ぐるり旅リベンジ〜ビミョーな成果〜 20.2/23&24

<3>2/24 佐賀県某所 続き

  
ふと周りを見ると、羽繕いしあいしているクロツラヘラサギ(左)を発見。可愛いナァ〜♪
遠かったけど、頭が真っ黒になったズグロカモメ(右)も見つかったりしました。

  
んで、さらに歩いていくと、前回もお会いした地元の鳥屋さんがいらっしゃってて、
「見つけました!あそこにいます!」
慌てて彼の指さすあたりを見ると、ダイゼンの群れの中に、少しだけ小柄で
色合いの違うヤツが。そう、なんとヨーロッパムナグロとの再会の瞬間だったのです。
畑にいるのを探し回っていたのに、干潟にいたのかぁ、と思っていると
前日も干潟で目撃されていたとのこと。ありゃ、そうなると昨日は壮大な無駄足だったのか(笑

  
とりあえずバシバシと撮りまくりますが、遠いし逆光気味だし、微妙な雰囲気。
よくよく見ると若干色合いも違うし、雰囲気も違っているのはわかるんですが、
写真じゃ正直なところ差がわからんレベルですよね。むむむ。

  
のんびり歩いているところ(左)をとりあえず撮りまくっていると、
俺も撮れとばかりにダイゼン(右)が降りてきたりもしました。できればこのタイミングで
ヨロムナ君も羽を広げてくれたら面白かったんですけどねぇ。

  
その後も佇んでいる(左)ところをバシバシ撮っていると、再びまわりのダイゼンが
バサバサ飛び始めて緊張した面持ち(右)になったりもしましたがやっぱり羽は広げてくれず。

  
その後はダイゼンの群れの中に混じってのんびりしてくれましたが
やっぱ遠いし微妙に完全燃焼。もう満潮だからこれ以上近くに来ないし…

  
んで彼は後ろ向き(左)になったあと、そのまま頭を突っ込んで寝始めたんですが、
陽炎メラメラで、連写したものを連続再生するとフワフワ揺れるという(笑
しょうがないので周りのハマシギの群れ(右)なんか撮ったりしていると
何に驚いたのか、ふいに周辺のシギチが一斉に飛んでしまって
ヨロムナ君はどこか遥か遠くへ。飛ぶトコ撮りたかったんですけどねぇ(T_T)

  
遠くにミヤコドリ(左)を見つけたりもしましたが、陽炎すごくて全く撮影にならず。
いつのまにか近くに再びクロツラヘラサギ(右)が登場していたりもしました。

  
ズグロカモメもあちこちにいて、頭がまだら模様(左)だったり、かなり黒くなってたり(右)
いろんなバリエーションが楽しめましたが、この後粘ってもしょうがないのは確定だったので
悩んだ挙句に、早めにレンタカーを返却して、大きく方針転換してみることに…

<4>2/24 福岡県某所 

  
んで、ドカンと移動してきたのは、前回超曇天で涙したとある公園。
歩き始めると、オオキバナカタバミ(左)やら、フラサバソウ(右)やらが見つかります。

  
池縁を歩いていくと、いきなりすごい近距離にカイツブリ(左)が泳いでいたり、
ホシハジロのバタバタ(右)なんかも見れたりしました。

  
んで、気合を入れてメジロ(左)の群れを見ていきますが、
かなり粘ってもシジュウカラ(右)がちょっと混じるだけ。ありゃ、厳しいナァ。

  
キクイタダキ(左)も混じってましたが、ろくな写真は撮れず。もっと気合入れればよかった。
めちゃくちゃ豪快なヤドリギ(右)もありましたが、レンジャクは見つからず。

  
ニホンタンポポ系のタンポポ類も見つかりました。
ツクシタンポポってわけでもないだろうし、このエリアだとどの種類だろ?

  
さらにうろうろすると、この日もオカヨシガモの群れが大量に泳いでいて
面白い感じ。こんなに近距離&大きな群れで見れる場所もけっこう珍しいんじゃない?

  
シロハラ(左)がむちゃくちゃ近くでチョコチョコしてくれたので、
Powershotでドアップ(右)撮影もやってみたり。これでノートリ。おもろいナァ。

  
んで、再び頑張ってメジロ(左)を見ていくと、いきなりヒョッコリとアトリ(右)が
混じって驚いたりはしたんですが、期待のキバラガラ君は結局全然見つからず、
しょうがないので博多ラーメン食って早々に帰路に就いたのでした(+_+)

〜おまけ〜

  
オマケはこの前の週、大雨の中でちょこっと見てきたギンムクドリ。
到着して早々に結構手近な場所に登場してくれたんですが、すぐに土砂降りになって…

  
悔しいので、ピラカンサスの実がたわわになっている場所の近くでしばらく待っていると、
ヒヨドリ(左)に続いてギンムクドリ(右)が登場したので、車の中からバシバシ撮りましたが、
大雨は一向に止まず、しょうがないので早々に退散、とハンパになったのでした(^^;

というわけで、いろいろビミョーすぎる展開でした。
主題である『ヨーロッパムナグロ・リベンジ』という意味では、
無事に逢えたわけで、文句のつけようがないっちゃぁないんですが、
“夜明け前から畑なんかを探しまくれば至近距離で会えたりするんじゃねぇかな”
という甘ちょろい期待はわかりやすくド空振りでしたし、
干潟で予想外に出逢えたとはいえ微妙に遠いし、逆光でわかりにくいし、
陽炎ユラユラだし、羽ばたいてくれないし、等々で不完全燃焼…
さらに「日が暮れるまで水田地帯を探しまくる」という当初の計画が完全に霧散して
発作的に取り組んだもう1つのリベンジは、フル空振りでしたし(^^;
それでも、予想外のトラフズクとか、クロツラヘラサギの群れとか、面白い発見もあったし、
なによりも、朝まで名古屋で呑んでからの佐賀突撃という大バカ野郎にもほどがある挑戦に
一応の成果を添えてくれた神様に感謝をしといた方がよいのかな〜
夜明茶屋での久しぶりの有明的ディナーもなかなかに嬉しかったですし、
そのあとのディープすぎる地元話も楽しかったから、それも嬉しい成果ではあるかな。
今年は夏に再訪してミドリシャミセンガイを自分で掘り出してみたいなぁ、
食べ損ねたムツゴロウのお刺身も食べたいなぁ、などと夢が勝手に膨らみつつ、
なんかそれよりずっと前にうっかり再リベンジしそうな予感がするのはここだけのヒミツ(笑


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