ちょいの間ばかり〜使えぬ2日〜  19.11/9&10

この週末は、実に中途半端すぎる挑戦となりました。
土曜日は昼過ぎ結構遅めの時間まで休日出勤だった上に夕方から所用があり
その隙間時間でご近所ちょこっとだけのトライアル。
んでそのままその日は別の用件で朝まで騒ぎながら呑んだくれることに
なったもんで、当然ながら目覚めると既に昼前。
悔しいのでちょっとでも探索しようとして移動を開始するも
途中で二日酔いに完全に殺されて活動開始はPM3時前になった上に
頭ガンガン状態で全然探索にパワーが出ず終いという、
どっちもなんだか全力でチュ〜トハンパな2日間となったのでした(^.^;

<1>播磨地方某所

  
というわけで、遅めの時間にやってきた久しぶりの池では、
水面にオカヨシガモ(左)やら、アメリカヒドリの血が入った風のヒドリガモ(右)を発見。

  
まだ中途半端な羽衣のオナガガモ(左)もいました。
結構近くでパタパタしてくれるホシハジロ(右)が可愛かったりとか♪

  
岸辺ではかわいいオナガガモ(左)がのんびりしてました。
ハシビロガモ(右)もいたり、なかなかにぎやかな感じ。

  
色が薄くてちょっとアメリカヒドリ系のヒドリガモ♀(左)も発見。
んで、池縁を見ると、一面のヒシの実(右)がびっしり。こりゃすげぇや。

  
周辺を歩いていくと、ぱらぱらとイヌセンブリ(左)やら
ヤマラッキョウ(右)やらが咲いててくれて、予定調和ながらすごく嬉しくなります。

  
んで、意外にアチコチで満開状態のイヌセンブリがあってビックリ。
前回はそんなに株数なかったんだけど、咲き始めるのが遅いのね。

  
陽だまりをみると、かなりぼろぼろのイチモンジセセリ(左)やら、
ヤマトシジミ(右)やらが次々ご登場。オオキトンボも何度か登場したんですが
まったく止まらずに飛び去ってしまって、全く撮影チャンスなし…

  
そのまま海べりまで移動すると、ぱらぱらとノジギクがご登場。
やっぱりこの時期はこいつに逢いたくなるよね〜

  
ヤクシソウもあちこちに大満開に咲いていました。
本当に一面にと言いたくなる場所も多いけど、これが咲いていると晩秋だナァと思うナァ。

  
ちょっと意外だったのは、その中に混じってセンブリがあったこと。しかも大満開。
さっきのイヌセンブリに続いての出会いでなんか妙に嬉しかったりとか。

  
あたりには可愛らしいアキノキリンソウ(左)もパラパラ見つかりました。
さらに少し移動したあたりでもノジギク(右)を多数発見。

  
周辺をうろうろすると、えらく花びらが細長い株(左)やら、逆に太短くい株(右)やら
全然雰囲気の違うものが多数。これはノジギクの変異の範疇なのか
それともイエギク系の血が入った雑種なのか?などと思ってたあたりで
あっけなくタイムアップとなり、大急ぎで次の所用方面へ急ぐことに…

<1>大阪府某所

  
んで翌日は、昼前に二日酔いで起きてから、とりあえず久しぶりの干潟に移動したんですが
到着すると同時に二日酔いでしばらく沈没するという……
気合を入れて歩き始めると、大満開のナルトサワギク(左)がぱらぱらとあって、
干潟にはマツナ(右)が一面にあって、なかなかイイ感じ。

  
この場所では恒例のアツバキミガヨラン(左)も大満開だったので、
せっかくなので花のどアップ(右)も撮ってみたり。面白い造形なんやな〜

  
ちょっと意外だったのは、すぐに飛び去ったんですが、リスアカネ(左)が
いたんです。こんな干潟のふちになんでいるんだ?
と思いながら水辺を見ると、ハマサジの枯れ穂(右)が大群生。見ごたえあるな。

  
ギリギリ少しだけ花が残っている株(右)もありましたが、ビックリしたのは
まだ花芽が着いていない株(左)があったこと。今から伸びるの?

  
クコもちょっとした群落あって、妙に色濃い花(左)をたっぷりつけてました。
鮮やかな実(右)も並んでいて、これはこれでエエ感じ。

  
さて、この場所はというと恒例のカに探し、ということで石をひっくり返しますが
カクベンケイガニ(左)がごっちゃりと、クチバガイ(右)が出るばかり。

  
しつこく石をひっくり返していくと、小さくて色鮮やかなカクベンケイガニ(左)やら、
アシハラガニ(右)やらも見つかりますが、意外にカニ類が少ない感じ。

  
タカノケフサイソガニ(左)やらフタバカクガニ(右)やらもいましたが
今回も期待していたようなヤツラは全く見つからず。むむむ。

  
濃いピンクに色づいたハマアカザ(左)もありました。相変わらずいい色やん。
あとは真っ赤に色づいたノイバラ(右)もなかなかオミゴトでした。

  
更にお次は海岸沿いの公園に転戦したんですが、前回面白いと思ってたエリアが
ちょうど工事中で入れないという大惨劇が。しかもそのエリアから狙いの直翅類の声が
しているのに、ひたすら探し回ってもどっからも入れないという…
可愛いシャリンバイ(左)を見つつ、ひたすらフェンス際を歩くと、辛うじてツヅレサセコオロギ(右)
が見つかりましたが、それ意外見つからずに終幕となったのでした(T_T)

いうわけで、なんともいえぬハンパっぷりでした。
まぁ、初日は午前出勤、アレコレ後片付けしてからの2時間ちょい挑戦、
翌日はのんびり探索のはずが、なぜか同じく2時間でしたから(笑
やっぱ朝までシコタマ呑むとかやると、翌日完全に動けなくなる年頃なんですね(^^;
(ただ単にムチャしすぎただけという説もなくはないですが)
まぁ、そんなハンパすぎる挑戦でも、地元はパラパラと面白い出会いがあったし、
なぜかアカネははずしたけど、この時期ならではのノジギクと
イヌセンブリからセンブリの不思議な重ね技も面白かったし、なかなかな感じ。
大阪編は、二日酔いの干潟探索はムチャだということを再確認したし、
最後の直翅系挑戦は、まさかの工事中で全く入れないという怒涛のオチでしたが
それでも狙いのブツの声はけっこうしていたから、周辺でよさげな
環境を探せば来シーズンこそは成果を挙げられそうな感じ。
とりあえず次回は二日酔いナシの万全の体制で臨むことにしましょうかね(^_^;


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