになるのかわからないので影が薄くなるくらい大量にバシバシ撮影。
うむ、これだけでもこの山に来た甲斐があったというもんです。ありがたや(*_*)

  
さらに歩いていくと、ふいにすぐ近くにミソサザイ(左)がちょこちょこしてくれたので
しばらく見ていると、めちゃくちゃド至近距離(右)にも出てきてくれてビックリ。
暗すぎてブレブレですが、Powershotでこのドアップってすごくない?
しかしこの後がなかなかの展開でした。
このまま細い山道を勢いよく進んでいくと、その道はだんだんさらに細くなり、
妙に荒れていって、斜面の途中でスッ〜と消えたんです。ありゃ、これ登山道じゃないのか。
しょうがないので戻ろうとしてみたら、どこから来たのかさっぱりわからなくなって、
ありゃコイツは実にわかりやすい遭難状態じゃないですか(笑

  
とりあえず「山頂まで登れば山道があるハズ」ということで、2時間程度
薮まみれの斜面をひたすら登っていくという苦行をしたんですが、
道中でずっとアカウシアブ(左)がブンブン周りを飛び回って悩まされることに…
んで、ひたすら登っていって総身汗だく、そろそろヤバいなぁってとこで
ひょっこり登山道にぶつかって一安堵すると、すぐにオトメシャジン(右)がご登場。

  
さらに周辺にはシモツケソウが大量に咲いていました。
ピンク色が艶やかで、やっぱ会えるとなんだか嬉しくなっちゃいますね。

  
さらに登っていくと、オトメシャジン(左)は次々とご登場。
ホソバシュロソウ(右)なんかもいくつかご登場されます。もう実がついてるのね。


次へ⇒

topへ⇒