ご近所のんびり探求〜微妙な+α付〜 19.10/22

<3>播磨地方各所  

  
さて、さらに歩き回ると、ちょっと距離がありましたが、交尾態のオオキトンボ(左)を発見。
マユタテアカネ(右)もひょっこり登場してくれたりもしました。

  
産卵活動するペアが少なくなってきたな、と思いながらふと見上げた枝上に、
オオキトンボを発見。もう休憩時間に入ったんですね。

  
続いて、キトンボも手近な位置に登場してくれたのでバシバシと撮影して、
とりあえず大満足したので、お次の場所へ移動することに。

  
んで、やってきたのは少しはなれた岩場地帯。歩き始めると、
ナツハゼの実(左)やら、大満開のヤクシソウ(右)やらが見つかります。

  
斜面のアチコチに鮮やかに咲くホソバリンドウ(左)を眺めつつ
池縁にたどり着くと、なんか不思議な花(右)を発見。これヒメジソかな?

  
んで、この場所のお楽しみはこちらのヤマジノギク。
うん、何度見てもヤナギノギクにしか見えないんだけど、おもろいナァ。

  
花のアップ(左)も撮って遊んだり。やっぱ独特な雰囲気やね。
などと思っていると、すぐ上空をのんびりとミサゴ(右)が輪を描いてくれたりも。

  
先ほどと同じ感じのヒメジソ?って花はパラパラと咲き残りが見つかりました。
期待していたオオヤマジソではなさそうだけど、これなにもん?

  
さて、トンボ方面に目を向けると、ちょっと遠かったけどコノシメトンボ(左)が
いたり、ふわりとリスアカネ(右)が飛んできたりします。

  
アオイトトンボ(左)もひょっこりとご登場、と思ったら予想外なあたりで
タイリクアカネ(右)も登場されました。エエ角度では撮れなかったんだけどね。
んでこのあと、まだ結構時間が早めだったので、思い切って北上して
湿原の直翅類狙いでもやってみようか、と思いついたので移動していったんですが、
目的地近くでまさかの大渋滞にブチはまってビックリ仰天。
こんな時期に行っても花も虫もほとんどないし、誰もいないだろうと思ってたんですが
それは『生きもの屋的な目線』であって、一般の方々は、“紅葉とススキ原”を見るために
大挙して来訪されているんですね、こりゃ想定外だったワ(@_@)

  
というわけで、やたら時間食って到着した湿原では、あちこちに
紅葉したミズオトギリがなかなかイイ感じ。これ花の時期にきたら面白いんだろうなぁ。

  
んで、花はリンドウ(左)がパラパラと咲き残っているだけでした。
んで、狙いの某コオロギらしき声もしてはいたんですが、ススキ原の中から聞こえるばかりで
人ごみでごった返す状況の中、ススキ原に分け入ることなんてできるはずもなく…
ホシササキリ(右)なんかを少し見つけただけでスゴスゴと退散したのでしたとさ(-_-;

〜おまけ〜

  
おまけは数日前、関東での所用のついでに短時間だけリベンジした某干潟から…
大雨後の増水の中歩き始めると、あちこちに大満開のウラギクがあってビックリ。

  
んで、気合を入れて葦原の中を探りますが、ゴキブリ類の幼虫がやたらと多数出るばかり。
どっちも種類がイマイチわからんのだけど、誰か教えてください〜

  
この日もカ類(左)はやたらめったらお元気で、かなり献血しちゃいました。
海側ではあちこちにハチジョウナ(右)もいい感じに咲いていたりしましたが、
今回もチビスズの声はするものの、やっぱり葦原の奥深くからばかり。
大雨で葦原が水浸しになったら表に出てきたりしないかナァと思ったんですけどね…

  
しつこく探し回っていると、ふいにノビタキ(左)がひょっこり登場したりも。
少し肌寒い中でしたが、アキアカネ(右)も見つかったりします。

  
んで、かなりしつこく探し回りましたが、クサヒバリ(左)が見つかった程度で
チビスズは今回も大空振り。う〜ん、見つけられる気がせんぞ(T.T)
ということで、あとはウラナミシジミ(右)なんか見つつトボトボと引き返したのでした…

というわけで、なんとも尻すぼみな展開でした。
最初はオオキトンボ・キトンボがテンコ盛り状態でウハウハでしたし
例年より水位が低くていろんな湿生植物楽しめたりしましたが
次の場所では期待していたほどの出会いがなくて
最後に思い切って大移動してみたらドツボという素晴らしさ(笑
こんな時期に標高高めの湿原なんてほとんどなにもいないから、当然のごとく
だれもいない中をじっくり探索しまくれるだろう、と思ってたのに
駐車場まで大渋滞が発生するくらいのすんごい人ごみでしたから、
うっかり世間様の感覚と離れちまってると、こういう時失敗しますねえ(-_-;
わざわざ時間かけて移動して、渋滞も乗り切ったけど
まったく探しようがなくて終わるというあまりにもなんつうか辛いエンディングにため息…
おまけの1日の方はもっと辛くて、大雨の中わざわざ足を伸ばしたのに
本命のチビスズは前回のトライアル同様に遠めで鳴いてる声だけ、という惨状。
どうやら直翅方面のムチャなトライはあまりいい結末につながらん
というジンクス発生中のようです。すくなくとも今年は。たはは(^^;


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