フル空振越年旅C〜全部いない鳥見〜 20.1/2
  
<3>沖縄本島各所 つづき

  
さて、お次に転戦してきた場所は、面白げな干潟。
ヒトエグサの養殖場(左)が広がる所で、藻部分のアップ(右)を撮ってみたりとかも。

  
なぜかすぐ近くをダイサギ(左)がのんびり歩いていらっしゃったので、
顔のアップ(右)を撮って遊んだり。いいんですかこの警戒心のなさは(笑

  
歩いていくと、浅瀬には大量のイソスギナがありました。
何度見ても嘘くさい造形ですよね。これが林立するのは不思議な光景だなぁ…

  
砂に半分潜った二枚貝(左)がいたので掘り出してみると、
アラスジケマン(右)だったりしました。もうちょっと真面目に潜ったほうがいいんじゃない?

  
さらにうろうろすると、意外なあたりでハマジンジョウの群落を発見。
そういえばなんやかんやと花が咲いている株を見るのは初めてなのでちと興奮したり♪

  
というわけで、ハマジンジョウの花のアップを撮って遊んでみたり。
白っぽい花(左)と、模様の濃い花(右)と結構バリエーションあるんですね。面白い。

  
すぐ近くにはクサトベラ(左)もいい雰囲気に咲いていました。
なんか面白げな実(右)もあったけど、これはなにもん?

  
さらに探索範囲を広げると、マガキガイとかが大量に落ちているエリア(左)を発見。
面白かったのは、ハコフグ類の死骸(右)。あたりまえだけど、箱の骨はそのままなんね。
ぜひとも持ち帰りたかったけど、中身が中途半端に腐っててスゴい匂いだったので断念…
これ積んだら、少なくともレンタカー屋から苦情が来るのは確定だもんな。

  
スイショウガイ(左)がゴロゴロ落ちているエリアもありました。
そして、メチャクチャ感動したのは、ホネガイ類(右)が落ちていたこと。
調べるとこれはアクキガイみたいですが、この系が拾えるとは思わなかったので大興奮♪

  
干潟の表面にはイボウミニナ(左)がごちゃっと転がりまわっていました。
すっかり色あせ切っていましたが、ハマグリ類かな?って感じの殻(右)も発見。

  
ちょっと驚いたのは、チュウシャクシギ(左)やらムナグロ(右)やらが結構いたこと。
テレコン持たずに歩いてましたから、かなりの近距離。ちゃんと持参するんだった…

  
頭上を飛び越えたムナグロの群れ(左)を撮ってみますが、みごとにピンボケ(笑
トウダイグサ系の面白そうなブツ(右)もありましたが、これなんて種類だろ?

  
さらに歩いていくと、先ほどと同じ種類っぽい、模様の残った貝殻を発見。
ハマグリ系の貝殻?と思ったけど、憧れのキルンには殻高が低すぎる感じのご様子。
これってなにもんだろ?リュウキュウアリソガイとかかな?

  
んでさらに移動してやってきた池では、のんびり泳いでいるコガモ(左)に交じって
クロツラヘラサギ(右)が登場されたりしましたが、いるはずのアボセットはなぜかご不在。

  
遠めの場所でしたがセイタカシギ(左)はいたんですけどね。
がっくりしていると、クロツラヘラサギ(右)がいい場所に再びご登場。

  
んで、その個体はのしのしとかなり近くまで近づいてきてくれたので、ドアップで
バシバシ撮りまくって遊びましたが、しばらく粘れどそれ以上の成果はなし。
むむ、ここだけはテッパン的確実さで見れると思っていたのに、ちと辛いもんがあるな(^^;

  
ンで、最後にやってきたのは、面白い情報をいただいていた某所。
んで、ねぐらに集まっているムクドリ(左)をじっくりと見ていきますが、これがかなりの
強風が吹き荒れて揺れまりなのので、探せないし、デジスコじゃ全く撮影にならん(T_T)
ホシムクドリの手前に怪しい個体(右)が見つかったりもしたんですけどねぇ…

  
んで、その夜はクロイワトカゲモドキが見たいということでひたすら南部の石灰岩地帯を
歩き回ってみましたが、トカゲモドキのいそうな洞とかって、高確率で戦績地なわけで
一人で真夜中に入り込む勇気がなかなか出ずに中途半端な挑戦に(^^;
かなりの時間歩き回りましたが、ミナミヤモリ?(左)がいたり、ベッコウマイマイ(右)が
いたり、といった程度で、疲れ果てて終幕となったのでした…

というわけで、これまたなかなかこの旅らしい展開の1日でした。
最初のターゲットは実はナンキンオシだったんですけど
情報が出回ったあたりから先のハナシが全くなかったので、こりゃいないなと
思いつつ、せっかくだからと足を延ばした感じだったんですが、
それ以外は最新情報いただいてからのターゲット全空振りってのは我ながらさすが(笑
アボセットなんてほぼほぼ確実に見れるだろうと思ってましたし、
最後のムクドリ系トライとかは完全に狙いようがない状態でしたしネ。
まぁ、それでも、いつもの水田地帯のんびりで、普通種ばかりとはいえども
シギチをにぎやかに見れたのはやっぱり嬉しかったし、
(あわよくばJACKでも出ねぇかとか壮大なことを考えてたのはここだけの秘密)
ホネガイ類やらなんやら面白いものに出会えもしたし、まずまずかな。
さて、この翌日からはさらに場所を変えてのさらなる大挑戦。
ここまでの不運を、幸運にひっくりかえすことができるのか、乞うご期待で(^^)♪。


次⇒

topへ⇒